ジャッキー･チェンの妻との馴れ初めは？極秘結婚？現在の夫婦仲は？

「プロジェクトA」（1984年）、「ポリス・ストーリー 香港国際警察」（1985年）、「レッド・ブロンクス」（1995年）、「ラッシュアワー」（1998年）など、数々のヒット作を世に送り出すと、その活躍が評価され、2002年には、ハリウッド殿堂入りを果たした、ジャッキー・チェン（成龍）さん。

そんなジャッキー・チェンさんは、プライベートでは、台湾の女優のジョアン・リンさんと結婚しているのですが、今回は、ジャッキー・チェンさんの妻・ジョアン・リンさんとの馴れ初め、結婚に至るまでの経緯、結婚後、現在の関係についてご紹介します。

「【画像】ジャッキー･チェンの若い頃は？現在までの経歴を時系列まとめ！」からの続き

ジャッキー・チェンの妻・ジョアン・リンとの馴れ初めは？

ジャッキー・チェンさんは、1982年12月、台湾の女優のジョアン・リンさんと結婚しています。

ジャッキーチェンさんとジョアン・リンさんは、1981年、共通の知人だった台湾の俳優・チャーリー・チンさんが、台湾でみんなが集まれるようにと作った集まりの場で知り合うと、

ジャッキー・チェンさんは、ジョアン・リンさんの白いハスの花のような美しさや上品な笑い方、控えめな人柄に魅了されたそうで、ジョアン・リンさんの映画の撮影現場にしょっちゅう顔を出すなど、猛アプローチを開始したそうです。

（ジャッキー・チェンさんは、この時、映画「龍少爺（ドラゴンロード）」の撮影のため台湾を訪れていました）

当初、ジョアン・リンさんは、ジャッキー・チェンさんの猛アタックに全く反応しなかったそうですが、その後、ジャッキー・チェンさんから武術指導を受けたことがきっかけで、ジャッキー・チェンさんのユーモアのある人柄などに惹かれていき、交際に至ったのだそうです。

ジャッキー・チェンさんと妻のジョアン・リンさん。

ジャッキー・チェンとジョアン・リンの交際は歓迎されなかった

しかし、「スタントマン上がりの田舎者」であるジャッキー・チェンさんと、「清純派で国民的女優」のジョアン・リンさんとの交際は歓迎されず、すぐにゴシップの種にされてしまいます。

そんな中、日本の某メディアが二人がすでに結婚していると報じると、これにより、立て続けに二人の日本人女性ファンが自殺する事件が起き、ジャッキー・チェンさんは、このような類の根拠のないゴシップが、ジョアン・リンさんやファンの人達に悪影響を与え続けることを心配するようになったそうです。

ジャッキー・チェンは結婚前にジョアン・リンの妊娠が判明していた

このようなことから、二人の交際には暗雲が立ち込めていたのですが、やがて、ジョアン・リンさんの妊娠が判明したそうで、

ジャッキー・チェンさんは、ジョアン・リンさんから妊娠を告げられた時、気が動転し、どうしてよいかわからなかったといいます。

というのも、結婚のデマだけでファンが自殺しているのに、もし、妊娠のことが世間に知られたら、何が起こるのか想像もつかなかったからです。

（ジョアン・リンさんが妊娠したことをジャッキー・チェンさんに告げた際、ジャッキー・チェンさんが「子供が欲しい」と言ったことから、ジョアン・リンさんが、ジャッキー・チェンさんのために子供を産む決意をしたという話も）

そこで、ジャッキー・チェンさんが、親分のレナード・ホーさんにアドバイスを求めると、まず、ジョアン・リンさんをアメリカに行かせ、そこで子どもを産んでから考えたほうがいい、と言われたそうで、

ジョアン・リンさんにそのことを相談すると、（一番売れていた時期だったのですが）ジョアン・リンさんもこれに同意し、すべてのオファーを断って、アメリカに渡ったのだそうです。

