1992年、「元祖!大食い王決定戦」でMCに抜擢されると、以降、22年間という長きにわたり、名物司会者として活躍するほか、コメディアン、パントマイマー、俳優ほか幅広い分野で活動している、中村ゆうじ(なかむら ゆうじ)さん。今回は、そんな中村さんの生い立ちについてご紹介します。
年齢は?出身は?身長は?本名は?
中村さんは、1956年7月8日生まれ、
福岡県小倉市(現・福岡県北九州市小倉北区)の出身、
身長172センチ、
血液型はO型、
学歴は、
福岡県立小倉南高等学校卒業、
趣味・特技は、
読書(年間100冊以上)、男の手料理、健康オタク、パントマイム、和太鼓、着付け、武術(空手、ボクシング、 少林寺、キックボクシング)
ちなみに、中村さんの本名は、「中村有志(読み方同じ)」で、もともと、「中村ゆうじ」名義で活動していたのですが、1992年には、本名の「中村有志」に改名。さらに、2013年には、また、「中村ゆうじ」に戻しています。
母親は妊娠中に中絶しようとしていた
中村さんは、北九州市小倉の商店街で靴店を営むお父さんのもと、6人兄弟(兄3人、姉2人)の末っ子として誕生しているのですが、
実は、お父さんが56歳、お母さんが44歳の時の子供で、お母さんは、中村さんを妊娠していることが分かった時、恥ずかしく、中絶しようとしていたのだとか。
ただ、それを直前に知ったお父さんから、産んでほしいと強く言われ、中絶を思いとどまったそうで、中村さんは、お父さんの死後、初めてこの話をお母さんから聞いたそうですが、ショックを受けつつも、お父さんに感謝したそうです。
(お父さんは、中村さんが高校1年生の時、「胃ガン」で他界されたそうです)
父親は怒ると怖かった
さておき、中村さんは、毎日が大晦日のように賑わう商店街で、共同体のような暮らしの中、お父さんから、「とにかく人様に迷惑をかけるな」と言われて育ったそうです。
また、中村さんのお父さんは、靴を売って6人の子どもを懸命に育てる、真面目な人だったそうですが、怒った時はとても怖く、
中村さんが小学校低学年の時のあるクリスマスの夜、お姉さんがケーキを買って、彼氏と前触れなく帰宅すると、お父さんは烈火のごとく怒り、家中のものを壊してしまったそうで、せっかくお姉さんが買ってきてくれたケーキもぐちゃぐちゃに・・・
貧しい暮らしで、なかなかケーキを食べることが出来なかった中村さんは、泣きながら、その、ぐちゃぐちゃになったケーキを食べたのだそうです。
小学生の時からアルバイトをしていた
そこで、中村さんは、(お兄さんたちが両親からお小遣いをせびり、怒られている姿を何度も見ていたこともあり)自分のお小遣いくらいは自分で稼ごうと、小学生の時から、商店街で、野菜の配達、露店の組み立てなどをして働いていたそうですが、
後に、お母さんからは、
生真面目なところがお父さんそっくり。手がかからず勝手に大きくなった
と、言われたそうです。
「中村ゆうじは中学時代に演劇の楽しさに目覚めていた!」に続く