右斜め45度からの右足シュートを得意とし、その正確さが世界トップレベルだったことから、日本サッカー史上最高のストライカーと称されている、釜本邦茂(かまもと くにしげ)さん。
そんな釜本邦茂さんのプライベートはどのようなものだったのでしょうか。
今回は、釜本邦茂さんの妻、子供、孫のほか、咽頭ガンでの闘病についてご紹介します。
「釜本邦茂の若い頃が凄い!現役時代から現在までの経歴を時系列まとめ!」からの続き
釜本邦茂の妻は?
釜本邦茂さんの奥さんは修子さんと言うそうですが、釜本邦茂さんはプライベートをあまり明かしていないことから、修子さんとの馴れ初め、結婚に至った経緯、結婚した年月日については不明です。
ただ、釜本邦茂さんは、
妻なしでは生活できない
と、語っており、
結婚後は、家のことは奥さんに任せきりだったようで、家のどこに何があるのか全く分からず、食事の準備もできず、
釜本邦茂さんが家庭でできることは、奥さんより先に起き、植木に水をやって、新聞を取ること、水割りの氷をグラスに入れることぐらいなのだそうです(笑)
釜本邦茂の妻・修子は社交的
また、釜本邦茂さんの奥さんは、家庭を切り盛りしていただけではなく、社交的な人だったそうで、
サッカーでは強気で攻めるも、人見知りがひどく、人の輪の中になかなか入っていけなかったという釜本邦茂さんは、随分、サポートしてもらったのだそうです。
釜本邦茂は妻・修子に感謝している
釜本邦茂さんは、そんな奥さんとは、一緒に人生を楽しんできたと思っているそうですが、奥さんはというと、釜本邦茂さんのガンバ大阪での監督時代には、心労が絶えず、なかなか大変だったようで、
釜本邦茂さんは、
妻の修子には感謝しかない
と、語っています。
釜本邦茂の子供は?孫は少なくとも2人
釜本邦茂さんの子供については、一切情報がなく、不明ですが、
釜本邦茂さんは、2016年、日本経済新聞の「私の履歴書」で、
そんな(自分たち)夫婦の今の楽しみは気の置けない友人たちとの他愛のない会話。そして梓(あずさ)と望(のぞみ)、二人の孫の成長だ。
と、綴っていることから、
釜本邦茂さんには、少なくとも、梓(あずさ)さんと望(のぞみ)さんという孫が2人いるようです。
釜本邦茂は咽頭ガンで闘病していた
釜本邦茂さんは、2014年春先、70歳になったばかりの頃、咽頭ガンを患っていたといいます。
ある日のこと、孫娘から、
ジイジの声、何だかおかしいんとちゃう?いつもと違うよ
と、言われたそうですが、
釜本邦茂さんは、寒い時期にサッカー教室をやっていて、大きな声を出していたため、かすれているだけだろうと考え、取り合わなかったそうです。
ただ、それから1ヶ月後、孫娘にまた同じことを言われ、この時、釜本邦茂さんは、確かに、声はかすれたままで、しかも、細く、不明瞭な物の言い方しかできなくなっていることに気付いたそうで、
大阪市内の病院を受診すると、「口腔白板症」との診断され、医師に、
咽喉のポリープを取り除きましょう
と、言われたことから、手術をすることに。
そして、無事、手術が終わると、摘出した部位を見せてもらいながら、釜本邦茂さんは、ほっとし、
これで一件落着ですな
と、言ったそうですが、
医師には、
1年後にはポリープがまた出てきますよ。
釜本さん、どうしましょうか?
と、言われたそうで、
その後、
釜本邦茂さん:どうしましょうって先生……これからどうしたらエエんですか?
医師:それでは放射線、当てましょうか?
釜本邦茂さん:放射線って……もしかしてがんなんですか?
医師:はい、がんですよ
と、あっさり「ガン」だと言われたそうで、
2014年9月から、咽頭ガンの放射線治療を始めたのだそうです。
その後、経過は不明ですが、釜本邦茂さんは、2024年5月現在、毎日1時間の散歩と鉄アレイの筋トレをするなど、健康維持に務めているとのことで、無事に回復したようです。
旭日中綬章受賞記念祝賀会での釜本邦茂さん。(右隣は妻の修子さん、両端は孫娘の梓さんと望さん)
1967年に日本サッカーリーグでプロデビューすると、以降、通算202得点(歴代1位)、通算79アシスト(歴代1位)、得点王7回、アシスト王3回、年間優秀11人賞14回、日本年間最優秀選手賞7回受賞(歴代1位)と様々な記録 …