1984年6月、「一世風靡セピア」のメンバーとして、「前略、道の上より」でCDデビューされた、春海四方(はるみ しほう)さん。「一世風靡セピア」解散後は、舞台を中心に俳優として活動されています。

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年齢は?出身は?身長は?本名は?

春海さんは、1959年3月22日生まれ、
東京都のご出身、

身長173センチ、
体重75キロ、

胸囲105センチ、
胴回86センチ、

靴のサイズは26センチ、

血液型はO型、

本名は、
増田晴彦(ますだ はるひこ)です。

「一世風靡セピア」を結成

春海さんは、1980年代前半、
男性路上パフォーマンス集団「劇男一世風靡」に所属し、

毎週日曜日に渋谷のNHK前の路上で、
寸劇やダンスをされていたそうです。

そして、1984年には、「劇男一世風靡」から、
春海さんのほか、小木茂光さん、哀川翔さん、
柳葉敏郎さん、西村香景さん、松村冬風さん、
武野功雄さん(中途退団)の7名が、

より音楽志向の強いグループ、
「一世風靡セピア」を結成。

デビューにあたり、ファンに、
欲しいものをアンケートしたところ、
ポスターの要望が多かったことから、

同年4月、シングルリリースに先立ち、
「今、我に正直に生きてみたい」で、
ポスターデビューされています。

当時、ポスターは、レコードを買うと、
無料でついてくるものだったにもかかわらず、
「一世風靡セピア」のポスターは、
即日、2万枚完売したそうで、

「一世風靡セピア」の人気の程が、
伺えますね。

「一世風靡セピア」時代の春海さん。

CDデビューで爆発的な人気に

そして、同年6月、ファーストシングル、
「前略、道の上より」でCDデビューを果たされると、
たちまち爆発的なヒットを記録。

「前略、道の上より」

また、8月にリリースされたファーストアルバム、
「道が俺達の背を押した。」も大ヒットすると、
いきなり、全国ツアー60本が決定しています。

ちなみに、新幹線で地方に移動される際には、
女の子達がすごい勢いで集まってきたそうで、
その凄まじい人気ぶりが分かりますね。

その後も、「一世風靡セピア」は、

1984年10月「道からの組曲」
1985年3月「賽を振れ!」
1985年7月「風の唄」

「道からの組曲」

1987年1月「花鳥風月」
     4月「善い酔い嘉い」
     8月「我が愛しき犯罪者たち」
    10月「夢色一つ飛び!」

「花鳥風月」

1988年3月「汚れちまった悲しみに…」
1989年1月「こっちから願い下げだぜ!~OVER THE END~」

「こっちから願い下げだぜ!~OVER THE END~」

など、次々とヒットを連発。

1987年10月には、
ニューヨークのアポロ・シアターで、

東洋人初の単独公演を敢行されるなど、
まさに一世を風靡されたのですが、

11枚目のシングル「SHIBUYA」を最後に、
1989年の7月、「一世風靡セピア」は解散しています。

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「TOU-JYUKAI-DEN-」に出演

ところで、春海さんは、
「一世風靡セピア」在籍中から、
舞台に出演されていたのですが、

解散後も、引き続き、
蜷川幸雄さんや野田秀樹さんほか、
数多くの舞台に出演。

2017年には、劇団「はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ」の舞台、
「JYUKAI-DEN-」シリーズの最終章「TOU-JYUKAI-DEN-」に、
鴉(カラス)役で出演されています。

「TOU-JYUKAI-DEN-」で鴉に扮する春海さん。

ちなみに、「はっぴぃはっぴぃどりーみんぐ」は、
2013年1月に発足したばかりのフレッシュな劇団で、

「TOU-JYUKAI-DEN-」も、主演の早乙女友貴さんはじめ、
20代の若い面々がずらり。

そんな中、春海さんは、
ベテラン俳優として脇を固められており、

舞台制作発表の際には、

今回は20数人の男だけの舞台です。
私はこういう舞台がとても好きなんです。

というのは、30年前になりますが、
「一世風靡セピア」のメンバーとして、
20代を男だけで活動してまいりました。

その時の熱い想いが、こうした若い皆さんと一緒に、
稽古することで蘇ってまいります。

血湧き肉躍る男だけのアクションエンターテインメント。
座長の早乙女くんとは、2、3回お話させてもらいましたが、
自然体で素直な方なので、彼を支えながら稽古が出来ると思っています。

それにしても、早乙女くんの殺陣はとてもスピードが速い。
あんな立ち回り見たことがないですね。
それを目の当たりに見られる。

斬られた人が、2、3歩バタバタと歩いて、
斬られたことに気づくぐらいに速いです。
それを楽しみにご覧になってください。

と、おっしゃっていました。

春海さんが、心の底から、
楽しでおられることが分かりますね♪

さて、いかがでしたでしょうか?

現在も、「一世風靡セピア」の時と変わらぬ、
熱い思いを胸に、舞台に邁進されている春海さん。

熱心なファンによると、「一世風靡セピア」時代、
メンバーで最も情に厚かったそうですが、
インタビューを聞くと、それは今も健在。

これからも、後輩を支えながら、ベテラン俳優として、
お芝居を盛り立てていってくれそうですね。

応援しています!!

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