「金田一耕助シリーズ」でお馴染みの俳優、古谷一行(ふるや いっこう)さんですが、実はデビュー当初はメロドラマなどに出演される色男役での出演がほとんどだったそうです。今回は、そんな古谷さんの金田一耕助のオファーを受けた当初のことなどについてご紹介します。

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年齢は?出身は?身長は?本名は?

古谷さんは、1944年1月2日生まれ、
東京都のご出身、

身長170センチ、

血液型はA型、

学歴は、
豊島区立大塚台小学校
⇒豊島区立高田中学校
⇒東京都立板橋高等学校卒業
⇒中央大学法学部卒業

趣味は、
テニス、ゴルフ、ドライブ、

事務所は、
フロム・ファーストプロダクション、

ちなみに、本名は「古谷 一行(ふるや かずゆき)」です。

若い頃は「俳優座」からキャリアをスタート

古谷さんは、1964年、中央大学3年生の時に、劇団「俳優座」 を受験すると、見事合格し、研修生になります。

その後、1967年に、劇団「俳優座」の正式な座員に昇格すると、1969年には、映画「新選組」で俳優デビュー。

以降、数多くの舞台、映画、テレビドラマに出演されるのですが・・・

いまひとつ、パッとしませんでした。

金田一耕助でブレイク

しかし、1977年、連続ドラマ「犬神家の一族」「八つ墓村」など、横溝正史シリーズで主人公の金田一耕助役を演じると、一躍脚光を浴び、

原作者の横溝さんも、

金田一耕助を演ずる古谷は、役のイメージに一番ピッタリだ。

と、絶賛。

その後も古谷さんは、金田一耕助を演じ続けられると、1977年から2005年まで、実に全47作で金田一を演じ、代表作となったのでした。


犬神家の一族

当初は金田一耕助は無理だと思っていた

ただ、実は、初めてのオファーを受けた時、古谷さんは金田一耕助を知らず、当然、原作も読んだことがなかったそうで、出演が決まってから、初めて読まれたそうですが、

いざ、原作を読み終えると、

自分にははまらないのではないか?

と、不安になったのだそうです。

というのも、古谷さんはそれまで、メロドラマ的な男女の愛を描いた作品に出演することが多く、金田一のような自由なキャラは難しく感じたというのです。

それが、結果的には、そんな古谷さんの不安とは裏腹にシリーズは大ヒット。

古谷さんは後に、

当初「無理だな」と思っていた役者としてのコンプレックスがひっくり返り、それが代表作になったわけですから、役者として一皮むけるためのきっかけとなった、とても大切な役ですね。

と、語っておられます。

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金田一耕助に扮する古谷さん。

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2019年の「悪魔の手毬唄」では磯川警部役で出演

そんな古谷さんは、2019年には、「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」(12月21日放送)で、金田一耕助役ではなく、金田一から未解決事件の捜査を依頼される、岡山県警警部の磯川常次郎警部役で出演されているのですが(金田一耕助役は「NEWS」の加藤シゲアキさん)、


「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」より。加藤シゲアキさん(左)と古谷さん(右)。

やはり、当初は、金田一ではなく、磯川を演じることについて、戸惑ったそうで、

最初は戸惑いましたが、年を重ね、今の自分が金田一のバディである磯川警部を演じたらどうなるのか次第に興味が沸いて、ぜひやってみようかなと思いお受けしました。

と、最終的にはオファーを受けた経緯を明かしておられます。

「古谷一行のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」に続く

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