1980年代、アイドルとして絶大な人気を誇った、田原俊彦さんの長女である、田原可南子(たはら かなこ)さん。2011年「ミスマガジン」の準グランプリに輝かれましたが、学業に専念するため芸能活動を休止。2016年1月から女優として新たな一歩を踏み出されました。
プロフィール!
田原さんは、1994年2月14日生まれ、
東京都のご出身です。
身長は157センチ、
血液型はO型、
趣味は徒歩旅行、
特技は茶道、着付け、
ちなみに、お母さんは、
ファッション雑誌「CanCam」の元モデル、
向井田彩子さんです。
スカウトで芸能界へ
可南子さんは、
小さい頃からドラマを見るのが好きで、
お芝居に興味を持たれ、
女優に憧れていたそうです。
いつ頃かは分かりませんでしたが、
原宿でスカウトされたことをきっかけに、
芸能界に入られたそうです。
スカウトされたことを、
お父さんである田原俊彦さんに報告すると、
びっくりされていたとか。
可南子さんは、当初、
「綾乃美花(あやの みか)」という芸名で、
主にグラビアアイドルとして活動をされていたようです。
ミスマガジンで準グランプリ
そして、可南子さんは、2011年、
「ミスマガジン2011」に、
田原俊彦さんの娘であることを伏せて応募され、
見事、準グランプリに輝かれます。
当時の可南子さん(綾乃美花さん)
「ミスマガジン」は、1982年に、
「週刊少年マガジン」で開始された美少女コンテストで、
一時的に中断したものの、
1996年に「ヤングマガジン」誌上で復活。
2001年には、「週刊少年マガジン」と「ヤングマガジン」の、
共同開催となり、規模が拡大しています。
初期の頃では、
いとうまい子さん、南野陽子さん、斉藤由貴さん、
近年では、
北乃きいさん、倉科カナさん、桜庭ななみさんを、
輩出したコンテストで、
可南子さんが参加した、2011年は、
約1万5000人の応募があったそうです。
可南子さんは、このコンテストの、
最終候補15人に残られたときに、
はじめて、田原俊彦さんとの関係を、
明らかにされたそうなので、
お父さんの七光ではないということですね。
可南子さんは、
準グランプリに輝いた感想を、
もともと女優になりたいなと思ってたので、
父も応援してくれてます。(受賞には)おめでとうと言ってくれて、
喜んでくれました。
と、喜びとともに語っておられました。
しかし、当初、俊彦さんは、
娘の芸能界入りに強く反対していたと言われています。
お父さんが芸能人だからといって、
すぐ成功するようなそんなに甘い世界ではない。芸能界は甘くない。
あんまり勧めたくなかった。
と、語っておられたことがあったそうです。
娘が頑張る姿に、
俊彦さんも、応援するスタンスへと、
気持ちが変わっていかれたのでしょうね。
ソロDVDリリース
2011年9月、可南子さんは、
「ミスマガジン2011」の受賞者である、
衛藤美彩さん、秋月三佳さん、朝倉由舞さんらとともに、
「ミスマガジン」オフィシャルソロイメージDVDの、
発売イベントに出席されました。
左から、秋月三佳さん、衛藤美彩さん、
可南子さん(当時は、綾乃美花さん)、朝倉由舞さん。
グアムで撮影されたという、
このDVDの見どころについて、
可南子さんは、
全体的にかわいい系の仕上がりになっています。
一番初めの泡風呂のシーンは、
元気にはしゃいでいて私らしさが出ています。プールでかっこよくキメているシーンとの、
ギャップにも注目してください。
と、語っておられました。
初めてのグアムは、見る景色全部が楽しめたと、
おっしゃっており、
とても貴重な経験をされたようですね。
お父さんの質問封印へ
その際、可南子さんが
「完成したDVDを家族一緒に見た」
とおっしゃったことに対し、
記者が「お父さんの感想は?」と質問すると、
「綾乃美花(17)1994.2.14 水瓶座
O型 応援よろしくね!」
と書かれた、
お手製のマスクで口をふさがれました。
今は「ミスマガジン」の一員としてのお仕事ということで、
他のメンバーもおられますし、
かと言って、質問を無視するということでもなく、
可南子さんのこのリアクションには好感が持てますね!
