福島県出身の俳優、和田聰宏(わだ そうこう)さん。本名は「和田聡宏(わだ としひろ)」さんで、当初は本名名義で活動されていたようですが、2005年に現事務所のディグカンパニーに移籍された際、改名されたそうです。
独特の雰囲気を持っておられる、演技派俳優で、
じわじわと人気が急上昇中。
そんな、ブレイクも間近ではないかと思われる、
和田さんの話題になっていることについて調べてみました。
美容師?
和田さんは、俳優になる前は美容師をされていたという、
珍しい経歴をお持ちです。
高校卒業後に地元福島から上京され、専門学校に通われた後、
渋谷の美容院で、1年半ほど、働かれていたそうです。
その間、ずっとシャンプーしかしなかったのだとか。
「しなかった」というより、
「させてもらえなかった」が正解だと思いますが・・・
見習い期間って本当に大変ですよね。
そして、2000年、美容師として働いている間に、
雑誌で見た塚本晋也監督作品「BULLET BALLET」
のオーディションに応募され、見事合格されました。
記念すべき俳優デビュー作は、
セリフのないエキストラだったそうですが、
その現場の空気がすごく気に入られたそうで、
直感的に「これだ!」と思われたのだとか。
そしてすぐに美容院を辞められ、アルバイトをし、
劇団に所属しながら、演技の勉強を続けられたのでした。
3年間は親御さんにも内緒にされていたのだとか。
俳優になりたいという並々ならぬ、
意欲が伝わってくるエピソードですね。
東京湾景で?
2004年、和田さんは、テレビドラマ「東京湾景」で、
主演の仲間由紀恵さんの恋人役に抜擢されました!
テレビドラマに出演するのは、まったく初めての和田さんが、
突然、主人公の恋人役に抜擢されるなんてすごいですね。
ドラマの内容は、
仲間さん演じる在日韓国人女性、美緒と、
和田さん演じる日本人青年、亮介のラブストーリー。
美しい東京湾景を舞台に物語が進行していくということで、
ビジュアル的にも素敵なドラマだったことが伺えますね♪
このドラマで、和田さんが一躍有名になったのは、
言うまでもないですね。
白衣の涙に出演!
2013年には、初の昼ドラ「白衣の涙 第2部慈命」に出演。
主役の外科医、加地立平役を演じられました。
婚約者を事故で失くし、大事なものを守ることができなかった
自分の無力感に苛まれた、外科医の加地立平(和田さん)は、
医師を辞めようとしていました。
そんな時、娘の成長だけを楽しみに、
日々の生活を送っていたシングルマザーの
汐見ハナ (平山あやさん)と娘のサヤに出会います。
この親子に興味を持ち始めた立平ですが、
この二人が、婚約者の事故に関係があるのではないか
との疑惑が持ち上がり・・・
と、物語は進行していいくのですが、
和田さんは、この、一見、物静かな加地立平の中に
うずまく複雑な感情を見事に演じておられます。
「白衣の涙 第2部慈命」より。和田さんと平山さん。
この物語は「心の豊かさ」というものについても、
描かれているということで、
和田さんは、「心の豊かさ」について、
公式サイトのインタビューで
ささやかな瞬間でも、
『こういう時間って幸せだな』と感じられることが
心の豊かさや幸せってことじゃないでしょうか。
そういうことを感じられなかったら、
こんなに淋しいことはないですよ。
ただ一人だと感じる心が鈍ってしまうかもしれないので、
気持ちや想いを共有できる人がいることも大切かもしれませんね。
とおっしゃっていました。
結婚は?
それでは最後に、和田さんの
「気持ちや想いを共有できる人」はおられるのでしょうか。
調べたところ、
ベールに包まれていて全くわかりませんでした;
公にされていないだけで、
おられるかもしれませんね。
ネット上では、こんな良い俳優さんなのになぜブレイクしない?
といった声が上がっているようですが、
しっかり、地道に俳優としてのキャリアを積み上げられているので、
心配はいらないような気がします♪
これからも渋くてキラリと光る演技を見せてほしいですね。
期待しています!!