1970年代、それまで前例のなかった大規模な”大脱出”シリーズで一世を風靡すると、その後も、日本マジック界のパイオニアとして活躍し、”天才魔術師””日本の脱出王”などと称された、初代・引田天功(ひきた てんこう)さん。

そんな引田天功さんは、プライベートでは、2度の結婚と1度の離婚をしています。

今回は、そんな引田天功さんの、最初の妻との馴れ初め、再婚相手、子供(娘)についてご紹介します。

引田天功

「【画像】引田天功(初代)の若い頃は?デビューからの経歴を時系列まとめ!」からの続き

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引田天功の最初の妻は小桜京子

引田天功さんは、まだ無名時代に、師匠の松旭斎天洋さんの紹介で、喜劇女優の小桜京子さんと知り合うと、1964年、小桜京子さんと結婚したそうで、

小桜京子さんは、

何とか(引田天功さんが)有名になるために一肌脱ぎたいなと思いまして…

と、明かしています。

ただ、1970年には離婚。

離婚に至った経緯など詳しいことは不明ですが、小桜京子さんは、1991年に、自伝「パパのいない誕生日」を出版しており、その中で、引田天功さんとの運命的な出会い、別れ、引田天功さんの死去について、綴っていることから、離婚は、引田天功さんからの申し出だったのかもしれません。

小桜京子「パパのいない誕生日」

ちなみに、小桜京子さんのプロフィールを簡単にご紹介すると、小桜京子さんは、3歳の時に喜劇俳優の柳家金語楼さんの養女となり、1948年、「金語楼劇団」で子役として舞台デビューすると、

柳家金語楼さん主演のコメディードラマ「おトラさん」シリーズのお豆さん役で、一躍、人気を博し、以降、数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演していたのですが、2023年6月15日、90歳の時に他界されています。

引田天功の再婚相手は?

その後、引田天功さんは、再婚していたようですが、引田天功さんは、プライベートをほとんど明かしていないため、再婚相手とは、どのように知り合い、いつ頃から交際して、どのような経緯で結婚に至ったか不明です。

引田天功の娘(長女)は声優の引田有美

引田天功さんには、娘が二人いるそうで、一人(長女)は、小桜京子さんとの間に1965年6月2日に誕生した、声優の引田有美(旧芸名は小桜有美)さんです。

引田有美

引田有美さんは、1978年12月1日、13歳の時に、本名の稲葉有美で歌手デビューしているのですが、その後、声優に転身し、アニメ「サクラ大戦」の紅のミロク役、「ペンギン物語」のマリーナ役などの声を務めています。

引田天功の娘(次女)は元「少女隊」のトモこと引田智子

もう一人の娘(次女)は、再婚相手との間に1972年11月3日に誕生した、引田智子(ひきた ともこ)さんで、

1980年代には、アイドルグループ「少女隊」のトモとして活動し、1989年に「少女隊」解散後は、タレント、声優として活動していたそうですが、1999年には結婚し、芸能界を引退。

現在は、化粧品販売会社「ソシエテ・ル レーブ」の社長を務めているそうです。

引田智子
「少女隊」のトモとして活動していた頃の引田智子さん。

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二代目引田天功(プリンセス天功)は初代引田天功の娘ではない

ちなみに、引田天功さんの二代目を襲名したプリンセス天功さんは、引田天功さんの娘ではなく、全くの赤の他人です。

(引田天功さんの事務所の社長とプリンセス天功さんのお母さんが従兄弟同士という関係)

お読みいただきありがとうございました

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