ハリソン･フォードは撮影中に金属ドアが落下し死にかけていた！

プライベートでは、自家用機を自ら操縦して空の旅を楽しむ一方で、幾度となくトラブルを起こし、大ケガを負うも、驚異的な回復力で復帰されていた、ハリソン・フォード（Harrison Ford）さんですが、２０１４年には、映画の撮影中、死の危険を伴う、大事故に巻き込まれていました。

「ハリソン･フォードの子供は息子4人(養子1人)に娘1人！」からの続き

飛行機の金属ドアが落下し左足を骨折していた

ハリソンさんは、２０１４年６月、イギリスの「パインウッドスタジオ」で映画「スター・ウォーズフォースの覚醒」を撮影中、ハン・ソロの愛機「ミレニアム・ファルコン」の金属ドアに挟まれて左足を骨折し、病院に緊急搬送されたことが報じられているのですが、

記事によると、ハリソンさんは、「ミレニアム・ファルコン」のドアが閉まるようになっているとは思わず、ボタンを押して、その下を通ろうとしたところ（ドアは、上から下に閉まるタイプだったそうです）、

ドアは遠隔操作で閉まるようになっていたことから、重たいドアがものすごい勢いで閉まったそうで、下にいたハリソンさんは、骨盤を強く打ち付けられ、ドアと地面に押しつぶされる形になったそうです。

飛行機の金属ドアはハリソン・フォードの顔のすぐ近くに落下していた

また、ドアは、刃先の鋭いギロチンのようで、ハリソンさんの顔から数ミリしか離れていないところに落ちてきたとの証言があったほか、ドアが閉まる時の衝撃は、小さな車にぶつかられたときと同じくらいの衝撃があったことなども明らかとなり、

幸い、非常停止装置が作動して助かったものの、もし作動していなかったら、死亡していた可能性もあったそうです。

ハリソン・フォードが事故時のことを述懐

さておき、その後、ハリソンさんは、驚異の回復力で現場に復帰されているのですが、

後にトーク番組で、その時の様子を、

『おい、どうしたんだ？』と誰かが言ったと思ったら、ドアが落下したのです。わたしは右を向いていたので、ドアは左臀部に当たってから左脚に激しい勢いでぶつかり、わたしは足首を脱臼しました。

そして床に倒れたときに、ミレニアム・ファルコンの昇降口に両脚をぶつけて左脚を骨折したんです

と、生々しく語っておられます。

（この事故では、ハリソンさんを助けようと、重たいドアを持ち上げようとしたエイブラムス監督も、腰の骨にヒビが入る大怪我を負ってしまったそうです）

ちなみに、「スター・ウォーズ」の制作会社である、ディズニー子会社の「フードルズ・プロダクション」は、イギリス安全衛生庁（HSE）から労働安全衛生法違反で起訴されると、裁判所から、俳優とスタッフを守り損ねたと罪として、１６０万ポンド（1ポンド135円として約2億1,600万円）の罰金の支払いを命じられています。

さて、いかがでしたでしょうか。

ハリソンさんの、