1970年、「SF超人ヘラクレス」の主演で映画デビューして以来、50年以上にわたり、数多くの映画に出演し、ヒットを飛ばしてきた、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)さん。今回は、そんなシュワルツェネッガーさんのデビューからの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「シュワルツェネッガーは当初ターミネーター(T-800)役ではなかった!」からの続き
出演作品(映画)
それではここで、シュワルツェネッガーさんのデビューからの主な出演作品をご紹介しましょう。
映画では
1970年「SF超人ヘラクレス」
1973年「ロング・グッドバイ」
1976年「ステイ・ハングリー」
1977年「鋼鉄の男」※ドキュメンタリー
1979年「サボテン・ジャック」
「Scavenger Hunt」
「鋼鉄の男」より。
1980年「愛しのジェーン・マンスフィールド」
「鋼鉄の肉体/カムバック」
1982年「コナン・ザ・グレート」
1984年「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」
「ターミネーター」
「愛しのジェーン・マンスフィールド」より。シュワルツェネッガーさんとジェーン・マンスフィールドさん。
1985年「レッドソニア」
「コマンドー」
1986年「ゴリラ」
1987年「プレデター」
「バトルランナー」
「プレデター」より。
1988年「レッドブル」
「ツインズ」
1990年「トータル・リコール」
「キンダガートン・コップ」
1991年「ターミネーター2」
「トータル・リコール」より。シュワルツェネッガーさんとシャロン・ストーンさん。
1992年「キッチン・ウォーズ/彼女の恋は五ツ星」
「Lincoln」※声優
1993年「デーヴ」
「ラスト・アクション・ヒーロー」
1994年「トゥルーライズ」
「ジュニア」
「ラスト・アクション・ヒーロー」より。
1996年「イレイザー」
「ジングル・オール・ザ・ウェイ」
「ターミネーター 2:3-D」
1997年「バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲」
1999年「エンド・オブ・デイズ」
「イレイザー」より。
2000年「シックス・デイ」
2002年「コラテラル・ダメージ」
2003年「ターミネーター3」
「ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン」
2004年「80デイズ」
「シックス・デイ」より。シュワルツェネッガーさんとサラ・ウィンターさん。
2005年「The Kid & I」
2007年「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」
2009年「ターミネーター4」
2010年「エクスペンダブルズ」
2012年「エクスペンダブルズ2」
2013年「ラストスタンド」
「大脱出」
「大脱出」より。シルベスター・スタローンさん(左)とシュワルツェネッガーさん(右)。
2014年「サボタージュ」
「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」
「マギー」
2015年「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
「マギー」より。
2017年「キリング・ガンサー」
「アフターマス」
2019年「レジェンド・オブ・ヴィー 中国游記」
「ターミネーター:ニュー・フェイト」
2020年「Superhero Kindergarten」※アニメ。声の出演。
「Kung Fury 2」
「Triplets」
「キリング・ガンサー」より。
出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
1973年「Happy Anniversary and Goodbye」
1977年「サンフランシスコ捜査線」
「The San Pedro Beach Bums」
1990年「ハリウッド・ナイトメア」
2003年「Liberty’s Kids: Est.1776」
「Happy Anniversary and Goodbye」より。
2015年「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」
2019年「Chad Goes Deep」
「Chad Goes Deep」より。シュワルツェネッガーさん(左)とチャド・クルーガーさん(右)。
ほか、数多くの作品に出演されています。
「エクスペンダブルズ」でシルベスター・スタローンと共演
ところで、シュワルツェネッガーさんは、1980年代に一世を風靡した肉体派アクションスターが勢揃いする映画「エクスペンダブルズ」(2010)で、監督・脚本・主演を務めるシルベスター・スタローンさんから直々に出演オファーがあったそうで、
当時、シュワルツェネッガーさんは、カリフォルニア州知事だったことから、職務に影響がないことを条件に快諾。
スタローンさん演じるバーニー・ロス役の元・ライバル、トレンチ役で、CIA担当官(ブルース・ウィルスさん)からの依頼を「自殺行為だ」と断って立ち去る、カメオ出演(ほんの数分間の出演)されています。
(スタローンさんとは、1980年代、同じ肉体派アクション俳優として人気を二分していたことから、お互い、強烈なライバル意識を燃やし、嫌い合っていたそうですが、20年の時の流れの中で、共に栄光と挫折を味わい、現在は大の親友となられています)
「エクスペンダブルズ」より。
(当初、シュワルツェネッガーさんは、「カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツェネッガー」本人役を演じると報じられていたのですが、実際には、前述のように変更されています)
「エクスペンタブルズ4」を降板
そして、続編の2012年「エクスペンダブルズ2」、2014年「エクスペンダブルズ3」では、トレンチ役で、スタローンさんと本格的に共演するのですが、
「エクスペンダブルズ2」より。シュワルツェネッガーさん(左)とシルベスター・スタローンさん(右)。
2017年、「エクスペンダブルズ4」では、スタローンさんが、監督や脚本の選定、作品の質に関わる問題などで、制作会社の「ヌー・イメージ/ミレニアムフィルムズ」と意見が合わず、降板すると、
シュワルツェネッガーさんも、「Entertainment Weekly」のインタビューで、
スライ(スタローンさんの愛称))なしの『エクスペンダブルズ』など、あり得ない。彼なしには絶対に出演しない
と、コメント。
そして、
俺が思うに、(脚本にスタローンさんも関わっていた)第1作目と続編はすこぶる良かった。でも、3本目となると、俺の役はあまり練られていなかった。
それに映画の展開の中で、あまり、しっくりとくる出番でもなかったと、少なくとも俺は感心しなかった。まぁ、人によって見方は違うのだろうけど、俺の存在感があったなどと、俺には到底思えないんだ。
でも、俺は「エクスペンダブルズ」シリーズが心底から好きなんだよ。とても、スペクタクルなシリーズだと思う。スライ(スタローンさん)は自分が挑みたいと思ってる良いアイディアを持っているんだ。
だから、もしも、俺の出番をもっと練り上げて、本当に上出来のシナリオを仕上げてくれたなら、俺は出演するし、そうでなければ、もう出演はしない。
と、自身が演じるトレンチ役の描かれ方が変わらなければ、出演しないと断言。
その後、製作は遅れに遅れ、2021年6月時点では、2021年秋に撮影開始予定で、スタローンさんが復帰(主演)する見込みというだけで、他のキャストは不明で、シュワルツェネッガーさんが出演するかも分かっていません。
「シュワルツェネッガーはカリフォルニア州知事を2期7年も死刑批判も!」に続く