雑誌「Pretty Style」「リンネル」などのモデルで、女優としても活躍する、菊池亜希子(きくち あきこ)さん。そのほか、雑誌でイラスト付きのエッセイを執筆したりと、文筆業でもその才能を開花されています。


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プロフィール!

菊池さんは、1982年8月26日生まれ、
岐阜県大野町のご出身です。

身長173センチ、
血液型はB型、

スリーサイズは、
上から、80-59-87、

だそうです♪

建築に興味を持つ

菊池さんは、子どもの頃から、
家を建てている現場を見るのが好きで、

基礎工事を見ながら、
どんな家が建つのか想像を膨らませたり、

外でおままごとをするときは、
地面に間取り図を描くほどだったとか。

そのため、中学卒業後は、
5年間建築を専門的に学ぶことができる、
高等専門学校に進学されたのでした。

モデルへ

その一方で、子どもの頃から、
背が高いことに、
コンプレックスを抱いていた菊池さんは、

友達から、

「あなたはモデルになれる体形では」

と言われ、

「その可能性を活かしてみたい」

と、女性誌のモデル募集に、
応募されたのだそうです。

募集は既に終わっていたのですが、
プロダクションを紹介され、

菊池さんは、休日だけ上京して、
モデルの仕事を始められることに。

菊池さんは、
当時のことを振り返り、

昔からすごく雑誌が好きだったので、
雑誌の作り手側に行けるんだと思うとわくわくして。

新しく広がった自分の世界が楽しかった。
でも当時、雑誌モデルは小柄な人が多く、
結局ここでも「大きいね」と言われていました(笑)

と、語っておられました。

2足のわらじ

そして、菊池さんは、
モデルの仕事と建築の両方を続けるため、

高等専門学校卒業後は上京し、
大学の建築科の夜間コースに編入。

昼間はモデルの仕事、
夜は大学で勉強、

という、2足のわらじ生活を、
されたのでした。

ただ、建築は大好きだったものの、
職業にすることについては、
何かが違う、と感じ始め、

かといって、
モデルの仕事についても、

いろいろな服を、
着こなすことができるタイプではない、
と徐々に分かってきたこともあり、

なんとなく服を着こなしている自分に、
ストレスを感じ始めていたのだそうです。

エッセイストとして

そんな時、菊池さんに、
「雑誌のイラストエッセーの連載」
という仕事のオファーがきたそうです。

菊池さんは、そのことについて、

それはモデルの世界とは対極にあるものでした。
モデルは洋服が主役で、
そこに「私」は必要とされないけれど、
こちらは、自分の感じたことが表現できる。

飾らずに自分が出せる場があることで、
モデル活動で感じていたストレスが軽減され、
気持ちのバランスがよくなりましたね。

と、おっしゃっていました。

その後は、映像の世界へと活動の場を広げられ、
映画やテレビドラマにも出演。

演技をすることで、
初めて、自分の内面に向き合い、

さらに、他人にも、
興味を持つようになったのだそうです。

森崎書店の日々

そして、菊池さんは、
より深く自分の内面を表すことになる、
映画と出会うことに。

2010年公開の映画「森崎書店の日々」の、
主演のオファーがあったのでした。

恋人に裏切られ、
会社を辞めてひきこもっているOLが、

叔父に呼ばれ、彼が経営する、
神保町の古本屋で店番をしながら、
人と本と触れ合い、心を癒やしていく。

という物語で、菊池さんは、
初めて脚本を読んだ時、

これは私だ!と思いました。
普段は波風が立たないように生活しているのに、
気づいたらどん底まで気分が落ちている。

またそういう感情を、
人にうまく伝えられないところも、
主人公と共通してました。

と、主人公に共感されたのでした。

また、映画のクライマックスでは、
主人公が自分の心をさらけ出して、
感情を爆発させるシーンがあり、

菊池さんは、撮影の中で、
このシーンをうまく演じることができるか、
一番気がかりだったそうですが、

本番では、見事に、
主人公の心情を表すことができたそうです。

それまでは、自分の心の中に抱えていることを、
人に言う時ってどういう感じか分からなかったのですが、

本番は主人公に同化して、
感情のコントロールが利かないほどでした。

でもすごく気持ちよかった。
自分の中の見たくない部分ときちんと向き合い、
それをさらけ出すのはつらくても、

お芝居は自分の殻を破り、
思い切り自分を開放するものだと分かった。

この経験でもっとお芝居をしたいと、
ようやくスタートが切れたと思います。

と、語っておられ、

自分に似ている主人公を演じることで、
新たな自分を発見できたようです。

ちなみに、現在は、
テレビドラマや映画に出演しつつ、
エッセイの執筆も続けられているようです。

出演作品

それではここで、
菊池さんの出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

2007年「東京の嘘」「探偵同盟」
2008年「ぐるりのこと。」
2010年「森崎書店の日々」「ファの豆腐」

2012年「わが母の記」「よだかのほし」
2013年「豆大福ものがたり」
2014年「ROUTE42」「好きっていいなよ。」
2015年「深夜食堂」「グッド・ストライプス」「海のふた」

「海のふた」より。

テレビドラマでは、

2007年「Good Job~グッジョブ」第1話
     トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を
     「想像は人を支配する」
2008年「恋空」
2010年「クローン ベイビー」

2011年「遠い日のゆくえ」
2012年「スナーク狩り」「花のズボラ飯」
2014年「幼獣マメシバ 望郷篇」第2話-第3話
2015年「問題のあるレストラン」第1話、第7話-第9話
2016年「まかない荘」

「まかない荘」より。

著書

著書では、

2010年「みちくさ」
     「菊池亜希子 おしゃれのはなし。
      -ずっと変わらず好きなもの」

2011年「みちくさ2」
2012~2015年「菊池亜希子ムック マッシュ vol.1~vol.7」

雑誌の連載では、

2013年「菊池亜希子のまたたび」(宝島社『リンネル』)
2014年「おなかのおと」(文藝春秋『CREA』)
     「菊池亜希子の絵本のおはなし」(白泉社『MOE』)

と、順調に活動を続けておられます。

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結婚は?

さて、そんな菊池さんの、
気になるプライベートなのですが、

結婚されておらず、独身のようです。

過去に熱愛報道もないようで、
今はフリーの生活を、
楽しんでおられるのかもしれませんね。

ただ、菊池さんは、2014年、
映画「グッド・ストライプス」に出演され、

マンネリ状態だった彼と4年の交際の末、
できちゃった結婚するものの、
価値観や育った環境が違うことから、
揉めてばかりいる、

という主人公を演じられているのですが、

停滞前線に突入してしまった男女が、
妊娠を機に、ようやく二人としての、
スタートを切ることができるのなら、

それは「いいきっかけ」
と言えるのかもしれないな!と、

「適齢期真っ只中」女子代表として、
そんなことをぐるぐる考えながら演じました。

と、ご自身の今の境遇と、
重ね合わせながら演じられたご様子なので、

もしかしたら、菊池さん自身の、
「電撃婚&おめでた」報道もあるかも♪

今後の菊池さんの、
恋愛&結婚事情にも注目です!!

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