仲野太賀は若い頃｢今日から俺は!!｣でブレイクも映画俳優に憧れていた！

２０１８年、２５歳の時、テレビドラマ「今日から俺は!!」（今井勝俊役）でのコミカルな演技でブレイクした、仲野太賀（なかのたいが）さんですが、実は、ずっと、映画俳優に強い憧れを抱き、また、こだわりを持っていたそうで、なかなか自分が思うような映画の仕事が来ず、忸怩（じくじ）たる思いをしていたといいます。

今回は、そんな仲野太賀さんが、テレビドラマ「今日から俺は!!」でブレイクするまでの歩みをご紹介します。

「仲野太賀の本名は？芸名の由来は？生い立ちは？子役デビューしていた！」からの続き

仲野太賀が若い頃は同世代が次々とブレイクし悔しい思いをしていた

仲野太賀さんは、２００７年には、NHK大河ドラマ「風林火山」に出演するほか、２００８年には、映画「那須少年記」でオーディションを受けて主演に抜擢され、劇中でナレーションにも挑戦するなど、周囲には順調満帆と思われるも、

仲野太賀さん本人はというと、”映画俳優”に強い憧れを抱いていたことから、なかなか自分が思うような映画の仕事が来ず、「自分は映画俳優にはなれない」と思うようになっていたそうです。

また、同世代の俳優仲間が次々とブレイクしていき、悔しい思いもしていたといいます。

「那須少年記」より。仲野太賀さんと平山あやさん。

仲野太賀は若い頃、岩松了主宰の演劇ワークショップを受けたことが転機となっていた

そんな中、仲野太賀さんは、１８歳の時、岩松了さん主宰の演劇のワークショップを受けたことがきっかけで、自分がこだわっていた映画に対する思いは、実は演劇の世界にもあるのだということに気づき、視野が広がったそうで、

その時のことを、

18歳の時に、岩松了さんの演劇のワークショップを受けたんです。その時に、自分が思っている映画的なものが、演劇の世界にもあるんだって気付きがありました。

世界が広がりましたし、自分が求めているものは、媒体やコンテンツに限らずあることに気づかせてもらいました。

岩松さんと出会って、『自分がこだわっていた映画に対する想いは、演劇にもあるのか』と気づき、視野が広がったんです。また、僕自身も、見向きもされない期間に『自分は映画俳優にはなれない』と思ってしまって…。

それは悲しくもあり、自由になれる瞬間でもありました。そこからは、ドラマや演劇含めて、媒体にこだわらずに様々な方とお仕事をさせていただくように変わっていきました。

だから必ずしも映画だけが手を差し伸べてくれたわけではなく、演劇にもドラマにも自分の可能性を広げてくれた人たちがたくさんいて、とても感謝しています

と、語っています。