女優として
同年10月、可南子さんは、
「もっと熱いぞ!猫ヶ谷!!」で、
女優としてテレビドラマ初出演されました。
このドラマは、
「男性はアロハシャツ、女性は水着着用」
という条例が制定されている、
日本一暑い街「猫ヶ谷」を舞台に繰り広げられる、
青春コメディーということで、
「ミスマガジン」のメンバーが登場します。
可南子さんは、役作りについて、
私の演じる役は、普段の私と正反対で、
クールで何も関心のないような子だったので、
どう演じればいいんだろうって最初思いました。
と苦労されたことを明かされていました。
可南子さんをはじめ、
「ミスマガジン」の魅力満載の、
ドラマとなっているようです。
アイドルユニットとして
その後、デジタルアーツ「i-フィルター」のCMや、
映画「悪の教典」に出演されたほか、
ボカロプロデュースによる楽曲、
「I ハートマーク(アイ ラブ)」で、
配信デビューもされています。
さらに、2012年には、
「ミスマガジン」受賞者の、秋月さん、朝倉さんとの3人で、
期間限定の新ユニット「REaaaL!(リアル)」を結成し、
ボカロPプロデュースによる新曲、
「CHANCE!」をリリースされています。
イベントでは、ファン200人の前で、
パフォーマンスを披露され、
大いに盛り上がったそうです。
可南子さんは、その感想を、
3人で楽しく踊れました。
今日は緊張してたけど、
次回は柔らかい笑顔でパフォーマンスしたい。普段から3人で仲が良いので、
合わせやすかったです。
と、仲良し3人組が、
息のあったパフォーマンスを、
成功させたことを語っておられました。
ちなみに、「ミスマガジン2011」の、
もう一人のメンバーである、衛藤さんは、
アイドルグループ「乃木坂48」に加入されたことから、
この頃すでに独自の道を歩んでおられたようです。
そんな衛藤さんから、
可南子さんは刺激を受けられていたようで、
「ドラマや映画に女優として出たい」
とご自身も、これからの活動に、
意欲を燃やしておられました。
活動休止&再開を報告
しかし、その後、表立った活動はされておらず、
事実上、活動は休止されていたようです。
そして、2015年12月17日付けのブログで、
可南子さんは、芸能活動を再開することを、
宣言されています。
それにあたり、芸名だった綾乃美花から、
本名の田原可南子に、
改名されたことを報告されています。
活動休止の理由は?
大学に進学された可南子さんは、
やはり、芸能活動と学業の両立が難しかったようで、
学業に専念されていたようです。
ご自身のブログで、
高校3年生のときにこの仕事を始めて、
大学に上がったら仕事の幅も増えて、
充実した生活を送るんだと思い描いていました。けど、いざ入学してみるとびっくり。
出欠席が厳しすぎて・・・
高校以上に大変なものでした。
仕事面ではなかなか動くことができなくて、
何度ももどかしい気持ちになりました。一緒にスタートを切った、
周りの子達が活躍しているのを見て焦ったりもしました。授業に出て単位を取らなければいけないので、
スケジュールについては周りに迷惑をかけました。もっと自由に仕事をしたいからって、
大学を辞めようか悩んだ時期もありました。
と、お仕事と学業の間で揺れ動く、
可南子さんのお気持ちが綴られていました。
しかし、せっかく入学した大学なので、
ちゃんと卒業しよう!と決意されたのだそうです。
そして、2016年3月に大学卒業の見通しが立ち、
女優業に復帰しようと決意されたのでしょうね。
さて、2016年1月24日スタートの、
テレビドラマ「MARS~ただ、君を愛してる~」
で、芸能活動を再開される可南子さん。
3年ぶり3回目のドラマ出演で、
しかも、復帰作ということで、
緊張かつ気合の入ったお仕事になったことでしょう。
また、お父さんの話題も解禁となり、
気持ちの上でも大きな余裕が感じられますので、
どんな演技をされるのか、とても楽しみですね。
今後の可南子さんに注目です!!