お笑い芸人の、劇団ひとり(げきだんひとり)さん。しかし、お笑いだけにとどまらず、映画監督、作家、作詞家と、様々な分野でその才能を発揮されている、マルチアーティストです。


ひとりさんが、芸能界で活動を始められたのは、
1994年と早いのですが、

メディアへの露出が多くなったのは、
2004年のバラエティ番組「めちゃ2イケてるッ!」で、
「笑わず嫌い王決定戦」に出演してからだと言われています。

それまでは、かなり長い、
下積みをされていたようです。

お笑い芸人や、俳優として、
すでに人気のひとりさんですが、

もう一つの顔である、
作家としてのひとりさんの、
作品について、調べてみました!

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小説は?

ひとりさんは、2006年、
「陰日向に咲く(かげひなたにさく)」で、
小説家としてデビューされました。

この小説は、2008年には、
100万部を突破し、ベストセラーに!

「爆笑問題」太田光さんをはじめ、
恩田陸さん、大槻ケンヂさん、山田宗樹さんなどが、
大絶賛されたそうです。

人生において、陽の当たらない暮らしを送る、
落ちこぼれの6人が、
社会復帰するまでの道のりを描いた作品で、

「道草」
「拝啓、僕のアイドル様」
「ピンボケな私」
「Over run」
「鳴き砂を歩く犬」

のそれぞれのストーリーが、
交錯しながら展開していく、
オムニバス形式をとった小説だそうです。

2008年には、映画化され、
岡田准一さんが主演を、
宮崎あおいさんがヒロインを務められました。

本が売れない時代の100万部突破、
という快挙に、ひとりさんは、

100万人の人に読んでもらえたと思うと、
うれしいような恥ずかしいような気持ちです。

古本屋さんなら100円で売っているのに、
新品を買ってくれた人たちに感謝します。

と、その喜びを語っておられました。

素晴らしい才能の開花ですね!

青天の霹靂

「陰日向に咲く」で小説家デビューされてから、
4年後の2010年には、
「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」を発表されています。

一流のマジシャンを目指す、
売れないマジシャンの晴夫は、ある日、
テレビのオーディション番組を受けることになりました。

オーディションで合格を確信した晴夫は、
華々しく活躍する自分を思い描きながら、
合否の連絡を待っていたのでした。

そんな折、一本の電話が。

希望に胸を膨らませた晴夫でしたが、
それは合格の連絡ではなく、
父親が亡くなったという警察からの電話だったのです。

父の死に呆然としていると、
青空から一筋の雷が放たれ、晴夫を直撃。

気が付くと、晴夫は40年前の浅草にタイムスリップし、
そこで、若き日の父と母に会うのでした。

そして、ひょんなことから、
父とコンビを組んで一躍人気マジシャンになるのですが・・・

と、あらすじを読んだだけでも
続きが気になりますね!

ひとりさんは、四谷にある、
お客さんが3,4人しかいないマジックバーで、
知り合いと飲んでいた時に、
この物語を思いつかれたのだそうです。

そこのショータイムで、ペーパーローズ(紙でできたバラ)を、
宙に浮かせるというマジックがあったんです。

最後燃えて本物のバラに変わるんですけど、
そのとき流れてた曲が、エルヴィス・コステロの「She」だったかな。
すっごいカッコよくて。

僕も芸人とかやってるから、
この華やかなショーと3人くらいの客っていう状況に、
悲哀も感じたんです。

そこになんか胸を打たれて、
これをいつか映画にしたいと思って原作を書きました。

と、その時のことを語っておられました。

2014年には、ひとりさんご自身が、
監督を務められ、映画化。

大泉洋さんが主演を、
柴咲コウさんがヒロインを務められました。

ひとりさんにとって、
とても思い入れのある作品のようですね。

そんな、小説家や、映画監督としても活躍する、
ひとりさんのプライベートはどうでしょう?

妻との馴れ初めは?

ひとりさんは、2009年、
タレントの大沢あかねさんと結婚されています。

初めてお二人が出会われたのは、
バラエティ番組での共演だったそうで、

番組の中で意気投合されたのかと思いきや、
お互いの第一印象は最悪だったとか!

ひとりさんが、トークの中で、

滝川クリステルさんと結婚したいですよ~

と言ったところ、

お前なんか滝川クリステルと結婚できないよ!

と誰かのツッコミが入り、

そうですかね?
僕は大沢あかねレベルですかね。

と、ひとりさんが笑いをとったそうです。

当然、大沢さんは、

だから私は彼の第一印象、
本当に最悪でした。

やっぱり、いくらバラエティ番組だからといっても
「大沢あかねレベルの女としか付き合えない」
って言われると、

ちょっと女心を傷つけられたって感じで、
まぁ最初は印象はよくなかったですね。

とおっしゃっていました。

ほんと、ひとりさんって失礼な人ですね!

しかも、驚くべきことに、
大沢さんの方が先に、
ひとりさんを好きになったというのです!

傷つけられのに、
何があったのでしょうか?
それには、こんな話がありました。

「ガレッジセール」の川田広樹さんが、
モツ鍋を食べに連れて行ってくれたところに、
偶然、ひとりさんも来られていたそうです。

会話の中でひとりさんが、

女の人とデートしてるけど、
いい人がいないんですよね~

と言うのを聞いて、大沢さんは、
ちょっと嫉妬しているご自分に気づかれたのだとか。

そこで、大沢さんから、ひとりさんに、

今度デートしませんか。

ってメールをしたそうです。

そうしたら、

いいですよ。

と返事が返ってきたことが、
始まりだったそうです♪

大沢さんは、ひとりさんの、何事にも真摯で、
どんな些細なことにも向き合ってくれるところに惹かれ、

逆に、ひとりさんは、大沢さんの、
とにかく一緒にいて楽しいところに、
惹かれたのだそうです!

結婚報告会見では、
終始幸せオーラ全開なお二人でしたので、
これからも末永くお幸せでいてほしいですね♪

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子どもは?

2010年には、ひとりさんと大沢さんの間に、
娘さんが誕生しています。

娘さんの名前は、
「千花(せんか)」ちゃんというそうで、

お誕生日である9月8日の誕生花が、
ホウセンカであることから、名付けられたのだとか。

2015年現在、5歳ということで、
カワイイ盛りでしょうね♪

さて、多才な活動の他には、
ルービックキューブがお得意、
という一面もお持ちのひとりさん。

なんと、6面を、たった42秒で、
合わせることができるのだとか!

しかし「ルービックキューブ東京大会2006」
では、予選落ちしてしまい、

「今日でルービックキューブを置きます」

と引退宣言をされています(^^;)

これからも、あっと驚く話や、
爆笑ネタ、感動できる小説など、
様々な話で、私達を楽しませてほしいですね♪

今後のご活躍も楽しみにしています!!

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