1987年、NHK大河ドラマ「独眼竜正宗」で伊達政宗を演じ、一躍脚光を浴びられた渡辺謙(わたなべ けん)さん。大病で度々休養されるも、2003年には「ラスト・サムライ」で、ハリウッドに進出。2016年には、ブロードウェイのミュージカル「王様と私」で主人公を演じ、「トニー賞」にノミネートされています。


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プロフィール!

渡辺さんは、1959年10月21日生まれ、
新潟県北魚沼郡広神村(魚沼市旧広神村)のご出身です。

身長184センチ、
体重80キロ、

胸囲99センチ、
胴回88センチ、

靴のサイズは26.5センチ、

血液型はA型、

趣味は、
乗馬、ゴルフ、料理、

特技は、
スキー、トランペット、
野球、ゴルフ、

だそうです♪

デビュー

渡辺さんは、高校卒業後の1978年、
演劇集団「円」の公演「夜叉ヶ池」を観劇して、
感銘を受け、上京されたそうで、

翌年の1979年、
同劇団の研究所に入所。

1981年には、唐十郎さん作、蜷川幸雄さん演出の舞台、
「下谷万年町物語」のオーディションを受け、
見事、主役に抜擢されると、

1982年には、
正式な劇団員に昇格。

また、「未知なる反乱」で、
テレビドラマデビューも果たされています。

さらに、1984年には、
「瀬戸内少年野球団」で、
映画デビューを果たされると、

「瀬戸内少年野球団」より。

その後、
1985年「タンポポ」
1986年「海と毒薬」
で、立て続けに準主役に抜擢。

1987年には、ついに、
NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」で、
主役の伊達政宗役を演じられたのでした。

「独眼竜政宗」より。

ちなみに、このドラマは、
高い視聴率を記録し、

渡辺さんは、一躍、
全国的に知名度を上げられています。

以降、数多くのテレビドラマに出演され、
人気俳優の地位を不動のものにされたのですが・・・

急性骨髄性白血病を発症

渡辺さんは、これからという、
1989年、主演映画「天と地と」の撮影中、
「急性骨髄性白血病」を発症。

治療に専念するため、
降板を余儀なくされたのでした。

ただ、治療は順調に進み、
1993年には治癒。

同年、NHK大河ドラマ「炎立つ」で、
主役を演じ、見事復帰を果たされたのでした。

「炎立つ」より。村田雄浩さんと渡辺さん。

再び発症

しかし、翌年の1994年には、
再び、「急性骨髄性白血病」を発症してしまいます。

ただ、再度、治療に専念され、

翌年の1995年、今度こその、
完全復帰を果たされたのでした。

「日経ウェルネス」1995年9月号より。

ハリウッドへ

その後、渡辺さんは、
「独眼竜政宗」で演じた、
伊達政宗のイメージを払拭するため、
方向性を転換。

悪役などのヒール役を、
演じられるようになっていきます。

そして、2002年、
テレビドラマの出演が忙しくなったせいか、
演劇集団「円」を退団。

翌年の2003年には、ハリウッド映画、
「ラストサムライ」に出演されると、

「第76回アカデミー賞助演男優賞」
「第61回ゴールデングローブ賞 助演男優賞」
「第30回サターン賞 助演男優賞」

にノミネートされるなど、
その演技が高く評価されたのでした。

「ラストサムライ」より。

渡辺さんは、その後も、

2005年「バットマン ビギンズ」
     「SAYURI」

2006年「硫黄島からの手紙」

「硫黄島からの手紙」より。

2009年「ダレン・シャン」
2010年「シャンハイ」
     「インセプション」

2014年「GODZILLA ゴジラ」
     「トランスフォーマー/ロストエイジ」

「GODZILLA ゴジラ」

と、ハリウッド映画に、
多数出演されています。

阪神?

そんな渡辺さんを「阪神」で、
多くの方が検索されているようです。

というのも、渡辺さんは、
大の阪神タイガースのファンで、

甲子園で、応援する姿が、
たびたび目撃されているのですが、

それだけではなく、
キャンプ視察も欠かさないのだとか!

そして、2016年、
4位とはいえ、12個も負け越した阪神に対して、

迷走しましたね。1年目で、
スタッフ、選手起用についても、
シーズン前から課題を多く感じていた。

全体を立て直さないと、
近い将来の優勝はない気がする。

4番(打者)とストッパーの補強をすべき。

と、苦言を呈しておられました。

確かに、2016年は、阪神ファンにとって、
ストレスの多い年だったでしょうね・・・

渡辺さんのようなファンのためにも、
2017年は、ぜひ、頑張ってほしいものです♪

英語がペラペラ

渡辺さんは、
英語がペラペラなのですが、

2003年、43歳の時、
ハリウッド映画「ラスト・サムライ」
への出演をきっかけに、

なんと、5ヶ月という短期間で、
英語をマスターされたのだとか!

しかも、それまでは、
まったく話せなかったというから、
驚きですね~

英語の学習方法

そして、その気になる、
マスターの方法なのですが、

渡辺さんは、演出家であり、英語教育家の、
奈良橋陽子さんに英語を教えてもらったそうで、

奈良橋さんの勉強法は、
ボディランゲージなどを使って、
楽しみながら、

「体全体を使って英語を覚えていく」

方法なのだとか。

さらに、渡辺さんは、学校で、
英語の勉強をするのはもちろん、

家に帰ってからも、夜寝るまで、
勉強されていたとのことで、
相当な努力をされていたことが分かります。

英語のインタビューも通訳なし

その甲斐あって、現在では、
英語のインタビューも、

通訳無しで、
受け答えができるというから、
すごいですね~

ちなみに、渡辺さんは、2007年、
「第79回アカデミー賞授賞式」の、
「外国語映画賞50周年」で、

フランスの女優、カトリーヌ・ドヌーブさんと、
プレゼンテーターを務められたのですが、

「第79回アカデミー賞授賞式」より。
カトリーヌ・ドヌーブさんと渡辺さん。

後に、ドヌーブさんは、
渡辺さんの英語について、

彼の英語は素晴らしいと思った。
非常に才能があって、素敵な方ですね。

と、おっしゃっていたそうです♪

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「ゴジラ」の発音は?

しかし、渡辺さんは、2014年、
ギャレス・エドワーズ監督の、
「ゴジラ」(ハリウッド映画)で、
芹沢猪四郎博士役を演じられた折には、

頑なに、日本語風に、
「ゴジラ」と発音されているのです。

(ゴジラは、英語の発音では、「ガッジーラ」

結果、ワールドプレミアで上映された時には、
この発音でファンを大いに沸かせたことから、

監督は、

「映画史に残る名場面になった」

とおっしゃっているのですが、

渡辺さんは、
このことについて、

監督からは英語の発音に近づけてほしいと言われたけど、
絶対イヤだと拒否した。

と、裏話を明かされていました。

やはり、日本人としては、
日本初の「ゴジラ」「ガッジーラ」
とは言いたくないですもんね。

でも、そんな強いこだわりを見せた渡辺さんに、
アメリカ人も共感したということで、
最高の結果になったのでした♪

さて、いかがでしたでしょうか?

2016年2月には、
早期の胃がんが発見され、
内視鏡手術を受けられた渡辺さんですが、

なんと、自宅療養後に、
ミュージカル「王様と私」に出演するため、
渡米されたというから、驚くべきバイタリティですね!

渡辺さんがアメリカで人気があるのも、
うなずけます。

これからも、お体をいたわりながら、
その魅力溢れる演技で、
私達を魅了し続けてほしいですね。

応援しています!!

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