マスコミから追いかけ回されるのが嫌でリトルリーグを辞めた、長嶋一茂(ながしま かずしげ)さんは、その後、親友の杉浦夏樹さんらと、「JWS」というグループを結成し、冒険に熱中したそうです。

「長嶋一茂は親友からは特別扱いせずに接してもらっていた!」からの続き

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野球を辞めた後は親友の杉浦夏樹たちと「JWS」を結成し冒険に熱中していた

一茂さんがリトルリーグ(野球)を辞め、周囲がその話題で持ち切りになる中でも、杉浦夏樹さんら親友は、その話題には触れず、普通に接してくれたそうですが、

(マスコミに追いかけ回され、不安定になっていた一茂さんの心に平安を取り戻してくれたのは、杉浦さんたち親友だったそうです)

やがて、一茂さんは、杉浦さんたちと「JWS」というグループを作り、そのグループで冒険に熱中したそうで、

(Jは日本一周、Wは世界一周、Sは宇宙一周を意味し、いつか宇宙一周を目指すくらいの心意気で冒険しようという、子供らしい発想で名付けたそうです)

一茂さんも杉浦さんも、小学生とは思えないような大きな身体をしていたため、体力にものを言わせ、大人顔負けの冒険をするようになったそうです。

夜中にサイクリングで競走していた

例えば、恒例のサイクリングでは、夜中に田園調布を出発して秋川渓谷や江ノ島を往復したそうですが、全速力かつ信号無視で自転車を走らせ、田園調布-横浜間を40分で走りきったこともあったそうです。

(無意識のうちに張り合い、途中で休むに休めなかったそうで、「そろそろ休もう」と先に言い出した方が負けだったそうです)

そんな一茂さんたちは、お腹が空くと、千円札を握りしめ、みんなで焼肉やステーキの食べ放題の店を荒らしに出かけるのが決まり事のようになっていたそうで、ある店では、一茂さん一人で、肉と野菜の皿を60皿余り平らげたこともあったそうです。

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中学生になっても野球を再開する気にはなれなかった

こうして、リトルリーグを辞めた後は、マスコミに追いかけられることなく、のびのびと育ち、中学生の頃には、いつ野球を再開しても、基礎体力の面では充分すぎるほどになったそうですが・・・

(中学3年生の時には、身長は180センチに迫る勢いで、靴のサイズは28センチ、握力は80キロを超えていたそうです)

まだ、野球を再開する気にはなれなかったそうです。

「長嶋一茂は長嶋茂雄を解任した巨人軍への復讐心から野球を再開していた!」に続く

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