ジャッキー・チェンはジョアン・リンと極秘結婚していた

ただ、ジャッキー・チェンさんは撮影の真っ最中だったため、ジョアン・リンさんに付き添うことができず、マネージャーを付き添わせたそうで、

その後も、ずっと仕事で、一度もアメリカに行くことができず、そろそろ子供が生まれるという頃、ようやく時間がとれ、ジョアン・リンさんに会いに行ったのだそうです。

すると、ジョアン・リンさんから、（子供が誕生した際には、出生届を出す必要があり）出生届けに父親の名前を書くことはできないものか、と言われたそうで、

ジャッキー・チェンさんは、「分かった」と返事をしたそうですが、どうすればいいのか分からなかったそうです。

そこで、マネージャーに聞くと、子供が生まれる前に結婚することを勧められたそうで、急遽、牧師を見つけてきて、ロサンゼルスのカフェで極秘に結婚式を挙げたのだそうです。

ジャッキー・チェンは結婚後ジョアン・リンを信用できなくなっていた

その後、ジョアン・リンさんは、無事、男の子を出産し、病室で初めて赤ん坊に対面したジャッキー・チェンさんは涙を流して喜んだそうですが…

やがて、妻・ジョアン・リンさんを信用できなくなったといいます。

というのも、ジャッキー・チェンさんは、常日頃から、周りのスタントマン仲間に、恋愛に関してひどい目に遭わされたという話を聞かされ、

（撮影から帰ってくると、お金、通帳、家具など、全部、彼女に持っていかれ、家が空っぽになっていた、家の権利がいつの間にか書き換えられていた、などといった話）

よくつるんで遊んでいた仲間たちからも、しばしば、

ジョアン・リンが妊娠したのはお前を縛（しば）りつけるために決まってんだろ、うまく謀（はか）られたに違いねえよ

と、言われていたそうで、

当初は気にしていなかったジャッキー・チェンさんも、ずっとそんな話を聞いているうちに、だんだん、自分でも、ジョアン・リンさんには何か魂胆（こんたん）があるのではないかと疑うようになっていったというのです。

そこで、ジャッキー・チェンさんは、

• 稼いだお金は、ほとんど自分で湯水の如く使う
• ジョアン・リンさんと息子を養えるだけの、毎月決まった額以外は、決して余計に渡さない
• 仮に離婚になったとしても財産を取られないようにする

など、ジョアン・リンさんに対し用心するようになっていったのだそうです。

ジャッキー・チェンと妻・ジョアン・リンの現在の夫婦仲は？

こうして、ジャッキー・チェンさんは、財産を取られないようにするためには、どうしたらいいかと、いつもそればかり考えていたそうですが、結婚して20年経った頃、ようやく、それが愚（おろ）かで卑怯（ひきょう）なことだったと気がついたといいます。

というのも、ジャッキー・チェンさんと交際していた時、売れっ子の女優だったジョアン・リンさんはすでにお金持ちで、お金目当てで自分と結婚したのではないということ、ジョアン・リンさんが一緒にいてくれたのは、本当に自分を好きでいてくれたからだということに気がついたそうで、

ジャッキー・チェンさんは、

あの頃は、どんなに愚かで、どんなに卑劣者だったんだろう。

いつでも、財産を取られないようにするためには、どうしたらいいかと、そればっかり考えていた。彼女があれだけ売れていたことを、考えもしなかった。彼女は自分でも大金持ちだったから、こっちの金に狙いを付ける必要などまるでない。

彼女がいっしょにいてくれたのは、もちろんほんとに好いてくれたからだ。ただ、当時は知らず知らずに周りの連中に影響され、そういう当たり前のことを考える頭もなかった。

と、語っています。

また、ジャッキーチェンさんは、1999年には、中国香港の女優・エレイン・ンさんと不倫関係にあったこと、エレイン・ンさんとの間に子供ができたことが明るみとなっており、この時、けじめをつけるためにも離婚を決意したそうですが、

ジョアン・リンさんは取り乱すことも責めることもせず、許してくれたそうで、そんなジョアン・リンさんの冷静で寛容な態度に心を打たれたジャッキー・チェンさんは、その後、ジョアン・リンさんを尊重するようになったそうで、今では、ジョアン・リンさんのことを、「永遠の家族」「最愛の人」と語るようになっています。

（ジャッキー・チェンさんは、エレイン・ンさんとの不倫スキャンダルが明るみとなる前でも、ジョアン・リンさんとは別に離婚してもいいと思ったり、自分に合う女性はほかにいるかもしれないと複数の女性と交際するなど、やりたい放題やっていたそうですが、どのような接し方をしても、ジョアン・リンさんの態度が変わることは一度もなかったのだそうです）

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