子役時代から、多くのドラマや映画に出演され、不器用でまっすぐな役柄を得意とする、俳優の内野謙太(うちの けんた)さん。「ウルトラマンメビウス」などの戦隊モノから、NHK大河ドラマにも出演されるなど、様々な役を演じておられます。


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プロフィール!

内野さんは、1985年7月5日生まれ、
埼玉県のご出身です。

星座はかに座、血液型はB型、
身長170センチ、体重は非公開です。

趣味は、音楽を聴いたり、
本を読んだりしながら寝ること。

長所は、明るい。
短所は、なかなかのネガティブ。

だそうです♪

子役!

子役出身の内野さんは、
テアトルアカデミーに所属されており、

1996年、テレビドラマ「ビーファイターカブト」の、
ヒロシ役で子役デビューされました。

童顔のせいか、
顔が全く変わっていないことに、驚きました!

代表作は?

そして、2000年前後は、
生徒役を中心に、
テレビや映画に出演されていたようです。

2002年、常盤貴子さんと窪塚洋介さんが、
主演を務められた「ロング・ラブレター~漂流教室~」で、

田代仁役を演じておられたのを、
記憶されている方も多いかもしれません。

このドラマには、
山田孝之さん、山下智久さん、市原隼人さん、
福士誠治さん、香里奈さんなど、

現在活躍中の、俳優さんやタレントさんが、
生徒役として出演されているので、

今から考えると、若手の逸材が勢揃いした、
貴重なドラマだったと言えますね。

2004年には、
NHKの朝の連ドラ「わかば」で、

村上酒蔵の三代目である、
村上浩太郎(西郷輝彦さん)の息子、
村上啓太役で、レギュラー出演され、

2005年には、
映画「男たちの大和~YAMATO~ 」で、

海軍に所属する少年兵の西哲也役で出演、
沖縄での特攻戦に向かう途中で、アメリカ軍に撃沈され、
大和と共に沈んでしまうという、悲しい役を演じられました。

ウルトラマンメビウス!

そして、2006年には、
「ウルトラマンメビウス」「CREW GUYS」の一員、
クゼ・テッペイ 役を演じ、注目を集められました。

この役柄は、気は弱いですが頭脳明晰、
という18歳の医大生で、

実直な役柄が、
内野さんにピッタリはまっていました♪

とんび!

2013年には、テレビドラマ「とんび」で、
出版社で働く、六川進之介を演じられました。

この作品は、作家の重松清さんが、
新聞に連載された小説が原作となっており、

妻を失った男が、様々な困難乗り越えながら、
息子を、男手一つで育てていくという物語で、
父の半生と、親子の絆を描いています。

NHKやTBSでドラマ化され、
いずれも、ドラマ賞を受賞されたそうです。

そして、2014年NHK-BSで放送された、
「下町ボブスレー 」では、
田村洋一役を演じておられます。

この物語は、東京の下町、大田区の町工場で、
ボブスレーのソリ制作に、
奮闘する人々の挑戦を描いており、
実話をもとに作られたそうです。

内野さんが演じられた田村は、
実家の町工場で働く、
主人公の矢島健太郎(青柳翔さん)の親友で、

規模の大きい町工場で専務として働いており、
健太郎の妹に好意を寄せるという役柄だそうです。

こうしてみると、内野さんは、
ちょっと気が弱く、人の良さそうな役が、
得意なようですね。

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花燃ゆに出演!

2015年には、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」で、
吉田松陰(伊勢谷友介さん)の肖像画を描いた、
松浦亀太郎(のちの松浦松洞)役を演じておられます。

この松浦亀太郎という人物は、
実際は、画家ではなく、魚屋さんなのだそう!

魚屋さんである亀太郎は、
知らないことを知りたいという欲求から、
松蔭の松下村塾に入塾します。

イケメンで勉強熱心な生徒が多い、
松下村塾の中でも、異色な存在とのことです。

亀太郎は松蔭の肖像画を何回も描き直したそうで、
出来上がりを見た松蔭も満足したのだとか。

内野さんは、松蔭の絵を描く亀太郎の、

「後世に残るすごいことを成し遂げる!」

という意気込みを再現することを、
意識して演じられたそうです。

後世に残るであろう、
偉大な人物の肖像画を描く・・・

写真など、まだなかった時代ですので、
その情熱は並々ならぬものがあったでしょうね。

そして、亀太郎は最後は自決するのですが、
どのようにその最期を演じるのか、

内野さんは、いろいろ考えるところがあり、
役者として楽しみだ、
とインタビューで語っておられました。

幼いころは、画家を志すほど絵が上手だった、
魚屋の息子、亀太郎ですが、

次第に、松蔭の教えに感化され、
尊王攘夷運動に参加することに。

後に、公武合体、開国派であった、
長州藩士の長井雅楽暗殺計画を企てますが、
その考えを変えるように説得されたことにより、
自ら命を断ちました。

亀太郎は、本来ならば、
平和に生きられたかもしれませんが、

その信念のために、命を捧げた人物ということで、
実直な役柄が、やはり内野さんにピッタリでした。

様々な重要な脇役を、
演じてこられた内野さん。

これからも、テレビドラマや映画で、
あちこちに内野さんを見る機会がありそうです。
これからのご活躍も期待しています!!

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