「あ、さてー」のフレーズや、どんなニュースでも冷静沈着に低く落ち着いた声で読み上げるスタイルが人気を博した、小林完吾(こばやし かんご)さんですが、

イギリスのロック・ミュージシャン、ポール・ハードキャッスルの曲「19(Nineteen)」の日本語リミックス版を担当したことでも話題となりました。

今回は、小林完吾さんがナレーション部分を担当したポール・ハードキャッスルの曲「19(Nineteen)」についてご紹介します。

小林完吾

「小林完吾の妻は?娘は?息子は生後3ヶ月で死去していた!死因は?」からの続き

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小林完吾は「19(Nineteen)」(ポール・ハードキャッスルの曲)の日本語リミックス版を担当していた

小林完吾さんは、1985年、イギリスのロック・ミュージシャン、ポール・ハードキャッスルの、ベトナム戦争とアメリカ人兵士のその後を題材にした曲「19(Nineteen)」の日本語リミックス版で、

1980年代のエレクトロ・ファンク・オケに乗せて、おなじみの低音のナレーションで、

(原曲では、「ナ・ナ・ナ・ナ・ナインティーン」のところを)じゅ・じゅ・じゅ・じゅ・じゅーきゅー

べ・べ・べ・べ・ベトナム

と、スクラッチし、

その後、ベトナム戦争の様子を伝えるニュース原稿を読み上げています。

小林完吾
「19(Nineteen)」

小林完吾による「19(Nineteen)」は「ジャパニーズ・ミックス」と「エクステンデッド・ジャパニーズ・ミックス」が発売されていた

そんな「19(Nineteen)」は、日本では、1985年6月29日、東芝EMI/クリサリスレーベル(当時)からオリジナル版の7インチシングルが発売されると、

その後、小林完吾さんによる吹き替えバージョンが、7インチシングル「ジャパニーズ・ミックス」と、12インチシングル「エクステンデッド・ジャパニーズ・ミックス」として発売されています。


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小林完吾は「19(Nineteen)」でベトナム戦争を伝えるニュースナレーション部分を担当していた

ちなみに、ポール・ハードキャッスルが歌う原曲「19(Nineteen)」は、全英でシングルチャート5週連続1位となったほか、全米でも15位となる大ヒットを記録し、

ナ・ナ・ナ・ナ・ナインティーン、ナインティーン!

というサンプリングが、一度聴くと頭から離れない曲となっているのですが、

内容は、ベトナム戦争に対する反戦歌になっており、この曲のタイトル「19」を表す、

第二次世界大戦のアメリカ兵の平均年齢は26歳だった。
だが、ベトナム戦争では19歳だった

という、ニュースナレーションから始まり、

その後、心的外傷後ストレス障害で悩むベトナム兵のインタビューの音声を交えつつ、ベトナム戦争の様子を伝えるナレーションが続く、という構成になっています。

また、ミュージックビデオの映像は、実際のアメリカABC制作のドキュメンタリーや実際の兵士の肉声などが使われているため、閲覧するのには、注意が必要です。

(日本語版ではこのナレーション部分を小林完吾さんが担当しています)

お読みいただきありがとうございました

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