1985年、高校3年生の時、シングル「セプテンバー物語」で歌手デビューされると、1990年には7枚目のシングル「ジプシー」が大ヒットを記録した、児島未散(こじま みちる)さん。大人っぽい雰囲気で学園の風景を歌うアイドル歌手として注目を集めましたが、1995年に芸能界を引退されています。


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年齢は?出身は?身長は?本名は?

児島さんは、1967年4月25日生まれ、
東京都のご出身、

身長168センチ、

血液型はO型、

学歴は、
成城幼稚園
⇒成城学園初等学校
⇒成城学園中学校
⇒成城学園高校
⇒成城大学卒業

ちなみに、児島未散は本名で、

お父さんは、俳優の宝田明さん、
お母さんは、1959年度ミス・ユニバース優勝の、
児島明子さんです。(後に離婚)

若い頃は?

児島さんは、雑誌「平凡パンチ」「Momoko」で、
グラビアアイドルとして活動されると、

1985年7月、高校3年生の時には、
ひと夏の恋を振り返る女の子の気持ちを歌った、
「セプテンバー物語」で歌手デビュー。

「セプテンバー物語」

同年9月には、学園風景をイメージさせる楽曲を含む、
ファーストアルバム「Best Friend」をリリースされます。

「Best Friend」

また、同年、鶴見辰吾さんがプロデュースした、
青春映画「卒業プルーフ」で、
映画デビュー(卒業を目前に控えた大学生役)もされており、

当時の女子大生ブームを背景に、
少し大人びた、キャンパスアイドルとして売り出されたのでした。

ちなみに、「卒業プルーフ」への出演は、鶴見さんが、
「平凡パンチ」でグラビア活動されていた児島さんを、
知り合いから紹介され、とても気に入られての起用だったそうです。

「卒業プルーフ」より。右端が児島さん(当時は児島未知瑠)。

ジプシーが大ヒット

その後、児島さんは、

シングルでは、

1985年11月「プリテンド」
1987年5月「100のハートが“I love you”」


1989年8月「夢の手前で」
 (TVアニメ「昆虫物語みなしごハッチ」ED、B面もビデオOP)

1989年12月「悲しくなんて」
1990年9月「プロポーズ」

アルバムでは、

1986年9月「MICHILLE」
1989年12月「KEY OF DREAMS」


(「MICHILLE」の時に、「児島未知瑠」と改名されますが、
 「KEY OF DREAMS」で本名の「児島未散」に戻されています)

と、CDをリリースするも、
なかなかヒットとはならなかったのですが、

1990年12月にリリースした7枚目のシングル「ジプシー」が、
浅野温子さん出演のライオンシャンプーのCMに起用されると、

オリコンチャート4位を記録する、
36万枚のセールスで、自身最大となる大ヒット。

これで一躍有名になった児島さんは、
テレビ番組にも出演されるなど、
人気歌手の仲間入りを果たされたのでした。

ディスコグラフィー

ただ、その後も、

1992年1月「一歩ずつの季節」
        (「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」のED)
     10月「新しい一日のために」
        (情報番組「OH!エルくらぶ」のED)
1993年2月「恋愛映画は終わり」
     5月「めまい~Nowhere in Blue~」
     12月「Heaven~情熱に嘘をついた~」
1994年11月「そばにいられたなら」
        (ドラマ「八神くんの家庭の事情」挿入歌)
1995年11月「ひとりじゃもういられない」
        (料理番組「料理バンザイ!」のテーマソング)

と、リリースした楽曲が、再三、
テレビ番組のテーマソング等に起用されていますが、
いずれも、「ジプシー」ほどのヒットとはなっていません。

歌手活動休止~金八~芸能界引退

そして、1995年には、
ついに、歌手活動を休止。

1995~1996、1998年「3年B組金八先生」
1996年「金田一少年の事件簿」

「3年B組金八先生」より。中央が英語の先生に扮する児島さん。
左端は武田鉄矢さん。

と、テレビドラマに出演されるも、

1998年に芸能界を引退されると、
その後はアメリカに移住されたのでした。

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現在は?結婚は?

さて、その後は、2001年に、
映画「卒業プルーフ」の出演者対談VTRに出演されたのを最後に、
表舞台から遠ざかられている児島さん。

現在は、結婚されているのか、
アメリカから帰国しているかなども不明で、
完全に一般人として暮らされているようです。

かつて、児島さんは、雑誌のインタビューで、

芸能界だけの人間になるのは抵抗がある

とも、語っておられたので、

もともと、両親が芸能人であることから、
芸能活動をされていただけで、

それほど芸能界には、
執着がなかったのかもしれませんね。

裏を返せば、気が向けば、突然、また、
CDをリリースされるなど芸能界復帰もあるかも。

期待しています!!

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