「ひよっこ」(2017)、「おんな城主 直虎」(2017)、「義母と娘のブルース」(2018)など、話題のドラマに続々と出演し、「第2の高橋一生」とも呼ばれている、井之脇海（いのわき かい）さん。そんな井之脇さんの、子役になったきっかけ、得意なピアノについて、「午後の紅茶」のＣＭについて、上白石萌歌さんや菅田将暉さんとの関係について調べてみました。
子役になったきっかけは？
井之脇さんは、９歳の時に劇団「ひまわり」に入団し、子役として活動を開始されているのですが、そもそも、なぜ、劇団に入ろうと思ったのかというと・・・
井上さんには、生まれてからずっと一緒で、お姉ちゃん的存在だった「花ちゃん」という愛犬がいたのですが、井上さんが９歳の時、花ちゃんが病気になってしまい、さらに、同時期にお母さんも病気になってしまったそうです。
そのため、花ちゃんからもお母さんからもかまってもらえず、寂しさを募らせ、さらに、家のお葬式のような重い空気に耐えきれず、ある日、初めてお母さんに暴言を吐いてしまったというのです。
すると、お母さんが、
ごめんね。今、あなたは何がしたいの？
と向き合い直してくれたそうで、
テレビに出れば、また、お母さんに注目してもらえると考えた井之脇さんは、
テレビに出たい
と言い、児童劇団のオーディションを受けさせてもらいます。
そして、劇団に通ううち、テレビに出ることよりも、お芝居そのものが楽しくなってきて、本格的に俳優を目指すこととなったのでした。
ピアノが得意？
井之脇さんは、２００８年、１２歳の時、映画「トウキョウソナタ」で、ピアノの天才少年役を演じられているのですが、ラストシーンでドビュッシーの「月の光」を演奏する姿が話題となりました。
実は、井之脇さんは、幼稚園の時にピアノを習っていて、「ピアノが弾ける男の子」という条件でオーディションを受けて見事合格されているのですが、役柄は、「ピアノの天才」。
さすがに、「ピアノの天才」ではない井之脇さんは戸惑ってしまったそうですが、それでも、劇中、実際にピアノを弾かれたピアニストの高尾奏之介さんの音に演技を合わせるため、１ヶ月もの間、猛特訓をしたそうで、
その甲斐あって、高尾さんに、
僕が「月の光」の音をCDにとり、それに（井之脇）海君が弾いているように合わせるんですが、本当に弾いているようで、よく合わせたなぁ～と、とても感心しています。
と、「ピアノを弾く演技」を絶賛されています。
「午後の紅茶」CMで上白石萌歌と
そんな井之脇さんですが、上白石萌歌さんと、２０１８年テレビドラマ「義母と娘のブルース」で共演されているのですが、上白石さんとは、２０１６年から「午後の紅茶」のＣＭでも共演。
「午後の紅茶」のＣＭで、お二人は、遠距離恋愛をする高校生のカップルを演じていて、２０１８年１２月５日からは、シリーズ４作目「あったかいって、あたためたいだ。１８冬」篇が全国で放送されています。
とある田舎の駅のホームにたたずむ上白石さんが、遠距離恋愛中の恋人、井之脇さんとの高校生活の思い出を回想しながら、歌を歌っていると、やってきた電車が止まり、井之脇さんが降りてきて、一緒に帰っていく・・・という心温まる内容です。
「午後の紅茶」CMのロケ地は南阿蘇鉄道「見晴台（みはらしだい）駅」
このＣＭのロケ地となったのは、熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字両併というところにある、南阿蘇鉄道の「見晴台（みはらしだい）駅」という小さな無人駅です。
南阿蘇鉄道「見晴台駅」
ちなみに、南阿蘇鉄道は観光トロッコ列車で有名なのだそうですが、熊本地震で大きな被害を受けてしまい、現在は、以前よりも少ない本数で運行しているそうです。
菅田将暉と？
井之脇さんは、菅田将暉さんと、映画では、「帝一の國」「あゝ、荒野」、テレビドラマでは、NHK大河ドラマ「直虎」で共演されているのですが、
「直虎」撮影初日に、菅田さんから焼き肉に誘ってもらったことがきっかけで、仲良くなったそうで、
井之脇さんは、須田さんについて、
僕も菅田くんも結構ストイックにいろいろ考えてから現場に行くタイプ。でもリハで初めて芝居を合わせたときに、違和感を持つことももちろんあるんです。そのときに「ここはこうしない？」ってちゃんとコミュニケーションがとり合える。
距離感も遠すぎず近すぎず、それでいて信頼関係がある。無我夢中でお互い学びながらやっていけるいい関係性です。
と、語っておられました。
菅田さんとはとても良い関係を築いておられることが伝わってきますね。
「直虎」より。井之脇さんと菅田将暉さん。
さて、いかがでしたでしょうか。
井之脇さんの、
- 子役になったきっかけ
- ピアノが得意
- 午後の紅茶のcmで上白石萌歌と？
- 菅田将暉と？
について、まとめてみました。
井之脇さんがこれからどんな俳優になっていくのか、とても楽しみですね。
