俳優としてなかなか芽が出ず、なかばあきらめ、演出家になろうと演出助手として働き始めてから、俳優としての個性に目を留められ、舞台に出演するうち、「JOURNEY OF THE FIFTH HORSE(第五番目の馬の旅)」の演技で「オビー賞」を獲得し、一躍、注目を集めた、ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman)さんですが、この後、さらなる、大きな運が巡ってきます。

「ダスティン・ホフマンが俳優になったきっかけは大学卒業のためだった!」からの続き

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「卒業」で一躍脚光を浴びる

なかば俳優をあきらめ、演出家になろうとしていた中、1966年、舞台「JOURNEY OF THE FIFTH HORSE(第五番目の馬の旅)」の演技で「オビー賞」を獲得し、一躍、注目を集めたホフマンさんは、

その後、舞台「HARRY, NOON AND NIGHT(ハリーと昼と夜)」に出演した際、マイク・ニコルズ監督の目に留まり、映画「卒業」で、年上の女性と同年代の女性との間で揺れ動く大学生の主人公に大抜擢。

すると、映画は世界的な大ヒットを記録し、ホフマンさん自身も、「アカデミー賞主演男優賞」にノミネートされ、一躍、脚光を浴びます。


「卒業」より。

(ホフマンさんが元彼女の結婚式に駆けつけ、花嫁を結婚式場から奪い去るラストシーンは、今でも語り継がれているほど有名で、アメリカン・ニューシネマの傑作だといわれています)

「卒業」のラストシーンの解釈を巡って論争が巻き起こっていた

ただ、この映画、教会から脱出した二人がバスに飛び乗り、あてもなく旅立つ中、最初は笑顔で笑い合うも、やがては、不安ともとれる、放心したような表情となり、そのままバスが走り去っていくシーンで終わっており、

若い情熱はいつか色あせ、それでも、二人の人生は続いていくともとれるラストは、様々な解釈がされ、長い間、論争の的になってきました。

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「卒業」のラストシーンはマイク・ニコルズ監督の気まぐれで変更されていた

ところが、公開から30年が経った1997年、ニコルズ監督が、このラストにどのような思いを込めたのか、明かにしたところによると・・・

実は、ニコルズ監督は、バスの中でのシーンの撮影中、ホフマンさんと相手役のキャサリン・ロスさんに、「もっと笑え!」と怒鳴りつけていたそうで、当初は二人が笑い合うシーンで終わる予定だったというのです。

それが、撮影が終わった瞬間、二人が、ホッとし、放心状態になったそうで、その時の2人の顔が気に入り、当初の予定を変更して、この放心状態のカットを使うことにしたのだそうです。

結果、このラストシーンからは、様々な解釈が生まれることとなった訳ですが・・・

論争していた人たちからすれば、アホらしい限りです(笑)

「ダスティン・ホフマンは昔「クレイマークレイマー」で大ブレイクしていた!」に続く

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