1978年に実業家で元レーシングドライバーの式場壮吉さんと結婚すると、結婚後は夫婦でメディアに登場するなど、その仲睦まじい姿がおしどり夫婦と呼ばれるも、2016年に式場壮吉さんが他界すると、そのショックから現在は表舞台から遠ざかっている、欧陽菲菲(オーヤン フィーフィー)さん。
そんな欧陽菲菲さんの姪は欧陽娜娜(オーヤン ナナ)さんで、その類まれなる音楽の才能と美貌により、中華圏で人気が急上昇しているのですが、2019年には、台湾人でありながら、中国を支持する発言を連発し、台湾での人気が急降下しているといいます。
今回は、欧陽菲菲さんの姪・欧陽娜娜さんの簡単な経歴、欧陽娜娜さんが台湾人でありながら親中発言を繰り返した理由について調べてみました。
「欧陽菲菲の夫との馴れ初めは?結婚後の夫婦仲は?子供は?」からの続き
欧陽菲菲の姪・欧陽娜娜は音楽家、女優として、中華圏で人気が急上昇していた
欧陽菲菲さんの姪の欧陽娜娜(オーヤン ナナ)さんは、父親が台北市議員、母親が台湾の女優という、セレブ一家で生まれ育つと、
- 10歳の時にチェリストとしてデビュー
- 12歳の時に台湾で最も権威のあるコンサートホール「国家音楽庁」で演奏
- 13歳の時にアメリカの名門校・カーティス音楽院に入学
- 18歳の時にアメリカの名門校・バークリー音楽大学に入学(2024年卒業)
と、早くから、類まれなる音楽の才能を発揮し、
2019年の夏には、デビュー10周年を記念するコンサート・ツアーが、大陸の大都市である北京、上海、南京、武漢、成都などで、大々的に開催されたそうで、
280元から1080元(1元=15.6円で換算すると4368円から16848円)するチケットが飛ぶように売れたそうです。
また、欧陽娜娜さんは、その美貌を活かし、北京を舞台にした恋愛映画「北京愛情故事」で、映画デビューも果たしており、女優としても活動しています。
ちなみに、某芸能関係者は、そんな欧陽娜娜さんについて、
2024年にアメリカの名門、バークリー音楽大学を卒業しているのですが、既に学生時代から、“トップアーティスト”といえる存在感でした。これまでに台湾だけでなく中国、そして日本でもアルバムをリリースしています。
日本では欧陽菲菲の“美人すぎる姪っ子”などと言われたこともありますが、伯母さんの名前を借りる必要がないほど知名度を上げています。インスタグラムのフォロワー数は約370万人もいて、この数字は今後もっと伸びていくでしょうね
と、語っています。
(欧陽娜娜さんは3姉妹の次女で、姉の欧陽妮妮(オーヤン ニ二)さんと妹の欧陽娣娣(オーヤン ディディ)さんもタレントや女優として活動しています)
欧陽菲菲の姪・欧陽娜娜は台湾人であるにもかかわらずSNSで中国政府の立場に立った投稿を繰り返していた
しかし、欧陽娜娜さんは、2019年、ネットで繰り返した衝撃的な発言により、台湾での人気が急降下しているというのです。
というのも、2019年3月21日、欧陽娜娜さんは、自身のFacebookに、
私は私が中国人であることを誇りに思う。私は祖籍(先祖が生まれた場所)が江西省吉安であることを常に意識している。(江西省吉安で)族譜(中国の詳細な家系図)に自分の名前を見つけたときの感動は永遠に忘れない
という意味のことを投稿すると、
さらには、「厳正声明」というタイトルで、
欧陽娜娜女士は自分が中国人であると堅く認識し、ひとつの中国の原則を堅く支持している
と、綴り、
以降も、欧陽娜娜さんは、
台湾は古来、中国の領土である。中国は一つ!
(満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が起きた9月18日には)九一八を忘れない
など、中国政府の立場に立った投稿や、香港警察を支持する投稿を繰り返したのです。
欧陽菲菲の姪・欧陽娜娜は台湾人に「殺人教唆で刑事告発しよう」と糾弾されていた
これらの一連の投稿に対し、台湾の人々は、まさか、台湾出身の欧陽娜娜さんがそんな発言をするなどとは思いもよらず、ネット上で、
中国が武力統一を行えば多くの台湾人が殺されることになる。それを分かっているのか
個人の政治的思想は尊重するが国益や生命に関わることを危険に晒すことは許されない
などと、批判する投稿が殺到すると、
これらの声を支持するように、台湾の女性作家・顔擇雅さんも自身のFacebookで、
台湾の憲法は言論の自由を保障しているが、中共の武力による台湾侵攻を支持することは殺人教唆とも言える。
非平和的手段によって国外敵対勢力が我が国の主権を脅かすことを教唆する行為は罰金刑だけでなく、国籍抹消も視野に法改正を行うべき
と、主張。
すると、台湾のネット民たちも、欧陽娜娜さんへの反発をエスカレートさせ、欧陽娜娜さん以外にも親中発言を行ったタレントを名指しして、「殺人教唆で刑事告発しよう」と呼びかけ、大騒動に発展したのでした。
欧陽菲菲の姪・欧陽娜娜が台湾人でありながら「親中発言」を繰り返した理由とは?
では、なぜ、欧陽娜娜さんが、同胞である台湾人から反発を招くような「親中発言」を繰り返したのでしょうか。
それは、台湾市場よりもはるかに大きな中国市場でのポジションをキープする為のようで、
某芸能記者は、
彼女だけでなく、中華圏で活動する芸能人にとって中国市場は非常に重要。台湾と比べ人口で60倍、経済で25倍の中国は、絶対に失いたくないマーケットなんです。
ただ、台湾人という肩書きがある限り、中国世論から反感を買えば、すぐに封殺される危険性がある。そうならないためには、政治的なスタンスも中立を保ったり曖昧にしたりするのでは不十分で、親中ぶりをアピールする必要があるのです。
特にナナさんは中国のネット配信ドラマや映画に主演として引っ張りダコで、まだ20才そこそこで年収は少なく見積もっても10億円は下らない。政治的発言をしてでも、中国マーケットでの存在感をキープしたいのでしょう
と、語っています。
1971年9月、シングル「雨の御堂筋」で日本で歌手デビューを果たすと、その後も「雨のエアポート」「恋の追跡」など、次々とシングルをリリースし、1983年7月1日にリリースした「ラヴ・イズ・オーヴァー」が大ヒットを記録した …