俳優として、アクの強い悪役で確固たる地位を築くと、近年では、バラエティでのタレント活動や、画家としての活動など、他の分野でも才能を発揮されている、中尾彬(なかお あきら)さん。今回は、そんな中尾さんのプライベートについてご紹介します。

「中尾彬のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き

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元妻は女優の茅島成美

中尾さんは、1970年、女優の茅島成美(かやしま なるみ)さんと結婚し、男の子1人が誕生しているのですが、当時、中尾さんは、プレイボーイとして名をはせていたことからスキャンダルが多く、茅島さんが愛想をつかしたことが原因で離婚されています。

(慰謝料として、数千万円支払ったともいわれています。)

女優の池波志乃と再婚

ただ、その後、中尾さんは、1978年、35歳の時、当時、22歳だった女優の池波志乃(いけなみ しの)さんと再婚。

池波さんとは、茅島さんとの離婚話が出た1977年、映画「達磨大助事件帳」での共演で知り合われたそうで、茅島さんと離婚が成立した後、1978年に池波さんと再婚されています。

酒好きで意気投合

中尾さんは、映画「達磨大助事件帳」のロケの待ち時間に、当時、入手困難だった、銘酒「越乃寒梅」を飲んだことがあると周囲に自慢していたそうですが、

それを聞いた池波さんが、

私はいつでも越乃寒梅が飲めるお店知ってるわよ

と言って、台本の裏にそのお酒が飲める店の地図を書き、さらに自宅の電話番号も添えて中尾さんに渡したそうで、お二人は、早速、そのお店で初デート。

すると、お互いお酒好きということもあってすぐに意気投合したそうです。

池波志乃に「品定め」されていた

そして、2軒目、池波さんが、友人の芸者がいるお座敷に中尾さんを連れて行ったそうですが・・・

実は、(中尾さんは当時、プレイボーイで有名だったため)池波さんは、男を見る目のある友人の芸者に中尾さんの品定めを頼んでいたというのです。

その結果、「絶対やめなさい」と言う芸者が一人もいなかったことから、池波さんは中尾さんとの交際を決めたそうですが、次(2回目)のデートでは、早くも中尾さんからプロポーズされ、出会ってわずか3ヶ月のスピード婚となったのだそうです。

ちなみに、中尾さんは、その時のことを、

初めて四谷で一緒に飲んだ日に、彼女から誘われて、神田の明神下で芸者遊びをしたんです。気付くと、チョコチョコと志乃と芸者衆が廊下で話している。「あの男はどうなのか」と品定めされてたんですね

池波さんも、

芸者衆たちが言うには「言われてるほどチャラくないんじゃない」と(笑)。だって、当時は、「あのプレイボーイの中尾彬が」なんて週刊誌にも、さんざん書かれていたじゃないですか。おたくの雑誌(女性自身のこと)とかですよ(笑)

と、明かされています。

池波志乃の父親で落語家の10代目金原亭馬生に結婚の挨拶に行く

こうして、中尾さんは、池波さんの実家に挨拶に行くのですが、初めて行った際には、まだ、茅島成美さんと離婚が成立していなかったそうですが(茅島さんが提示した慰謝料などの条件を中尾さんが受け入れるだけの状態だったそうです)、

無事、茅島さんとの離婚が成立し、再び池波さんの実家を訪ねた際には、

志乃さんをいただきます

と、結婚の挨拶をすると、

池波さんのお父さんで、落語家の10代目金原亭馬生さんは、一瞬黙った後で、

いただきますというのは、ご飯のときだけでいいんだよ

と、噺家(はなしか)ならではの言い方で、結婚を許してくれたそうです♪

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義父の弟子たちにはすぐ離婚すると思われていた

ちなみに、お義父さんのお弟子さんたちは、この結婚が続くかどうか賭けをしようとするも、

結婚したって、もって3カ月だよ

と、誰もがすぐに離婚するだろうと思い、賭けにならなかったそうですが、

結婚後は、池波さんの手作り料理をお酒のおつまみに、二人で2時間くらい語り合いながら、夕食の時間を過ごすほか、中尾さんが外で遊ぶ時、恥をかかないようにと、池波さんが常に中尾さんの財布の中身をチェックしてお金を補充するなど、キメの細かい気配りをされているそうで、

現在も夫婦仲はとても良く、おしどり夫婦として、バラエティ番組で仲睦まじい姿を見せられています。

「中尾彬の息子は元俳優の中尾学!」に続く

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