東京藝術大学在学中、オペラを学ばれるも、その後、ミュージカル俳優に転身され、2011年「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役でデビューされた、上原理生(うえはら りお)さん。難易度の高い歌を次々と歌い上げられ、その歌唱力が高く評価されています。


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プロフィール!

上原さんは、1986年10月29日生まれ、
埼玉県のご出身です。

身長183センチ、
体重75キロ、

靴のサイズは、28センチ、

血液型はO型、

出身大学は、
東京藝術大学音楽学部声楽科、

趣味は、
読書、コーヒー淹れ、

好きな食べ物は、
油そば、砂肝、海老、日本酒、

嫌いな食べ物は、
キウイ、牡蠣(かき)、

だそうです♪

オペラで才能を発揮

上原さんは、子どもの頃から、
歌を歌うことが好きで、ロック歌手に憧れ、

高校入学後、バンドを組もうとしていたところ、
音楽の先生に勧められ、合唱部に入部。

先生に勧められるまま、高校2年生からは、
声楽の勉強を始められたそうです。

そして、高校卒業後は、
東京藝術大学に進学され、

「ドン・ジョヴァンニ」
「ジャンニ・スキッキ」
「こうもり」

などのオペラや、オペレッタ(軽歌劇)で、
舞台を踏まれると、

その一方で、ソプラノ歌手、鮫島有美子さんの、
バックコーラスとしても活躍され、
早くも、その才能を発揮。

さらに、舞台演出家の小池修一郎さんから、
その素質を認められるなど、
非常に優秀な生徒だったようで、

2009年、卒業時には、
「東京藝術大学同声会賞」と、
音楽学部を卒業する者に贈られる、
「アカンサス賞」を受賞されたのでした。

ミュージカル俳優へ転身

しかし、卒業後、上原さんは、
オペラから、ミュージカル俳優へ転身。

上原さんは、その理由について、

オペラは必ず原語なんですね…ドイツ語かイタリア語の。
そうすると、体格的なことや声帯、
もともと使っている言葉のこともあって、

相当努力しないと、
原語でオペラを歌う国の人には追いつけないんです。

そんな中、そこまでして原語で歌う必然性があるのかな…と、
僕自身が考え始めたこともあって、
ミュージカルの世界に目が行くようになりました。

と、明かされていました。

「レ・ミゼラブル」で鮮烈なデビュー

こうして、上原さんは、2011年、
ミュージカル「レ・ミゼラブル」で、
アンジョルラス役のオーディションを受けられることに。

そして、オーディションでは、
当然、アンジョルラスのナンバーを、
歌うものと思っておられたのですが、

会場に行くと、「一日の終わりに」
を歌うように言われたそうです。

それで、上原さんは、勝手に、2曲歌うものと思い込み、
肩慣らしのつもりでリラックスして歌われると、

なんと、その日の審査は、
それで終わりだと言われたそうで、

これは、絶対落ちたと落胆されたのですが、
実際は、その審査は合格だったそうで、

上原さんは、最終的に、見事、
アンジョルラスの座を射止められたのでした。

「レ・ミゼラブル」(2011年)より。

上原さんは、ご自身が演じられた、
アンジョルラスという人物について、

アンジョルラスは「ヒーロー」じゃないんです。
国家側からしたら、彼らは反逆罪を犯している訳ですし…

だから最期のシーンも大八車で搬送される形になりましたよね。
普通の学生であった彼らが、何とか民衆の力になりたいと、
立ち上がって必死に政府と戦おうとする、

でも大きな力の前では全く対抗できず倒れて行く。
その無情さがとてもリアルで胸に迫るんじゃないかな、
と思っています。

と、熱く語っておられました♪

以降、上原さんは、

2011年「ロミオ&ジュリエット」
2012年「ミス・サイゴン」
2013年「レ・ミゼラブル」

「ロミオ&ジュリエット」より。

2014年「ヴェローナの二紳士」
2015年「HEADS UP!」
2016年「1789 -バスティーユの恋人たち-」
2017年「レ・ミゼラブル」

「1789 -バスティーユの恋人たち-」より。

と、立て続けにミュージカルに出演され、

その一方で、コンサートも開催されるなど、
幅広く活動されています。

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兄はISSEY!

そんな上原さんを「兄」で、
多くの方が検索されているようです。

というのも、上原さんには、
「ISSEY」さんというお兄さんがおられ、
現代画家として活動されているそうで、

上原さんのホームページや、
ファンクラブのサイトも、
作成・運営されているとのこと。

また、上原さんのライブにおいても、
オリジナル曲や歌詞からインスピレーションを得て、
Tシャツなどのデザインを担当されているそうで、

ご兄弟そろって芸術家なんて、
素晴らしいですね!

ISSEYさん。

さて、いかがでしたでしょうか?

ロック歌手を目指されるも、
オペラ ⇒ ミュージカルと転身し、

「レ・ミゼラブル」のアンジョルラス役や、
「ミスサイゴン」のジョン役など、

高度な歌唱力が必要とされる役を、
見事、次々と射止められた上原さん。

こうなると、逆に、この圧倒的な歌声で、
ロックを歌ってほしい気も。

きっと、とてもかっこいいと思うのですが・・・
いつか、是非、実現させてほしいものです!!

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