1966年、25歳の時、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」のスザンナ役で声楽家デビューすると、ジュリアード音楽院、ロチェスターのイーストマン音楽院での留学を経て、
1986年より妹の由紀さおりさんと共に、童謡・唱歌を通じて日本語の美しさを伝える活動を国内外で展開している、安田祥子(やすだ さちこ)さん。
今回は、そんな安田祥子さんの、若い頃(声楽家として活動開始後)から現在までのアルバムほか経歴を時系列でご紹介します。

「安田祥子の生い立ちは?幼少期は?少女時代から妹・由紀さおりと童謡歌手!」からの続き
安田祥子は25歳の時にオペラ「フィガロの結婚」のスザンナ役で声楽家デビュー
安田祥子さんは、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後は、大学院の修士コースに進んだそうですが、
1966年、大学院在学中の25歳の時には、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」のスザンナ役で、声楽家デビューを果たしています。
安田祥子は28歳の時にジュリアード音楽院に通っていた
そして、1967年に大学院修士課程を修了すると、1969年、28歳の時には結婚し、夫の仕事先であるニューヨークに移住したそうで、ニューヨーク滞在中にジュリアード音楽院に通ったそうですが、
ジュリアード音楽院では、他の生徒や先生たちから大きな刺激を受ける一方、自身の声が、オペラ歌手としてやっていくにはあまりにも細く、そのうえ、そのような声の人がたくさんいて競争が激しかったことから、オペラ歌手としてやっていくのは無理だと思ったそうで、
自分の音楽とは何だろう
と考え、ニューヨーク滞在中、いろいろな歌手のコンサートに行くと、
ほとんどの歌手がアンコールに母国の歌を歌い、日本人歌手も日本の歌を歌っていたそうですが、日本の歌はたくさんあるにもかかわらず、なぜか、どの歌手も「荒城の月」ばかりを歌っていたそうで、
この時、安田祥子さんは、
私はそういう歌を勉強してこなかった
と、はっと気付いたのだそうです。
(その後の詳しい経緯は不明で、安田祥子さんは、1976年、35歳の時には、ロチェスターイーストマン音楽院に留学しているのですが、この間、ずっとアメリカに滞在していたのか、一旦、帰国し、そこから留学したのかは不明です)
安田祥子は45歳の時から妹・由紀さおりと童謡コンサートを開始していた
そんな安田祥子さんは、帰国後は、後輩たちと一緒に日本の歌を勉強し、日本歌曲によるコンサートを開催するようになったそうですが、
そんな中、お母さんに、
良い歌にジャンルは関係ない。妹のリサイタルで一緒に歌ったら?
と、妹の由紀さおりさんのコンサートにゲスト出演することを提案されたことから、
親孝行のつもりで引き受け、1982年、NHKホールで行われた妹の由紀さおりさんの「サイドバイサイドコンサート」にゲスト出演し、安田祥子さんにとって歌手としての原点だった童謡をメドレーで歌ったところ、大反響を呼んだそうで、
このことがきっかけとなり、1986年より姉妹での活動を開始すると、以降、国内外で2500回以上の公演を続け、
2025年も、
- 2025年5月11日「第19回母に感謝のコンサート」(大阪城ホール)
- 2025年8月9日「由紀さおり・安田祥子 with 松阪ゆうき 童謡コンサート」(吹田市文化会館)
など公演を開催しています。
また、2025年3月4日には、NHK「うたコン」で由紀さおりさんと共にテレビ出演もしています。

由紀さおりさん(左)と安田祥子さん(右)。
安田祥子の現在は?
そのほかにも、安田祥子さんは、東京藝術大学の講師を1980年代から18年間務め(コンサート活動に専念するため勇退)、ボイストレーナーとしても活動するほか、
2002年からは、「公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン」に評議員として参加すると、アジア・アフリカ・中南米などの発展途上国50カ国で、子供たちを支援(特に教育の質を改善)する活動にも取り組んでいます。
ちなみに、安田祥子さんの義母である澤田美喜さんが、孤児院「エリザベスサンダースホーム」の設立者で、娘も国連人道問題調整事務所に勤務するという環境から、安田祥子さんも、常に不幸な境遇にある子供たちに気をかけてきたそうですが、
現在は、評議員として組織の運営や予算の審議に携わり、広報活動やイベントにも積極的に協力するほか、保育専門学校の特任講師、特定非営利活動法人の顧問などもしているそうです。
安田祥子のアルバム(ソロ)
それでは、最後に、安田祥子さんのアルバムをご紹介しましょう。
ソロでは、
- 1991年「歌のおくりもの-時すぎぬ間に-」
- 1993年「歌の贈り物(2) 」
- 2009年「なつかしき愛の歌~歌のホーム・パーティーにようこそ~」
安田祥子のアルバム(由紀さおりとのデュエット)
妹・由紀さおりさんとのデュエットでは、
- 1985年「あの時、この歌 第一集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第一集~童謡を歌う」 - 1986年「あの時、この歌 第二集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第二集~童謡を歌う」 - 1986年「あの時、この歌 第三集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第三集~童謡を歌う」 - 1987年「あの時、この歌 第四集~愛唱歌を歌うⅠ」

「あの時、この歌 第四集~愛唱歌を歌うⅠ」 - 1987年「あの時、この歌 第五集~童謡を歌う」

「あの時、この歌 第五集~童謡を歌う」 - 1988年「あの時、この歌 第六集~海沼実を歌う」

「あの時、この歌 第六集~海沼実を歌う」
- 1990年「あの時、この歌 第七集~ピアノのけいこ」

「あの時、この歌 第七集~ピアノのけいこ」
- 1991年「あの時、この歌 第八集~愛唱歌を歌うⅡ」

「あの時、この歌 第八集~愛唱歌を歌うⅡ」
- 1992年「あの時、この歌 第九集~子守歌を歌う」

「あの時、この歌 第九集~子守歌を歌う」 - 1992年「あの時、この歌 第十集~いずみたくメロディーを歌う」

「あの時、この歌 第十集~いずみたくメロディーを歌う」 - 1996年「歌・うた・唄 Vol.1~ウィーンにひびく歌~」
- 1997年「歌・うた・唄 Vol.2~スタンダード日本 II~」
- 1997年「歌・うた・唄 Vol.2~スタンダード日本 III~」
- 1998年「歌・うた・唄 Vol.3~サトウハチローを歌う~」
- 1999年「歌・うた・唄 Vol.4~舶来唱歌集〔街角篇〕~」
- 2000年「歌・うた・唄 Vol.5~あしたの想い出~」
- 2002年「歌・うた・唄 Vol.6~学園に歌は流れて~」
- 2003年「歌・うた・唄 Vol.7~歌声が若かった頃~」
- 2004年「歌・うた・唄 Vol.8~名画座・にっぽん~」
- 2005年「歌・うた・唄~あなたが選ぶBEST 20~」
などをリリースしています。
安田祥子は文部科学大臣表彰を2度受賞
そんな安田祥子さんは、童謡、唱歌などを通じ、日本語の美しさや日本人の心を広く伝えた活動が評価され、
2013年と2021年の2度に渡って、文部科学大臣表彰を受賞しています。
「安田祥子の夫との馴れ初めは?夫婦仲は?子供は娘1人で国連勤務!」に続く
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1986年に妹・由紀さおりさんと共に童謡歌手として活動を開始して以来、40年近くという長きに渡って公演を続けるほか、2002年からは、「公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン」の評議員としても活動し、発展途上 …





























