教育熱心だった両親の猛反対を押し切り、中学では野球部に入部したという、山本浩二（やまもと こうじ）さんですが、中学卒業後の進路を考える時期、強豪・広陵高校から推薦入学の誘いを受けるも、公立の廿日市高校を受験したといいます。
「山本浩二は中学のとき両親の反対を押し切って野球部に入部していた！」からの続き
山本浩二は中学の野球部で三塁手からピッチャーに転向させられていた
教育熱心で野球部への入部に反対していた両親をなんとか説得し、中学で野球部に入部した山本さんは、当初は、三塁を守らされていたそうですが（打順は８番）、やがて投手を命じられたそうで、
中学２年生の秋の佐伯郡（現・広島市佐伯区）の大会では、投手として出場すると、見事優勝したそうです。
（勉強の成績が悪ければ野球部を辞めると両親に約束していたため、勉強と野球の両立に必死だったそうです）
山本浩二は強豪・広陵高校から推薦入学の誘いを受けるも断って公立の廿日市高校を受験していた
そんな山本さんは、中学卒業後の進路を考える時期になると、強豪・広陵高校から推薦入学の誘いを受けたそうですが、この頃、山本さんは、将来、プロに入れるとは思ってもおらず、広陵の野球部には部員が１００人以上もいてレギュラーになれるとは限らなかったことや、両親の教育方針が普通科から大学へ進学することだったため、広陵は受験せず、次兄の尚さんと同じ公立の廿日市高校を受験したそうです。
ちなみに、山本さんは、両親の手前、偏差値の高い私立の男子校・修道高校も受験したそうで、結果、不合格だったそうですが、（野球部があったかどうかも分からず）受かりたくもなかったことから、少しも悔しくなかったそうです。
山本浩二は高校1年生の夏の広島大会では準々決勝で敗退していた
さておき、山本さんは、中学卒業後は、廿日市高等学校に進学して野球部に入部すると、１年生ながら、すぐにレギュラーになったそうで、
１年生の夏の広島大会では、１回戦の広島県立上下高等学校戦で３番・一塁手でスタメン出場すると、途中から投手（２番手）としても登板し、１４対１の７回コールド勝ちに貢献。
また、続く２回戦の宮原高等学校戦では先発投手として出場すると、７対０の７回コールドで勝利、３回戦の強豪・呉港高等学校戦でも２対１で勝利し、準々決勝に進出するのですが・・・
準々決勝の広島県立呉商業高等学校戦では０対２で敗れ、準決勝進出はならなかったのでした。
（準々決勝には負けたものの、大きな自信になったそうです）
「山本浩二は廿日市高校時代は投手だった！ノーヒットノーランも！」に続く
廿日市高校時代の山本浩二さん。
