勝新太郎は座頭市と兵隊やくざ!子連れ狼も制作!顔役では監督も!

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1962年「座頭市物語」や1965年「兵隊やくざ」で、その人気を不動のものにし、市川雷蔵さんとともに大映の二大看板俳優となられた勝新太郎(かつ しんたろう)さんですが、大手五社によるブロックブッキング体制&五社協定が崩れていったことにより、1967年には独立して「勝プロダクション」を設立。以降は、自ら映画制作に乗り出されています。




「兄は?身長は?若い頃は市川雷蔵と!悪名では田宮二郎と!」の続き

「座頭市」が大ヒット


1961年の映画「悪名」で、
初のヒットを飛ばした勝さんは、

翌年の1962年には、「座頭市物語」で、
「盲目でやくざ、居合抜きの名人で、博打と女好き」
という型破りのヒーローを演じられると、

当初は、配収5000万円と、
ヒットにはつながらなかったものの、

盲目のアウトローが目にも止まらぬ早さで、
つぎつぎと悪人を斬っていったかと思えば、
時折とぼけて笑いを誘う勝さんの演技が、
徐々に評判となります。

そして、
同年1962年「続・座頭市物語」
翌年1963年「新・座頭市物語」
と制作されると、

4作目の「座頭市兇状旅」(1963)では、
配収1億5000万円の爆発的ヒットを記録。

同年には、「座頭市」「悪名」で、
「キネマ旬報賞男優賞」を受賞されたのでした。


「座頭市兇状旅」より

ちなみに、「座頭市」の盲目のアウトローは、
勝さんのキャラクターに合わせて作られたそうですが、
それまでの「白塗りの二枚目」より、断然ハマリ役でしたね♪


「兵隊やくざ」


また、1965年「兵隊やくざ」では、
頭は弱いが正義感の強い無頼の兵隊、大宮貴三郎が、

軍隊という非人間的な組織の中で、
仁義というやくざの哲学を持って、
自由奔放に生きていく姿を演じられると、

これまた、勝さんのハマり役となり、
映画は大ヒットを記録。

「悪名」「座頭市物語」同様、
シリーズ化されるほどの人気を誇ります。


「兵隊やくざ」より。(左から)田村高廣さん、
滝瑛子さん、勝さん。



「勝プロダクション」設立


こうして勝さんは、市川雷蔵さんとともに、
二大看板として、大映の屋台骨を支えられたのですが、
(お二人は「カツライス」と呼ばれたそうです)

大手映画会社五社によるブロックブッキング体制&五社協定が、
崩壊したことにより、当時の映画スターが次々と独立していくと、
勝さんも、1967年に「勝プロダクション」を設立。

実は、大映の看板スターだった長谷川一夫さんや山本富士子さんが、
退社されたことなどから、大映の経営は傾き始めており、
作品も、若者向けの暴力・エロ・グロ路線に変わっていたのですが、

勝さんは、新プロダクションでは、
大映出身の監督たちとともに、

1967年「座頭市牢破り」
1968年「燃えつきた地図」
1969年「人斬り」


「燃えつきた地図」より。市原悦子さんと勝さん。

と、伝統的な時代劇を制作されたのでした。

(結局、大映は1971年に倒産しています)


「顔役」で監督デビュー


その後も、勝さんは、「勝プロダクション」で、
映画制作を続けられていたのですが、
ついに、念願だった監督業にも進出。

1971年には、製作・監督・脚本・主演すべてをこなし
撮影のほとんどを手持ちカメラで行って、
極端なクローズアップを多用した、
「顔役」を発表されています。


「顔役」より。前田吟さんと勝さん。

ちなみに、この作品は、それまでの日本映画にはない、
斬新な手法を駆使し、高い評価を受けたのですが、
いまだにソフト化されておらず、幻の傑作となっているようです。


「御用牙」「子連れ狼」なども制作


その後、勝さんは、東宝と提携して、

「座頭市」
「兵隊やくざ」
「悪名」

の3シリーズを継続されるほか、

1972年には、
コミックを映画化した「御用牙」や、


「御用牙」より

お兄さんの若山富三郎さん主演の、
「子連れ狼」をシリーズ化。


「子連れ狼」より

また、テレビ映画を中心に、

1973年~1974年「唖侍・鬼一法眼」
1974年~1975年「座頭市物語」


「唖侍・鬼一法眼」より

1975年~1976年「痛快!河内山宗俊」
1976年~1978年「新・座頭市」
1975年「さらば浪人」(制作のみ)


「さらば浪人」より。中村玉緒さんと藤田まことさん。

と、意欲的に制作活動を続けられるのですが・・・

その一方で、この頃から、
プライベートを中心にトラブルを起こすようになります。

「黒澤明の影武者出演予定だった!アヘン?息子と娘も大麻?」に続く



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