1984年、「お笑いスター誕生!!」で、初登場ながら優勝に輝いた、お笑いコンビ「コント山口君と竹田君」こと、山口弘和(やまぐち ひろかず)さんと、竹田高利(たけだ たかとし)さん。コントで実績を積まれ、その後、数々の演芸賞を受賞されています。


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プロフィール!

それでは、
メンバーのお二人をご紹介しましょう。

山口君

山口さんは、1956年11月23日生まれ、
埼玉県のご出身。

身長162センチ、
体重70キロ、

胸囲94センチ、
胴回82センチ、

靴のサイズは25.5センチ、

血液型はA型、

学歴は、
立正大学中退、

趣味は、サッカー、

特技は、卓球、

竹田君

竹田さんは、1957年1月22日生まれ、
東京都のご出身。

身長167センチ、
体重74キロ、

胸囲94センチ、
胴回87センチ、

靴のサイズは25.5センチ、

血液型はA型、

趣味は、
ウォーキング、低い山登り、

特技は、汗、

だそうです♪

「コント山口君と竹田君」を結成

お二人は、もともと、新宿のストリップ劇場で、
集団によるコントをされていたのですが、

他の人がどんどん辞めていき、最後に残った二人だけで、
1982年、お笑いコンビ「コント山口君と竹田君」
を結成されると、翌年の1983年にデビュー。

1984年には、お笑いオーディション番組、
「お笑いスター誕生!!」に、初出場ながら、
いきなり、2回戦、準決勝と100点満点を達成。

そのまま優勝を果たされ、
お二人は瞬く間に注目を集められたのでした。

おじゃまします

以降、数多くのバラエティ番組に出演され、
人気者になると、

1985年には、お昼の番組、
「おじゃまします」のメイン司会者に抜擢!

この番組は、「笑っていいとも!」
を打倒するために放送されたようですが、

視聴率が2%と悪く、放送開始から、
たったの1ヶ月半で打ち切られるという、
憂き目に合うのでした。

その後、お二人が、具体的に、
どのような活動をされていたのかは、
分かりませんでしたが、

演芸番組を中心に出演されていたようで、

1985年には、
「ゴールデンアロー新人賞」
「日本放送演芸大賞最優秀賞ホープ賞」

1986年と1987年には、
「花王名人大賞」を受賞されるなど、
輝かしい実績を残されたのでした。

お二人の本領が発揮されるのは、
バラエティではなく、やはり、
コンビ名のとおり、コントだったのでしょうね。

以降、お二人はピンでも活動を開始。
俳優、レポーターなどをされているようです。

弟子は「くりぃむしちゅー」

そんなお二人を「弟子」で、
多くの方が検索されているようです。

というのも、お二人は、
今や、テレビでは見ない日はないほど引っ張りだこの、
お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の、
有田哲平さんと上田晋也さんの師匠だったというのです。

1991年、当時、山口さんが、
代表を務められていたプロダクションに、
芸人志望だった上田さんと有田さんが訪ねてきたそうで、

山口さんは、学生と芸人の両立が難しいことを、
二人に伝え、考える時間を与えると、

上田さんはあっさり大学を辞め、
有田さんも、家庭の事情から大学を辞め、
お二人は、芸人の世界に飛び込まれたのでした。

付き人

その後、約1年間、上田さんと有田さんは、
山口さんらの付き人として生活することになり、

山口さんは、まず、頭の回転が早く気が利く上田さんを、
それとは正反対の竹田さんに割り振ったそうですが、

稽古中、山口さんが竹田さんに、
単純なダメ出しを何度もすると、

上田さんは、

「こんなこともできないのかよ」

という表情で竹田さんを見ていたそうで、

ついに、上田さんは、
山口さんにはっきりと、

「竹田さんみたいなコメディアンにはなりたくない」

と、発言されたのだとか。

それでも、竹田さんは、

「上田の尊大な態度は、芸を磨くため」

と、理解され、
特に注意されなかったのだそうです。

しかし、ある時、一度だけ、
竹田さんは上田さんに注意したことがあったといいます。

それは、大河ドラマで共演された、
渡辺謙さんと飲みに行ったときのこと、

上田さんが、途中から、
断りもなくタバコを吸い始めたそうで、

竹田さんが上田さんをやんわりたしなめると、
上田さんはすぐに理解されたとのことでした。

一方で、有田さんにも、
同じようなエピソードがありました。

バラエティ番組で、
同世代の若手芸人がしゃべっていると、
意地でも笑わなかった有田さんに、

山口さんが、

演者がつまらなそうな顔をしていたら、
視聴者も絶対に楽しめないよ。

と、アドバイスすると、
有田さんはすぐにその態度を改めたそうです。

上田さんも有田さんも、芸に関しては、
持論を曲げることはありませんでしたが、

それ以外は、とても素直に、
師匠の意見に耳を傾けていたとのことでした。

くりぃむしちゅー(当時は海砂利水魚)

そして、山口さんらは、
芸人の付き人によくあるような、
雑用や身の回りの世話は一切させず、

そんな時間があったら、
芸人としての感性を磨いて欲しい、
という親心から、

アルバイトに奔走されないように、
最低限生活できるお給料も出しておられたそうで、

山口さんはそのことについて、

僕らがしてやれたのはそのくらいのことですよ。

落語のような伝承芸と違って、
コントや漫才は、古い感性を押しつけても、
お客さんや視聴者にはウケませんから。

彼らは、あくまでも、
自力で今のポジションを確立したんですよ。

と、語っておられました。

「くりぃむしちゅー」のお二人は、
本当に良い師匠に恵まれて、ラッキーでしたね♪

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現在は?

さて、そんなお二人の、
現在はというと・・・

山口さんは、
三木プロダクションの運営する、
タレント声優養成所の校長。

竹田さんは、
レポーターや俳優として、

2008年「ママの神様」
2010年「まっつぐ~鎌倉河岸捕物控~」
などに出演されており、

基本的には、それぞれ、
ピンで活動されているようですが、

2010年には、コンビとして、
「デビュー25周年+2年」ライブ公演、
を開催されるなど、お二人のコントも健在。

60歳を回ったお二人ですが、
お体には十分に気をつけて、
これからも、頑張ってほしいですね。

応援しています!!

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