1984年、映画「ターミネーター」で一世を風靡し、映画スターの座を不動のものにすると、2003年には、カリフォルニア州知事にも当選した、アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょう。今回は、そんなシュワルツェネッガーさんのプライベートをご紹介します。
「シュワルツェネッガーはカリフォルニア州知事を2期7年も死刑批判も!」からの続き
妻はジョン・F・ケネディ元大統領の姪マリア・シュライヴァー
シュワルツェネッガーさんは、1986年、ジョン・F・ケネディ元大統領の姪でCBS記者だった、マリア・シュライヴァーさんと結婚されています。
お二人は、1977年、ケネディ家主宰のテニス大会で知り合ったそうですが、シュワルツェネッガーさんは、この日、テニスウェアだけを持って飛行機に飛び乗り、ケネディ家の別荘に乗り込んだそうで、マリアさんは、そんなシュワルツェネッガーさんのぶっ飛んだところが気に入ったのか、9年の交際の末、結婚に至っています。
結婚披露宴でのシュワルツェネッガーさんとマリアさん。
ちなみに、マリアさんのお兄さんによると、シュワルツェネッガーさんは、初対面で、マリアさんのお母さんのユーニスさんに、
娘さん、イイ体してますね
と、言っていたそうで、やはり、ぶっ飛んでいます。
妻マリアの人脈のお陰でカリフォルニア州知事再選?
さておき、結婚後は、4人の子どもが誕生し、夫婦仲も良好だったようで、シュワルツェネッガーさんがカリフォルニア州知事に立候補した当初こそ、マリアさんは、ケネディ一族についてまわるスキャンダルを嫌い、出馬に消極的だったほか、出馬表明後も表舞台に立つことはなかったのですが、
選挙中盤にシュワルツェネッガーさんの女性スキャンダルが噴出し、「女性蔑視」との声が高まると、
女性として今の私の地位(当時、マリアさんはNBCのテレビキャスターとして活動されていました)は、夫のサポートなしにはあり得なかった
と、マリアさんが表舞台に登場し、シュワルツェネッガーさんを強力にバックアップ。
また、シュワルツェネッガーさんが州知事1期目の時、スタンリー・ウィリアムズ死刑囚の恩赦請求を拒否したことや、非公式の場で共和党のヒスパニック系女性議員に対し差別的な発言を行ったことなどで(記者会見で謝罪されています)民主党主導の議会や労働組合と対立しながら、2006年11月に再選を果たしたのも、マリアさん(ケネディ家)の人脈の力が大きかったようです。
2期目の知事就任式より。シュワルツェネッガーさんとマリアさん。
妻マリアとの別居理由は隠し子
しかし、2011年5月9日には、そんなお二人が、突然、別居を発表。
熟慮と議論、祈りを重ねたうえで、この結論に達しました
と、連名で声明を発表すると、
別居の理由は、「2人の今後の関係について検討するため」としていたのですが・・・
5月18日には、シュワルツェネッガーさんが、「ロサンゼルス・タイムズ」誌に対し、20年もの間、シュワルツェネッガーさん宅で家政婦を務めた女性との間に、10年以上前に子ども(隠し子)をもうけたことを、マリアさんに打ち明けたことが、破局の理由だったとし、
知事を辞めたあと、10年前に起きた出来事を妻に話した。わたしに対する家族や友人の怒りや失望感は理解できるし、甘んじて受ける。言い訳のしようはなく、みんなを傷つけてしまった責任はすべて自分にある。
マリアには謝罪し、家族と子どもたちにも謝った。本当にすまないと思っている。困難な時なので、メディアには妻と子どもたちのプライバシーを重視してくるようお願いしたい。わたしは世間から注目され、批判される立場にあるが、家族はそうではない
と、コメント。
マリアさんも、
とてもつらく胸がかきむしられます
母親として、子供たちのことが心配です。子供たちと私が立ち直るまで、プライバシーを尊重していただけるようお願いします。その日が来るまで、コメントは出しません
との声明を発表したのでした。
「シュワルツェネッガーの隠し子の母親は20年来の家政婦だった!」に続く
仲睦まじい頃のシュワルツェネッガーさんとマリアさん。