1973年に女優&アイドル歌手としてデビューすると、その愛くるしい顔立ちでたちまち人気を博すも、あまりの過密スケジュールに、芸能活動に限界を感じ始めていたという、浅田美代子(あさだ みよこ)さんですが、そんな中、フォークシンガーの吉田拓郎さんと出会ったといいます。

「浅田美代子が若い頃はいしだあゆみや小川知子にイジメられていた?」からの続き

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元夫・吉田拓郎との馴れ初めは?

浅田さんは、人気絶頂だった1977年7月、21歳の時、歌手の吉田拓郎さんと結婚しています。

浅田さんは、1974年、18歳の時、吉田さんから、楽曲「じゃあまたね」を提供されているのですが、吉田さんとは、吉田さんのラジオ番組にゲストで呼ばれたことがきっかけで知り合ったそうで、番組は吉田さんの進行で和やかに楽しく進み、

吉田さんのおかげで楽しかったな

と、思っていたそうです。


「じゃあまたね」

吉田拓郎とは芸能界での活動に限界を感じていた頃に知り合っていた

ちなみに、中学から厳格な女子校に通い、16歳で芸能界に入った浅田さんは、それまで、恋らしい恋をしたことがなく、高校を辞めて芸能界に入った後も、恋とは無縁の生活を送っており、

(当時の芸能界は今よりもずっと閉鎖的だったことや、メールやSNSなどもない時代だったため、たとえ、現場で気になる人ができたとしても、想いを伝える術がなかったのだそうです)

さらには、売れっ子のアイドルだったため、仕事が忙しく、刺激的な毎日を楽しんでいたものの、同じ年頃の友達が、放課後の帰りにカフェでお茶をしたりショッピングをするほか、男の子とデートをする姿を見て、自分には、みんなが楽しんでいることや味わっていることをが何一つ得られないのだと、言いしれぬ寂しさを感じ、また、そんなかけがえのない青春を送れないことへの不満も抱えていたそうで、「もう、限界かもしれない」と思っていた頃に、吉田さんと出会ったのだそうです。

吉田拓郎に誕生日前夜に誘われていた

すると、後日(浅田さんの誕生日前夜に)、突然、吉田さんから自宅に電話がかかってきて、

浅田さん、もうすぐ誕生日では。みんなで祝おう

と、誘われたそうで、

(その時、浅田さんは、自宅の近所に住む友達の家で遊んでいて不在で、お母さんが電話に出たそうですが、吉田さんが、堂々と「吉田です」と名乗ったことから、お母さんは、歌手の吉田拓郎さんだとは思わず、娘が仕事でお世話になっている、もっと年配の「吉田先生」なのだと勘違いし、あわてて呼びに来たのだそうです(笑))

浅田さんは指定されたお店に行ったそうですが・・・

そこには、「みんな」はおらず、吉田さん一人だったそうで、その時、ようやく、浅田さんは、まんまと騙されたことに気がついたのだそうです。

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吉田拓郎の虜になっていた

それでも、浅田さんは、閉塞感のある芸能界で厳しいマネージャーと両親の目をかいくぐるのではなく、正面から堂々とその壁を突破してきてくれた吉田さんに、

何て男らしい人なんだろう!

と、たちまち、恋心に火がつき、吉田さんの虜になっていったそうで、

浅田さんは、後に、エッセイ「ひとりじめ」で、

私よりも10歳年上の吉田さんは、いつも堂々としていて余裕があって、愛を表現することのみならず、全ての行動がストレートでエネルギッシュな人だった。そんな吉田さんは、私にとって頼もしく、一際、かっこよく感じられた。

学生時代の淡い恋をのぞけば、大人の階段を登り始めてからの初めての恋だ。恋にも青春にも飢えていた私にとって、吉田さんから得られたときめきや刺激は新鮮であり、貴重なものでもあった。

と、綴っています。

「浅田美代子は吉田拓郎とは不倫略奪婚だった!」に続く

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