1979年、小学4年生の時、小学生ユニット「ミルク」で歌手デビューされるも、その後はユニットが自然消滅して、一旦は芸能活動をやめられた、荻野目洋子(おぎのめ ようこ)さん。しかし、その後、1984年、15歳の時に、「未来航海-Sailing-」でソロデビューされると、当初は振るわずも、1985年11月にリリースした「ダンシング・ヒーロー」が大ヒットを記録。当時は珍しかった、ダンスのできるアイドルとして人気を博しました。


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年齢は?身長は?本名は?

荻野目さんは、1968年12月10日生まれ、
千葉県柏市のご出身です。

身長160センチ、

血液型はB型、

本名は、辻野 洋子(つじの ようこ)(旧姓:荻野目)

出身高校は、
堀越高等学校、

趣味は、
テニス観戦、イラスト、

だそうです。

姉、荻野目慶子の影響で子役

荻野目さんは、幼い頃、お姉さんの荻野目慶子さんが子役として、映画「獄門島」に出演されていたことから、それを見に撮影現場に行ったところ、市川崑監督に、

「出てみない?」

と、誘われて同映画に子役として出演。

また、慶子さんの別の仕事現場を見学に行った際には、これまた誘われて、銀行のポスターのモデルを務めるなど、
お姉さんのおこぼれ的なお仕事をされていたそうです。

小学生ユニット「ミルク」でデビューするも・・・

ただ、荻野目さんは、歌うことが好きだったため、歌手を目指されていたそうで、その後、小学校4年生の時、視聴者参加型のオーディション番組、「ちびっこ歌まねベストテン」に出場すると、見事、チャンピオンに!

それで、スカウトされ、小学生の女の子3人組のユニット「ミルク」として、1979年「ザ・あれから いちねん」でレコードデビュー。


当時の荻野目さん

翌年の1980年8月には、2枚目のシングル「リトル・キッス」をリリースされるのですが、その後、「ミルク」は自然消滅。

荻野目さんは、一旦、芸能活動を終了することになったのでした。

アニメ「みゆき」でヒロインの声に抜擢

しかし、中学生になると、キティ・フィルム製作の実写映画「ションベン・ライダー」の、オーディションを受けたことがきっかけとなり、1983年、14歳(中学3年生)の時に、同じくキティ・フィルム製作のアニメ「みゆき」の、ヒロイン若松みゆき役の声優に抜擢。

「ミルク」が自然消滅して以来、活動の場がなかった荻野目さんにとって、芸能界で再び活動するチャンスが回ってきたのでした。

「ダンシング・ヒーロー」「六本木純情派」が大ヒット!

そして、1984年4月、15歳(高校1年生)の時に、「未来航海 -Sailing-」でソロデビューされ、


未来航海 -Sailing-

1984年7月「さよならから始まる物語
    11月「ディセンバー・メモリー
1985年2月「無国籍ロマンス
     5月「恋してカリビアン
     8月「心のままに ~I’m just a lady~

と立て続けにシングルをリリースするも、どれもパッとしなかったのですが、

1985年11月リリースした、「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」が、売上30万枚を超える大ヒットを記録。


ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)

荻野目さんは、当時のアイドルとは、一線を画すダンスミュージックで、たちまち、トップアイドルの座に駆け上ったのでした。

その後、
1986年3月「フラミンゴ in パラダイス
1986年6月「Dance Beatは夜明けまで
は、売上が低迷したものの、

1986年10月にリリースした、「六本木純情派」は、売上26万枚を超えるヒットを記録し、「第20回日本有線大賞」で有線音楽賞、「’87FNS歌謡祭」では最優秀ヒット賞受賞を受賞されています。


六本木純情派

女優として

また、荻野目さんは、女優として、

1986年「早春物語」
1987年「赤ちゃんに乾杯!」
1989年「こまらせないで!」


「早春物語」より。北大路欣也さんと荻野目さん。

1990年 NHK朝の連続テレビ小説「凛凛と」
1993年「トーキョー国盗り物語」
1995年「名古屋お金物語」


「凛凛と」より。(左から)水野真紀さん、田中実さん、荻野目さん、野村宏伸さん。

などに出演されるほか、バラエティ番組やCMにも出演され、幅広く活動されているのですが、

荻野目さんは当時を振り返りつつ、現在のアイドルと自身を比較して、

当時、80年~90年代前半のアイドルは、それはそれは華やかで、衣装もデコラティブ、女の子目線でも見とれるほど、かわいいアイドルがたくさんいましたよね。

私は音楽が好きで芸能界に入ったんですが、当時、顔だけでは勝負できませんでした。そこで私は“ダンス”というスタイルを選んだんですが、それが時代にうまく迎合する形になっただけ。

それに加えて、歌番組に出ても受け答えはへたくそだし、コンサートのMCもたいしたことがない。正直、すごく不器用だったな、って。

いまのアイドルはしゃべりも歌もダンスもできて、器用ですよね。テレビを見ていると、まざまざと感じさせられて、それを見ていると「表現者はどうあるべきなのか?」という気持ちのスイッチが入って、堅物だった思いが、
良い意味で柔らかくなってきたのかな、って。

と、語っておられました。

ちなみに、荻野目さんは、その後は、大きなヒット曲には恵まれていないものの、現在も歌手活動を続けられています。

旦那は?

そんな荻野目さんの、気になるプライベートですが、荻野目さんは、2001年、元プロテニス選手で現在は解説者の、辻野隆三さんと結婚されています。

実は、お二人は、同じ堀越高等学校の同級生で、なんと、当時、交際されていたのですが、すでに荻野目さんは、「ダンシング・ヒーロー」がヒットするなど、アイドルとして活躍されていたことから、事務所に別れさせられていたようで、それが、2000年に再会されたのをきっかけに、再び交際が始まり、できちゃった婚となった模様♪

結婚当初は多忙で結婚式ができず、2016年5月に結婚式を挙げられています。


結婚式でのお二人♪

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子どもは?

ちなみに、お二人の間には、結婚された翌年の2002年に女の子、2004年にも女の子が誕生。

荻野目さんは、家事と育児に専念するため、この間、歌手活動を休止されており、2005年から活動を再開されるのですが、翌年の2006年には、3人目となる女の子が誕生しています♪

さて、いかがでしたでしょうか?

2014年、久しぶりにご自身のヒット曲、「ダンシングヒーロー」をテレビ番組で披露されると、番組出演直後、音楽配信サイトにおいて1位を記録した荻野目さん。

月間ランキングでも1位を記録し、同年には、デビュー30周年記念ライブも、開催されたということで、今後の活動も楽しみですね♪

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