1994年、「篠原涼子 with t.komuro」名義で発売したシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」が爆発的なヒットを記録し、一躍、ブレイクすると、その後は、「アンフェア」「ハケンの品格」と主演ドラマも大ヒットするなど、女優としても成功を収めた、篠原涼子(しのはら りょうこ)さんですが、今回は、そんな篠原さんのプライベートについてご紹介します。

「篠原涼子のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き

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市村正親との馴れ初めは?

篠原さんは、2005年、32歳の時、24歳年上の俳優・市村正親(いちむら まさちか)さんと結婚されています。

篠原さんと市村さんは、2001年、蜷川幸雄さんの舞台「ハムレット」での共演がきっかけで、交際し、結婚に至っているのですが、

実は、当時、篠原さんは、歌手から女優業に活動の場をシフトするも、その女優業もパッとせず、しかも、舞台もこの作品が初挑戦という状況で、戸惑っている中、市村さんが、篠原さんに「お芝居のセンスがある」と感じ、自らアドバイスを始めたそうで、

当初は、親子のような関係だった二人ですが、この舞台で恋人同士の役を演じたこともあり、やがて、その気持は、役柄同様、恋愛感情へと変わっていったのだそうです。


「ハムレット」より。市村正親さんと篠原さん。

ちなみに、篠原さんは、この舞台で、女優として大きく飛躍し、以降、数多くのドラマで主演を務めるなど、トップ女優の仲間入りを果たしているのですが、少なからず、この時の市村さんからのアドバイスが役に立ったことは間違いないでしょう。

篠原涼子の父親が結婚に反対

とはいえ、当時、市村さんは、まだ、女優・八重沢真美さんと婚姻関係にあり(すでに夫婦の関係は破綻し、別居中だったそうですが)、即、結婚という訳にはいきませんでした。

また、2003年5月には、離婚が成立し、法律的には、結婚への障害は何もなくなり、市村さんのお母さんも、篠原さんのことを気に入っていたことから、結婚間近かと思われたのですが、篠原さんのお父さんが、二人の年齢差を理由に大反対。

というのも、篠原さんはお母さんを2歳の時に交通事故で亡くしているのですが、それ以来、お父さんが男手一つで、篠原さんを含む3人の兄弟を育てられたそうで、

配偶者を早くに亡くす悲しみや、現実的な苦労を、娘には味あわせたくないと、一般的な父親以上に、娘を思う気持ちが強く、親子ほど年上の市村さんに不安を覚えていたのでした。

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篠原涼子の父親が結婚に反対した理由とは

ちなみに、「週刊女性」によると、2005年、篠原さんのお父さんは、訪ねてきた記者を出迎え、室内まで通すと、愛娘である篠原さんの活躍ぶりを、目を細めて嬉しそうに話していたそうですが、

(玄関には篠原さんのポスターが至る所に貼られていたそうです)

市村さんとの結婚が話題になると、黙り込んでしまったそうです。

ただ、長い沈黙の後、

結婚は、反対だよ

まだ時期じゃない

と、口を開くと、

挨拶に来た市村さんのことを、

男としてはしっかりした方だし、人間的にも誠実

と、認めながらも、

やっぱり市村さんの年齢がちょっとね・・・。世間から見れば“年齢の差なんて”っていうかもしれないけど、いざ自分の娘のことになるとね・・・

25歳も離れてるんだよ。あと10年もすれば、今の自分と同じくらいになっているんだよ(市村さんとお父さんは10歳違い)

今はまだふたりともアツアツだし、お互い、周りが見えてないよ。結婚して2~3年はいいかもしれないけど、先々のことを考えるとね。やっぱり、反対だな

と、語ったそうです。

それでも、最後には、

最後には認めざるを得ないでしょう

と、語ったとのことでした。

(お父さんは、自身が体調を崩して入退院を繰り返していることも明かしたそうです)

「篠原涼子が結婚に際し父親から出された2つの条件とは?」に続く

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