2歳の時に両親が離婚し、お母さんに引き取られると、母子家庭の貧しい暮らしの中でも、お母さんが映画を観に連れて行ってくれたことから、演じることに興味を持ち、俳優に憧れるようになった、アル・パチーノ(Al Pacino)さんは、やがて、本格的に俳優を目指すようになります。

「アル・パチーノは少年時代から映画俳優に憧れていた!」からの続き

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9歳から飲酒&喫煙、13歳でマリファナを始めていた

幼少期、お母さんがよく映画を観に連れて行ってくれたことがきっかけで、映画俳優に憧れるようになったというアル・パチーノさんですが、中学生の時には、野球などのスポーツに夢中になり、スポーツ選手になることに憧れるようになったそうです。

ただ、アル・パチーノさんが住むブロンクスは、治安の悪いスラム街だったこともあり、アル・パチーノさんは、9歳で酒とタバコを始め、12歳でパイプを、13歳でマリファナを吸うようになったそうで、

アル・パチーノさんは、

9歳の時にタバコを吸ってたし、12歳になるまでにはパイプを吹かしてたよ・・・まあ、ドラマチックな少年時代だったよ。13か14くらいの時には巡回のおまわりが俺ら子供たちに酒をごちそうしてくれてたのさ。いい奴だったよ。

そのおまわりは『ちょっと飲んでみな』って言いつつ、俺らを見守っててくれた。こんなの話していいのか分からないけど、もうそいつは警官として働いてないだろうし、ずっと前に引退してるだろうからいいってことさ

と、明かされています。

高校を中退し俳優を志す

そんなアル・パチーノさんは、その後、高校に進学するも成績が悪く、お母さんの反対を押し切り、16歳の時、高校を中退すると、

演劇が忘れられず、奨学金をもらって、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジで一人暮らしをしながら、マンハッタンの舞台芸術高校に通い始めたそうですが、授業にはついていくことができなかったそうです。

(お母さんは、アル・パチーノさんが高校を中退した時、とてもがっかりしたそうですが、それでも、1962年に42歳という若さで他界するまで、アル・パチーノさんの演技への情熱を支持し、応援してくれたそうです)

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様々な仕事をして病気の母親に仕送りをしていた

そんな中、お母さんが病気になってしまい、アル・パチーノさんが働かなくてはいけなくなったことから、舞台芸術高校も中退すると、

用務員、バスボーイ(レストランでテーブルを片付けたり、キッチンの手伝いをする人のこと)、靴磨き、家具の運搬、果物磨き、映画館の案内係など、様々な仕事をしたそうで、

(ただ、映画館の案内係では、鏡に映る自分の姿をしょっちゅう見ては悦に入っていたことから、クビになったそうです(笑))

アル・パチーノさんは、その時のことを、

当時はいろんな仕事をして、母に仕送りをしていた。自転車便のアルバイトをして、マンハッタンのあらゆる道路を頭に叩きこんだ。1日11時間やっていたから、体格も相当セクシーだったよ(笑)。

と、明かされています。

(21歳の時には、武器の密輸に関与し、逮捕されたこともあったとか)

「アル・パチーノが若い頃はホームレス同然も劇団で充実していた!」に続く

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