「文学座」在籍中の1968年、「お庭番」でテレビドラマデビューすると、以降、長きに渡って女優として活動を続け、1983年には、一旦、引退するものの、2000年には、復帰し、清楚でありながら妖艶な魅力で人気を博した、宇津宮雅代(うつのみや まさよ)さん。
今回は、そんな宇津宮雅代さんの若い頃から現在までの出演作品(テレビドラマ、映画)ほか経歴をご紹介します。

宇津宮雅代のプロフィール
宇津宮雅代さんは、1948年3月6日生まれ、
東京都葛飾区の出身、
身長156センチ、
血液型はA型、
学歴は、
青山学院女子短期大学中退、
ちなみに、「宇津宮雅代」は本名です。
(※「宇都宮」ではなく「宇津宮」です)
宇津宮雅代は20歳の時に「文学座」の座員として「津和野」で初舞台を踏んでいた
宇津宮雅代さんは、青山女子短期大学を中退後、文学座附属演劇研究所に8期生として入所すると、
その後、「文学座」の正式な座員となり、1968年、20歳の時、「津和野」で初舞台を踏んでいます。
宇津宮雅代は21歳の時にポーラテレビ小説「パンとあこがれ」でヒロインに抜擢され一躍脚光を浴びていた
また、宇津宮雅代さんは、同年には、「お庭番」でテレビドラマデビューも果たすと、
翌年の1969年、21歳の時には、山田太一さんが脚本を手掛けた、ポーラテレビ小説「パンとあこがれ」でヒロインに抜擢され、その凛とした清々しい演技で、一躍、脚光を浴びています。

「パンとあこがれ」より。(左から)菅原謙次さん、宇津宮雅代さん、織本順吉さん。
ちなみに、宇津宮雅代さんが新人でヒロインに抜擢されたことにより、以降、ポーラテレビ小説では、新人女優による主演がお決まりとなっていきました。
宇津宮雅代は22歳の時に「大岡越前」で大岡忠相の奥方を演じお茶の間の人気を博していた
そんな宇津宮雅代さんは、1970年、22歳の時には、時代劇「大岡越前」で、主人公・大岡忠相の奥方・雪絵役を、美しさの中にも魔性を感じさせる演技で、お茶の間の人気を博しました。

「大岡越前」より。宇津宮雅代さんと加藤剛さん。
宇津宮雅代は23歳の時にテレビドラマ「女の顔」でヒロインに抜擢されていた
また、宇津宮雅代さんは、1971年、23歳の時には、3歳でアメリカに渡り、母の死後、帰国した孤独な女性がひたむきに生きる姿を描いた、平岩弓枝さんの同名小説を原作とするテレビドラマ「女の顔」で、ヒロインに抜擢されると、
清楚でありながら芯の強い主人公を演じています。

「女の顔」より。大出俊さんと宇津宮雅代さん。
宇津宮雅代は24歳~25歳の時に市川崑監督の時代劇ドラマ「木枯し紋次郎」に出演
そして、1972年と1973年には、市川崑監督の時代劇ドラマ「木枯し紋次郎」にも出演しています。

「木枯し紋次郎」より。
宇津宮雅代は35歳の時に女優業を引退をしていた
そんな宇津宮雅代さんは、1978年には、「文学座」を退団してフリーとなると、以降、テレビドラマを中心に、数多く出演するのですが、
1983年、35歳の時には、映画「雪華葬刺し」(1982年)に出演したのを最後に、女優業を引退しています。

「雪華葬刺し」より。宇津宮雅代さんと滝田裕介さん。
宇津宮雅代は39歳の時にイギリスに移住し芸術大学でデザインなどを学んでいた
その後、宇津宮雅代さんは、1988年には、自分を見つめ直すためイギリスに移り住むと、1990年には、ウエストサリー芸術デザイン大学のガラス科に入学してコールドガラスを専攻し、その後、同大学のテクスタイル科で染色、織物、デザインの基礎を学んだそうです。
また、1995年には、ウィンチェスター芸術大学テクスタイル・ファッション科で染色、インテリア、デザインを学ぶと、並行して、イギリスに滞在している経験を生かし、芸術、教育、女性の生き方についての執筆活動をするほか、講演活動なども行っていたといいます。
宇津宮雅代の現在は?
それでも、2000年、52歳の時には、女優業に復帰すると、2時間ドラマや現代劇を中心に、年に10本のペースで出演していたのですが、
2010年以降はテレビドラマや映画に出演しておらず、メディアでの活動も確認されていないことから、芸能界から遠ざかっているようで、正式な引退発表の情報は見つかりませんでしたが、2026年現在、78歳と高齢のため、ゆっくり過ごされているのかもしれませんね。
ちなみに、2025年5月3日から3週間に渡り「京都妖怪地図」シリーズ6作品(1980年代から1990年代に制作)が再放送されると、宇津宮雅代さんの特殊メイクによる妖怪役が話題となっているのですが、

「京都妖怪地図」より。
同年5月16日にも、1979年に出演した映画「赤いさそりの美女」(江戸川乱歩の美女シリーズ)のHDリマスター版が無料放送されると、こちらも注目を集めており、宇津宮雅代さんの人気は健在です。

「赤いさそりの美女」より。天知茂さんと宇津宮雅代さん。
宇津宮雅代の出演作品(映画)
それでは、最後に、宇津宮雅代さんの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
- 1973年「放課後」
- 1975年「異邦人の河」
- 1975年「新幹線大爆破」
- 1977年「青春の門 自立篇」
- 1977年「坊っちゃん」
- 1978年「危険な関係」
- 1979年「本日ただいま誕生」
- 1982年「雪華葬刺し」
- 2006年「呉清源~極みの棋譜~」
- 2007年「怪談」
- 2008年「ノン子36歳(家事手伝い)」
- 2010年「アンダンテ~稲の旋律~」
- 2010年「遠くの空」
宇津宮雅代の出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
- 1968年「お庭番」
- 1969年「パンとあこがれ」
- 1970年「大岡越前」
- 1971年「女の顔」
- 1972年「木枯し紋次郎」
- 1973~1976年、2001年、2006年「水戸黄門」

「水戸黄門」より。 - 1975年「さやえんどう」
- 1976年「俺たちの旅」

「俺たちの旅」より。 - 1977年「この世の花」
- 1978年「判決」
- 1979年「おりん 東京開花奇談」
- 1980年「突然の明日」

突然の明日」より。 - 1981年「和宮様御留」
- 1982年「大岡越前」

「大岡越前」より。宇津宮雅代さんと加藤剛さん。 - 1983年「横溝正史の鬼火 仮面の男と湖底の女」
- 2000年「孤独な果実」
- 2001年「街の医者・神山治郎2」
- 2002年「張込み」
- 2003年「はぐれ刑事純情派」
- 2004年「大奥 第一章」
- 2005年「財務捜査官 雨宮瑠璃子」
- 2006年「時代屋の女房」

「時代屋の女房」より。宇津宮雅代さんと渡瀬恒彦さん。 - 2007年「神楽坂署生活安全課」
- 2008年「漂泊の楽人」
ほか、数多くの作品に出演しています。
予定に続く
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