1972年、22歳の時、フォークグループ「アリス」としてレコードデビューするも、しばらくはヒット曲に恵まれなかったものの、1977年、「冬の稲妻」が大ヒットし、以降、「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」と立て続けにヒットを飛ばすと、

1978年には、「アリス」の活動と並行してリリースした、ソロデビュー曲「君のひとみは10000ボルト」が大ヒット、1986年にも、「愛しき日々」が大ヒット、1991年にも、「恋唄綴り」がロングセールスとなった、堀内孝雄(ほりうち たかお)さん。

今回は、堀内孝雄さんの、若い頃(レコードデビュー)から現在までのヒット曲や経歴を時系列でご紹介します。

堀内孝雄

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堀内孝雄は22歳の時に谷村新司、矢沢透と共に「アリス」を結成していた

堀内孝雄さんは、高校卒業後、大学に進学すると、アマチュアバンド「ピースメーカーズ」を結成し、神戸にあるアマチュアバンドサークル「ポートジュビリー」に参加するなど、精力的に音楽活動に取り組んでいたそうですが、

そんな中、1971年秋(大学4年生)の時、「ポートジュビリー」の1年先輩だった、「ロックキャンディーズ」の谷村新司さんからプロになろうと誘われたそうで、

1971年12月25日(当時22歳)の時、谷村新司さんと共に、大阪市南区南炭屋町(現・中央区西心斎橋二丁目)にあるビジネスホテル・大阪帝国ホテルの一室で「アリス」を結成したそうです。

(後に矢沢透さんも合流)

ちなみに、堀内孝雄さんは、谷村新司さんからプロになる誘いを受けた時、プロとしてやっていけるか戸惑いがあったそうですが、とにかく歌を歌うことが大好きだったことから、好きなことで生活していけるなら、とプロになる決意を固めたのだそうです。

アリス
「アリス」。(左から)矢沢透さん、谷村新司さん、堀内孝雄さん。

堀内孝雄は22歳の時に「アリス」として「走っておいで恋人よ」でレコードデビュー

そして、1972年3月5日、22歳の時には、「アリス」としてファーストシングル「走っておいで恋人よ」でレコードデビューを果たすのですが・・・

売上は思わしくなく、その後も、

  • 1972年「明日への讃歌」
  • 1973年「愛の光」
  • 1973年「青春時代」
  • 1974年「二十歳の頃」
  • 1975年「紫陽花」
  • 1976年「帰らざる日々」

など、コンスタントにシングルをリリースするもヒット曲に恵まれず、小規模なライブハウスを中心に地道な演奏活動を重ねたそうです。

堀内孝雄が27歳の時には「アリス」として「冬の稲妻」が大ヒット

それでも、やがては、地道な活動が実を結び、全国的な人気を得ると、1977年10月5日、27歳の時にリリースした11枚目のシングル「冬の稲妻」が初のオリコントップ10入りを果たすヒットを記録します。

堀内孝雄が28歳の時には「アリス」として「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」がトップテン入りするヒットを記録

すると、1978年、28歳の時には、12枚目のシングル「涙の誓い」が40万枚を売上げ、「冬の稲妻」に続いてチャート最高位4位を記録。

続く、1978年6月20日にリリースした「ジョニーの子守唄」もチャート最高位4位を記録するヒットとなります。

堀内孝雄が28歳の時にはソロデビュー曲「君のひとみは10000ボルト」が大ヒット

また、堀内孝雄さんは、「アリス」としての活動のかたわら、1978年8月5日、28歳の時には、「君のひとみは10000ボルト」でソロデビューを果たすと、96.9万枚を売り上げる大ヒットを記録しているのですが、

「君のひとみは10000ボルト」
「君のひとみは10000ボルト」

堀内孝雄さんは、「君のひとみは10000ボルト」について、

いろんな偶然が重なって生まれた曲。僕にとっては、あの時代を思い出させてくれる宝物です。歌が完成したとき、何度も自分で歌ってた。発売前に、僕の中で大ヒットしてたんです

と、語っています。

堀内孝雄が29歳の時には「アリス」として「チャンピオン」が78万枚を売り上げる大ヒット

そんな堀内孝雄さんは、1978年12月5日、29歳の時には、「アリス」としての14枚目のシングル「チャンピオン」もオリコンチャートで1位を獲得し、売上78万枚となる大ヒットを記録すると、

チャンピオン
「チャンピオン」

「アリス」は、その後も立て続けにヒットを飛ばし、堀内孝雄さんもその独特な声と表現力でたちまち注目を集めたのでした。

堀内孝雄が36歳の時には「愛しき日々」が大ヒット

その後、1981年11月7日、「アリス」が活動停止となると、以降、堀内孝雄さんはソロ活動に専念しているのですが、

1986年10月25日、36歳の時には、ソロ12枚目のシングル「愛しき日々」が累計売上40万枚のヒットを記録し、1987年には、「第29回日本レコード大賞」作曲賞を受賞しています。

