１９８６年に結婚されると、しばらくは表舞台から遠ざかるも、１９９０年代に入り、明石家さんまさんの番組に出演するなど、タレントとしても活動されていた、天地真理（あまち まり）さんですが、その後、再び、表舞台から遠ざかり、２０１５年には、老人ホーム（高齢者向け介護付き住宅）で暮らしていることが週刊誌により報じられます。
激太りの姿でバラエティ番組に出演
天地さんは、１９９０年代前半頃、明石家さんまさんの番組に出演されているのですが、
この頃、天地さんは、全盛期と比べると、見る影もないほど太ってしまっていたことから、番組内のコーナーで、ファンのイメージを裏切ったことを理由に裁判にかけられ、最後には、裁判長であるさんまさんから、ファンを裏切らないように痩せるべき、という判決が下されています（笑）
（ちなみに、その費用はさんまさんが全て持つとのことでした）
また、天地さんは、別のさんまさんの番組でも、さんまさんから、
昔、凄く好きだったんですよ。何であの時、（綺麗なままで）死んでくれなかったんですか。
と、強烈にいじられているのですが、天地さんは、これを聞いてコロコロ笑い転げるなど、終始笑顔で、内面はアイドル時代と変わらぬ姿を見せています。
バラエティ番組に出演される天地さん。
（ただ、この天地さんのルックスの変貌ぶりには、往年のファンは大変ショックを受けたようです。）
娘と「笑っていいとも！」にレギュラー出演
そんな天地さんのキャラには、好感を持った人が多くいたようで、１９９４～１９９５年には、「笑っていいとも！」にレギュラー出演し、娘・真保さんとのほのぼのとした会話や天然キャラで、たちまち人気を博すと、
１９９７年には、ダイエットに成功し、ダイエット本「スリムになるってステキなことネ―天地真理の白雪姫ダイエット」を出版、同年７月には、ヘアヌード写真集「東京モガ―浪漫写真」を出版するなど、再び美しい姿を見せられたのでした。
「スリムになるってステキなことネ―天地真理の白雪姫ダイエット」
老人ホーム（高齢者向け介護付き住宅）で暮らしていた
その後、天地さんは、ラジオ番組でパーソナリティーを務められるほか、バラエティ番組やイベントなどにゲスト出演されるなど、細々と芸能活動は続けられていたのですが・・・
２０１５年、「週刊新潮」により、神奈川県川崎市の老人ホーム（高齢者向け介護付き住宅）で暮らしていることが報じられます。
浪費癖があることを告白
「週刊新潮」によると、天地さんは、インタビューで、
19歳でデビューするとすぐブレークして、月給300万円もらっていたんです。渋谷区の松濤に5LDKのマンションを6000万円で買って、ひとりで住むのが寂しくて、数年後に売っちゃいましたけど。
お金は母に渡していましたが、頼めば高いお洋服も買ってくれるし、外食にもよく連れていってもらっていました。それにデビュー時のマネージャーさんが“自分への投資に衣装をいっぱい買え”と言っていたので、値段を気にする習慣もなかったんですね
20代のころから良い思いをたくさんしてきて、今でもそのときの感覚が忘れられなくて、お金があると使っちゃうんです
（1979年に復帰後）月300万円もらいましたが、仕事が増えず、他の事務所へと転々とするようになってからは、月に50万円くらいのお給料でした。でも、浪費癖は治らず、お金に困るようになりました。
86年にはロマンポルノに出演しましたが、あれはすべてお金のため。でも、ギャラの200万円は毛皮のコートを買って、使い果たしてしまいました
と、収入が激減しても浪費癖を直すことができなかったことを明かしたほか、
現在、芸能界で稼いだ蓄えはなく、収入は、（所属事務所の）渡辺音楽出版との契約で３ヶ月に１回振り込まれる５万円のみであること、
また、その５万円でさえも、浪費癖のため、娘・真保さんにすべて渡して、週に３回２０００円ずつ（週に６０００円）振り込んでもらい、そのお金でやりくりしていることを明かしたというのです。
そして、お住まいの老人ホーム（高齢者向け介護付き住宅）の家賃１４万円と食費約４万円も、ファンクラブの会費で支払っているとのことで、
（家賃・食費をファンクラブの方が出してくれていて）感謝の言葉しかありません。
と、語っておられたとのことでした。
「天地真理は老人ホーム(高齢者向け介護付き住宅)から退去していた！」に続く
