数々のヒット曲を出し、演歌歌手として大成功を収めた、北島三郎（きたじま さぶろう）さんですが、馬主としても強運を発揮。大成功を収められています。
「北島三郎の次女が弟子の北山たけしと結婚も離婚危機？」からの続き
馬
北島さんは、実は、１９６３年から馬主となっており、「JRA（日本中央競馬会）」の馬主としても有名です。
当時の所属事務所の社長と知り合いだった、演歌歌手の春日八郎さんから紹介されたことがきっかけで、馬主となられたそうで、初めて所有した馬は、長男の名前をとって「リュウ」と名付けられたそうですが、
その後も、馬を所有し、２０１５年には、所有馬「キタサンブラック」が、「菊花賞」「天皇賞」「ジャパンカップ」「有馬記念」などG1レースを７勝するなど、輝かしい成績を残し、２０１６年と２０１７年には、２年連続で年度代表馬に選出。
「JRA」によると、その収得総賞金は１８億７６８４万３０００円で、これは、２０１９年１月時点では、「JRA」歴代２位なのだそうです。（ボーナスを含まないランキングでは1位）
北島さんとキタサンブラック。
種馬でも莫大な収入？
そんな「キタサンブラック」も２０１７年には引退しているのですが、種牡馬（しゅぼば=種馬）入りに際し、総額１３億５０００万円（1口2250万×60口）という破格のシンジケートが組まれたそうで、
北島さん（法人馬主名：大野商事）が何口保有しているかは明らかにされていないものの、５００万円という種付け料で、すでに２００頭近い種付け希望が集まっているとのことなので、
もし、「キタサンブラック」が種牡馬として成功すれば、北島さんには、凄い額の収入が継続的に見込め、ますます、お金持ちになりそうです♪
（ただ、北島さんの馬主人生は、これまで、決して、順調満帆だった訳ではなく、所有馬が初めて「JRA」の重賞レースに勝ったのは、馬主になってから４０年も後のことだったそうです（2001年、ニュージーランドトロフィーを制した「キタサンチャンネル」））
「キタサンブラック」の後継者？を競り落とす
ところで、２０１８年、５月１１日、北島さんが、「キタサンブラック」の後継者となりそうな２歳の馬を競り落としていたことが、「週刊ポスト」に報じられています。
「週刊ポスト」によると、北島さんは、次男・大野誠さんの四十九日が過ぎたことから、千葉・船橋競馬場で行われた２歳馬の競（せ）りに馬主として参加されたとのことで、
当初、静かに座っていた北島さんは、周囲からは気づかれていなかったそうですが、競り落とした際、電光掲示板に北島さんの法人馬主名が表示され、周囲の知るところとなったそうです。
そして、気になる、北島さんが競り落とした馬ですが、「キタサンブラック」を彷彿とさせる、精悍な顔つきをした黒い毛並みの牝馬で、
北島さんは、
アイドル的なスターの要素を持っている
と、直感し、４２００万円で落札されたとのことでした。
ちなみに、競馬専門記者は、
今年3月には一部で「黒い交際」を報じられ、馬主資格剥奪の危機とも言われていた北島だが、結局、何のおとがめもなかった。北島の馬がデビューすればキタサンに負けない人気馬になることは確実。それだけに、北島は競馬界にとって欠かせない存在になってしまった。
と、語っておられました。
歴代所有馬の数と賞金額が凄すぎる
それでは、ここで、北島さんの歴代所有馬の一部をご紹介しましょう。
- キタサンブラック（20戦12勝）獲得賞金 18億7,684万円（菊花賞、天皇賞・春など）
- キタサンミカヅキ（59戦12勝）獲得賞金 1億7,199万円
- キタサンチャンネル（32戦4勝）獲得賞金 1億5,552万円
- キタサンサジン（41戦7勝）獲得賞金 1億3,057万円
- キタサンアミーゴ（23戦5勝）獲得賞金 1億2,136万円
- キタサンフドー（32戦3勝）獲得賞金 1億545万円
- キタサンヒボタン（7戦5勝）獲得賞金 1億241万円
- キタサンムサシ（62戦3勝）獲得賞金 9,273万円
- キタサンライン（24戦4勝）獲得賞金 8,188万円
- キタサンモガンボ（73戦7勝）獲得賞金 7,405万円
- キタサンガンバ（18戦4勝）獲得賞金 7,283万円
- キタサンウンゲツ（55戦4勝）獲得賞金 6,707万円
- キタサンヤマト（23戦6勝）獲得賞金 6,622万円
- キタサンラブコール（28戦4勝）獲得賞金 6,531万円
- キタサンエピソード（37戦3勝）獲得賞金 6,408万円
ほか、賞金を稼いだ馬だけでも100頭以上、1円も稼げなかった馬を合わせると、250頭以上も所有してこられています。
「北島三郎の現在は？足指7本骨折？頸椎症性脊髄症も！」に続く
