伸びのある高音と美しく繊細な歌声で多くのファンを魅了していた、伊勢正三(いせ しょうぞう)さんですが、かつてを知るファンからは、「声が出ていない」「声が変わった」「歌い方が変わった」と、話題になっており、喉の病気説、老化現象説ほか、様々な憶測を呼んでいます。
今回は、伊勢正三さんの声が、本当に変わったのか、また、変わったとしたら、いつ頃から変わったのか、何があったのかを調べてみました。
「伊勢正三の前妻は?再婚相手は?娘はMICHIKA(伊勢未知花)!」からの続き
伊勢正三は1993年にソロ活動再開時に歌声がガラッと変わっていた
伊勢正三さんは、1985年頃から1993年頃まで表立った活動をしていないのですが、
1993年にソロとして活動を再開した際、歌い方がガラっと変わったほか、以前の透き通るような美しい声が完全に失われてしまい、歌も下手になった(音程が外れている)と言われました。
(高音が出にくく、高音部分を歌う時は苦しそうに声を出す感じで、「22歳の別れ」は「かぐや姫」や「風」の時代よりも1音半低いキーで歌っているとのこと)
伊勢正三は休業中に喉の病気を患い声帯を手術していた?
そのため、伊勢正三さんは、休業中に喉の病気を患い、声帯を手術したのでは、と言われているのですが、伊勢正三さん本人は何もコメントしていないため、真偽は不明です。
伊勢正三は意図的に歌い方を変えていた?
ただ、熱心なファンによると、伊勢正三さんは、「風」時代の「WINDLESS BLUE」(1976年)あたりから歌声が変わってきたとも言われており、
伊勢正三さん自身が、自身の進歩を表現するために意図的に歌い方を変えているとも考えられます。
伊勢正三の声が変わったのは老化現象?
一方、「単なる老化現象」「今は地声で勝負している」などの話もあるのですが、
伊勢正三さんの声や歌い方の変化があまりにも激しいため、単なる老化現象ではないのでは・・・と考えているファンも多くいるようです。
ちなみに、私感では、実際に、「かぐや姫」時代、「風」時代、2006年、2021年と、4時代を聴き比べてみたところ、
「風」時代には、既に、声が若干こもった感じになっており、
2006年は、さらに、「風」時代に比べて確かに声は低くなっているも、病気のせいというほど不自然に声が出ていないわけではなく、それほど違和感は感じませんでしたが、
2021年に関しては、かなり声が出ておらず、ボソボソとした歌声で、ファンの人が衝撃を受けるのも理解できました。
とはいえ、病気という感じではなく、単なる高齢による自然な声の衰えではないかと思われます。
「かぐや姫」時代
「風」時代
2006年
2021年
1970年、フォークグループ「かぐや姫」でデビューすると、その後は、「なごり雪」「22才の別れ」など数々の作詞を手掛けた、伊勢正三(いせ しょうぞう)さん。 そんな伊勢正三さんは、中学2年生の誕生日にお父さんにウクレレを …