結婚後も、夫・篠田正浩監督の理解あるサポートのもと、順調にテレビドラマや映画に出演し、安定した活動を続けられていた、岩下志麻(いわした しま)さんですが、2016年、テレビドラマ「鴨川食堂」以降、表舞台から遠ざかっています。

「岩下志麻と旦那の篠田正浩監督はおしどり夫婦!その秘訣とは?」からの続き

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夫・篠田正浩の介護で女優業を休業

岩下さんは、2003年、夫の篠田正浩さんが「スパイ・ゾルゲ」を最後に、映画監督の引退を宣言されると、徐々に活動を縮小し、2016年、テレビドラマ「鴨川食堂」に出演されて以来、表舞台から姿を消しているのですが、

夫妻をよく知る映画関係者によると、

実は、今年の頭くらいに夫の篠田正浩さん(88)が体調を崩されたそうなんです。深刻な病気という訳ではないのですが、年齢的なことも考えて、現在は自宅療養中だと聞いています。

志麻さんは篠田さんをサポートするためにしばらく女優業をセーブしているそうです。

と、現在、岩下さんは、休業状態だというのです。(週刊誌「女性自身」より。)

(篠田さんは、2003年に引退後は、日本芸能史の考察に没頭されており、2019年には、「卑弥呼、衆を惑わす」を出版されています)


卑弥呼、衆を惑わす

結婚53年目にして主婦業に専念

そこで、「女性自身」の記者が、岩下さんご夫婦が、現在どのような生活を送られているのか、真相を確かめるべく、2019年5月下旬、お二人が暮らす都内の豪邸を訪れたところ、

改修工事の真っ只中だったそうで、近所の人の話によると、

あのお家はもともと岩下さんのご両親や娘さんも一緒に住んでいたため、夫婦2っきりになった今はちょっと生活しづらいのかもしれません。

高齢のご主人のことも考えて、バリアフリーの観点からリフォームを始められたみたいですね。志麻さんは自宅前でテキパキと業者に指示をしたり、花壇のお手入れをしたりと、最近もよくお見かけします。でも、ご主人の姿は全然見ていませんね……

とのこと。

また、ご夫婦の知人によると、岩下さんは、結婚53年目にして、初めて家事をされているそうで(これまで、女優業に専念するため、いっさいの家事を住み込みのハウスキーパーに任せていたため)、

今もお手伝いさんにサポートしてもらいながらではありますが、志麻さんがご主人の健康を気遣った毎日の献立を考えたり、買い物や掃除をしたりと毎日主婦業をこなしているそうです。

自宅のリフォームも志麻さんのアイディア。“少しでも夫が暮らしやすいように”と知恵を絞ることが楽しみのひとつになっているんだとか。そしていちばんは、体調がすぐれない夫のそばにいてあげたいという気持ちでしょう。今後は夫婦2人の時間を大切にしていきたいんだと思います。

とのことでした。

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女優を続けさせてくれた夫への想い

実際、岩下さんは、2003年、篠田さんが現役(映画監督)を引退された際、「女性自身」のインタビューで、

飛行機での移動は夫婦別々だったんです。だから、離婚寸前とか言われたりしたんだけど(笑)、それは、2人がいっしょに事故にあったら、子どもの面倒を見る人がいなくなってしまうという心配からだったんです。

最近、ようやく、いっしょに飛行機に乗れるようになりました。(中略)これから、やっと女優としてではなく、妻としても、彼と向かい合える時間が増えると思います。

と、おっしゃっており、

女優業を縮小しているのは、これまで女優を続けさせてくれたご主人と一緒にいたいとの感謝の思いからだったようです。

そして、記事によると、この日の昼下がり、岩下さんは、車に乗って近所の神社に向かうと、日課にされているのか、慣れた様子で拝殿へと向かい、信心深く手を合わせておられたとのことで、

「家内安全」のご利益が得られるというこの神社で、岩下は“愛する夫と長生きできますように”と祈りを捧げたのだろうか――。

と、記事は締めくくられていました。

「岩下志麻の現在は?ドクターXで米倉涼子とはメル友になっていた!」からの続き

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