「愛しき日々」
「愛しき日々」

堀内孝雄が38歳の時には「はぐれ刑事純情派」の主題歌に「ガキの頃のように」が起用され18年に渡り使用されていた

また、堀内孝雄さんは、1988年5月25日、38歳の時には、「ガキの頃のように」をリリースしているのですが、

刑事ドラマ「はぐれ刑事純情派」の初代主題歌に起用されると、以降、18年という長きに渡り使用され、幅広い層に知られました。

「ガキの頃のように」
「ガキの頃のように」

堀内孝雄が40歳の時には「恋唄綴り」が100万枚の大ヒット

そんな堀内孝雄さんは、1990年4月25日、40歳の時には、「恋唄綴り」をリリースすると、1990年、1991年の年間ランキングで2年連続100位以内に入るロングセールスとなって、累計売上100万枚となる大ヒットを記録し、

  • 第21回日本歌謡大賞で大賞
  • 第32回日本レコード大賞で歌謡曲・演歌部門で大賞
  • 日本有線大賞で大賞
  • 全日本有線放送大賞でグランプリ

など、多数の栄えある賞を受賞しています。

「恋唄綴り」
「恋唄綴り」

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堀内孝雄さんのシングル一覧

それでは、ここで、堀内孝雄さんの主なシングルをご紹介しましょう。

  • 1972年「走っておいで恋人よ」※以下「アリス」として
  • 1972年「明日への讃歌」
  • 1973年「愛の光」
  • 1973年「青春時代」
  • 1974年「二十歳の頃」
    「二十歳の頃」
  • 1975年「紫陽花」
  • 1975年「今はもうだれも」
  • 1976年「帰らざる日々」
  • 1976年「遠くで汽笛を聞きながら」
  • 1977年「さらば青春の時」
    「さらば青春の時」
  • 1977年「冬の稲妻」
  • 1978年「涙の誓い」
  • 1978年「ジョニーの子守唄」
  • 1978年「君のひとみは10000ボルト」※ソロデビュー曲
  • 1978年「チャンピオン」
  • 1979年「夢去りし街角」
    「夢去りし街角」
  • 1979年「忘れな詩」※ソロ
  • 1979年「美しき絆~Hand in Hand~」
  • 1979年「秋止符」
  • 1980年「狂った果実」
  • 1980年「紫陽花(再発売)」
  • 1980年「黒い瞳の少女」
  • 1980年「デラシネ」※ソロ
    「デラシネ」
  • 1980年「それぞれの秋」
  • 1980年「裸樹」※ソロ
  • 1981年「青春まよい人」※ソロ
  • 1981年「エスピオナージ」
  • 1981年「さらば青春の時(再発売)」
  • 1982年「Don’t Stop My Love」※ここからは一部を除きソロ
  • 1982年「冬の蝶」
  • 1983年「少年達よ」
    「少年達よ」
  • 1983年「I LOVE OSAKA」
  • 1985年「憧れ遊び」
  • 1986年「言い古されても」
  • 1986年「愛しき日々」
  • 1987年「遥かな轍」
  • 1987年「BURAI」※アリス
  • 1988年「ガキの頃のように」
  • 1988年「平凡(ニュー・ヴァージョン)」※アリス
  • 1989年「冗談じゃねえ/北斗を仰ぎみれば」
  • 1990年「愛さずにいられない」
    「愛さずにいられない」
  • 1990年「川は泣いている」
  • 1990年「今日も最高やねェ! -浪花に夢の風が吹く-」
  • 1990年「恋唄綴り」
  • 1990年「青春でそうろう」
  • 1991年「さよならだけの人生に」
  • 1991年「恋文」
    「恋文」
  • 1991年「遠き日の少年」
  • 1993年「影法師」
  • 1993年「波の調べに」
  • 1994年「夢の道草」
  • 1994年「永遠に -翼をあげよう-」
  • 1995年「夢酔枕」
  • 1995年「東京発」
  • 1996年「酔いれんぼ」
    「酔いれんぼ」
  • 1997年「愛が見えますか」
  • 1997年「坂道」
  • 1998年「竹とんぼ」
  • 1998年「カラスの女房」
  • 1999年「続・竹とんぼ -青春のしっぽ-」
  • 2000年「いいじゃない」
  • 2001年「時代屋の恋」
  • 2002年「かくれんぼ」
    「かくれんぼ」
  • 2002年「灯(ともしび)」
  • 2003年「河」
  • 2004年「カラスの女房(ニューバージョン)」
  • 2006年「不忍の恋」
  • 2007年「男が抱えた寂しさ」
  • 2008年「置き手紙」
    「置き手紙」
  • 2009年「紅の翼」
  • 2009年「大事な人(シングルバージョン)」
  • 2010年「愛すべき男たち」
  • 2011年「紅の翼 2011~さあ行こう戦いの舞台へ~」
  • 2011年「面影橋/時の流れに」
  • 2012年「笑うは薬」
    「笑うは薬」
  • 2015年「人生雨のち時々晴れ/坂道のむこう」
  • 2016年「空蝉の家/石をつらぬく滴であれ」
  • 2017年「空蝉の家/聖橋の夕陽」
  • 2018年「みんな少年だった」
  • 2022年「告白/キセキフルヨル」※アリスとして
  • 2022年「BEGINNING」※アリスとして
  • 2024年「青二才~わが友よ」

と、数多くのシングルをリリースしています。

「堀内孝雄の妻は?息子は99RadioServiceのKo-taとKoheiほか3人!娘は?」に続く

お読みいただきありがとうございました

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