プロ野球選手を引退後は、タレントとして、その天然ボケのおっとりしたキャラクターで人気を博している、長嶋一茂(ながしま かずしげ)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょう。今回は、そんな一茂さんと妻・仁子さんの馴れ初めや子供についてご紹介します。

「長嶋一茂の自宅に落書をした江角マキコのマネージャーは消息不明?」からの続き

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妻・仁子との馴れ初めは?

一茂さんは、1999年9月、33歳の時、同い年の猪野仁子(いの ひとこ)さんと結婚しているのですが、一茂さんがプロ野球選手時代、チームの仲間たちと銀座の老舗クラブ「ドルフィン」(「ブークラ」という説も)を訪れた際、その店でホステスとして働いていた仁子さんを見初め、交際に発展したそうで

(一茂さんが、頭の回転が早い仁子さんに惹かれていったとのこと)

その後、一茂さんは、1996年にプロ野球選手現役を引退し、タレント活動を始めるのですが、この頃、一茂さんはパニック障害を患っており、箱根の別荘に閉じこもる生活をしていたそうで、仁子さんは、そんな一茂さんのそばに寄り添い、サポートしてくれたそうです。

妻・仁子の勧めで個人事務所を設立していた

そして、仁子さんは、球界を辞めてぼんやりと過ごしていた一茂さんに、(このまま何かしなければ、一茂さんがダメになると思ったのか)「あなたならきっとうまくやれるわよ」と励まし、事務所を開くことを勧めてくれたそうで、

(事務所を開くと経費がかかるため、嫌でも仕事をするようになるため)

一茂さんは、著書「乗るのが怖い 私のパニック障害克服法」で、

野球選手を辞めてしばらくして、個人事務所を立ち上げることになった。それまでは、仕事の依頼は、直接、自宅の留守電に入れてもらっていたのだが、やっぱりそれではあまりにも申し訳ない。

しかも、仕事が増えるにつれて、自分一人だけで捌(さば)くのにも限界が出てきた。これまで野球だけしかやってこなかった人間には、スケジュール管理はもちろん、ギャランティーの振り込み手続きすら大変だったのだ。

そんな状況をみかねて、女房が、会社を辞めて「ナガシマ企画」という個人事務所を立ち上げてくれた。

その時、私はまだ無責任で浅はかな若造で、女房とは結婚の約束すらしていなかったのだが、女房は黙って昼間の仕事を辞めて、 個人事務所の立ち上げに関するすべてのことを引き受けてくれた。

そして、一緒に暮らし始めた。しかし、女房と箱根の九頭龍神社で結婚式を挙げたのは、その三年後の九月。それまでは、何の約束もしなかった。今から思えば、本当に当時の私は浅はかな男だった。

箱根の別荘での献身的な看護もそうだが、女房はよく見捨てずに付き合ってくれたものだと思う。

と、仁子さんへの感謝の気持ちを綴っています。

(仁子さんも、長嶋さんの個人事務所「ナガシマ企画」へ入社し、長嶋さんのマネージャーとして働くようになったそうです)

九頭龍神社で結婚式を挙げ、父・長嶋茂雄の自宅から徒歩10分の場所に新居を建てる

こうして、一茂さんと仁子さんは、1999年9月に籍を入れ、同年12月3日には箱根の新宮にある九頭龍神社で結婚式を挙げると、

結婚後は、東京都大田区田園調布にあるお父さんの長嶋茂雄さんの自宅から徒歩10分の場所にある40坪の土地に、2階建ての新居を建てたそうです。


結婚披露宴での一茂さんと仁子さん。

妻・仁子は銀座のNo.1ホステスだった

ちなみに、仁子さんは、鹿児島県の出身で、高校卒業後、上京して銀座のクラブに勤めると、銀座7丁目の有名クラブ「ドルフィン」時代にはNO.2、「ブークラ」時代にはNo.1の人気だったそうで、

当時の仁子さんを知る関係者は、

ホステス時代は気が強くて酒も強く客あしらいも上手だった

と、語っています。

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子供は二卵性双生児の娘2人

そんな仁子さんと一茂さんの間には、2004年6月16日、二卵性双生児の女の子が誕生しているそうで、2人共、青山学院幼稚園に入園すると、卒園後は、青山学院初等部(小学校)を経て、青山学院中等部・高等部に進学しているそうですが、

娘さんは、小学校の頃から陸上部に所属すると(どちらか1人か、2人共かは不明)、11歳の時には東京都大会で優勝しているそうで、運動神経の良さは、しっかりと娘さんたちに引き継がれているようです。

ちなみに、一茂さんは、結婚会見の際、

(将来、子供が)男の子だったら、野球か格闘技をやらせたい。

自分は野球ではあまりいい結果を残せなかったけど、隔世遺伝で才能があるかもしれない

と、男の子の誕生に期待を寄せていたのですが、残念ながら、男の子は誕生していません。

「長嶋一茂の妻は性格が悪い?将来は別居することで合意?」に続く


乗るのが怖い 私のパニック障害克服法

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