若い頃は、テレビドラマで芯の強い良いお嫁さん役を演じ、長きにわたり、「お嫁さんにしたい女優NO.1」の座に輝いていた、市毛良枝(いちげ よしえ)さんですが、プライベートでは大きなトラブルがあったようです。
「市毛良枝のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き
当時弁護士だった小川敏夫と結婚&離婚
市毛さんは、1988年、38歳の時、当時、弁護士だった小川敏夫氏とお見合い結婚をしているのですが、
(小川氏は、その後、参議院議員となり、2012年には法務大臣、2019年からは参議院副議長を務めています)
1991年には、早くも離婚。
市毛さんはプライベートをほとんど明かしていないため、離婚理由は不明ですが、1989年末頃、早くも、周囲から不仲説が噂されるようになると、1990年夏頃には、正式に弁護士を立てて、離婚を前提に小川氏と話し合いを進めていたといいます。
ちなみに、婚姻中、小川氏は、ワイドショーに出演し、
妻・良枝が結婚生活で妻らしい行動をとらなかった
などと、発言していたことがあったようです。
小川敏夫氏。
「報知新聞」が離婚原因は夫の家庭内暴力(DV)と報じる
こうして離婚が成立した二人ですが・・・
離婚前の1990年12月には、「報知新聞」が、
- 「市毛良枝来春離婚」(見出し)
- 「許せない母への暴力」(中見出し)
- 「お母さんも、暴力を振るわれたそうだが。」(「市毛にきく」と題する囲み記事中)
- 「すでに別居同然になっていたふたりの間で、市毛の母親を巻き込んだトラブルが発生。この時、市毛、母親とも全治1、2週間のケガを負ったといわれる。」(記事本文中)
といった内容を報道しており、
これに対し、小川氏は、プライバシーの侵害と社会的信頼を毀損させられたことによる精神的苦痛に対する慰謝料として、1000万円の損害賠償と謝罪広告を記載するよう民事訴訟を提起し、結果、小川氏が勝訴しています。
実際のところ、一体、何があったのでしょうか。
「離婚の話し合い」が「DV(家庭内暴力)」と報道され元夫が提訴
二人の話を総合すると、
1990年10月29日、小川氏が、離婚について話し合うため、市毛さんの自宅を訪れるも(二人はすでに別居同然だった)、
市毛さんが、
きょうは話したくないから帰って
と、拒否。
しかし、小川氏が帰らなかったため、市毛さんが、
ヘンな男が家に潜んでいる 来てください
と、代々木警察署に通報。
その後、警察がやってくると、小川氏が、
夫婦のことだから
と、説明したことで、警察は帰ったそうですが、
そのやり取りの最中、小川氏が市毛さんと母親に暴力を振るいケガをさせた、と「報知新聞」が報道。
そこで、小川氏は、
あの日、彼女とトラブルが あってパトカーが来たのは事実ですよ。だけど、彼女や彼女の母に暴力を振るってケガをさせたなんて絶対にない
彼女を診察した医者が明らかな外傷はない(と語っている)
と、否定し、報知新聞を訴えたのでした。
「市毛良枝の離婚原因がDVと報じた報知新聞は元夫との裁判で敗訴していた!!」に続く