落語家の桂文珍(かつら ぶんちん)さん。落語の他に、俳優や、司会などでも活躍されているので、もうおなじみですね。2014年、落語家人生45年の節目に、落語ツアー「桂文珍 独演会 JAPAN TOUR 一期一笑」を精力的に行われました。期限を区切らずに、生涯をかけて行うという企画だそうで、桂さんの勢いはまだまだ続きそうですね!


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落語家!

大学時代から落語研究会に入られ、
1969年に5代目桂文枝に入門されたそうです。

若い頃は地味な落語家でしたが、
1980年代以降は「ニューウェーブ落語」という
パフォーマンスを取り入れられ、脚光を浴びました。

文珍さんは、
新作落語、古典落語ともに演じることができ、

新作落語では、ご自分で作られた、
「老婆の休日」「ヘイ!マスター」「マニュアル時代」

古典落語では、
「愛宕山」「百年目」「胴乱の幸助」「不動坊」
「天狗裁き」「地獄八景亡者戯」「はてなの茶碗」「らくだ」

などがあるそうです。

新作落語は若い世代の方も、
聞いたことがあるのではないでしょうか。

「老婆の休日」などは、高齢化社会を皮肉ったもので、
笑ってうなずけます(^^)

島田紳助と?

そんな才能あふれる落語家の文珍さんですが、
元お笑い芸人の島田紳助さんと、
かつて不仲だったとうわさされています。

ことの発端は、30年以上前、紳助さんがまだ駆け出しの頃、
文珍さんに頭を下げて挨拶をしたにも関わらず、
文珍さんが無視したことだそうです。

その後、紳助さんは、文珍さんのことを

文珍は大阪だけのローカルスター

文珍さんは紳助さんを

紳助は要領よく金を稼いでいるだけ

とお互いに陰口を叩き合っていたのだとか!

島田さんが引退するまで、
お二人の関係は修復されなかったそうです。

まあ、文珍さんだけでなく、
紳助さんはいろんな芸能人の方と不仲だったようですが(^^;)

弟子は?

文珍さんには、
桂楽珍(らくちん)さん、桂珍念(ちんねん)さん、
桂文春(ぶんしゅん)さん、桂文五郎(ぶんごろう)さん
という、4人のお弟子さんがおられます。

簡単にこのお弟子さんたちをご紹介すると、

楽珍さんは、文珍さんの一番弟子で、
「老婆の休日」を聞かれて落語に興味を持たれ、
脱サラして、入門されたのだとか!

珍念さんは、漫才コンビ「未来世紀01・02」でも
活動されていたことがあるそうですが、
今は落語に専念されているそうです。
奥さんは、宮川大助さん、花子さんの姪っ子さんだそうです!

文春さんは、佐川急便の運転手をされていましたが、
短期間で稼げると思い、入門された、異例のお弟子さんです。

しかし、気管支喘息重積発作のため、
41歳という若さで亡くなったそうです。

その2年ほど前に、奥さんを亡くされており、
昼は落語、夜は深夜バイトをされて、
男手一つでお子さんを育てていたそうなので、
それらの心労が重なったのでは、と言われています。

お通夜の席で、文珍さんは、

弟子にしてくれと来た時、
ラメ入りのけったいなジャケット着て、
『何や、それ?』と思いましたが、
逝く時も『何や、それ?』てな・・・

とその死を悼みました。

文五郎さんは、2013年に入門されたばかり。
年齢も30歳を過ぎたばかりという、
フレッシュなお弟子さんです。

しかし、初々しさはあまりなく、堂々とされており、
とても聞きやすい落語をされるそうです。

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飛行機?

なんと、桂さんは、2012年、
円高を利用して、セナス社の飛行機を購入されたのだとか!

僕はあまのじゃくなもんで、
危機のときこそ、すごく楽しい時期だと思ってます。
株が安くて、円高還元セールをあちこちでやるといったら、
なんでも買いの時期ですよ。
円高ですから米国からモノを買わなきゃいかんと思ってね、
GM社の車を買いました。
セスナ社の新しい飛行機も買いましたわ。

と、桂さん。
豪快ですね~!

もともと、飛行機の操縦資格をお持ちのようで、
ジャイロフルーク SC 01 スピード・カナードという、
日本に1機しかない飛行機のオーナーでもあるそうです!

この飛行機で、
公演先まで操縦して行かれるのだとか!

やっぱり豪快ですね!(^^)

落語だけでなく、俳優や司会でも活躍され、
その軽快な語り口調が人気の文珍さん。

その多彩な能力で、まだまだ私達を楽しませてくれそうです。
今後の活躍も楽しみにしています!!

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