1960年の「夜明けのスキャット」の大ヒットに続き、1970年にも「手紙」が大ヒットを記録すると、以降、「生きがい」「故郷」「ルーム・ライト (室内灯)」「挽歌」「ふらりふられて」「う・ふ・ふ」「トーキョー・バビロン」など次々とリリースし、国民的人気歌手としての地位を確立した、由紀さおり(ゆき さおり)さんですが、女優、タレント、司会などでも才能を発揮しています。
今回は、そんな由紀さおりさんの、若い頃から現在までの出演作品(映画、テレビドラマ、舞台、CM、ラジオ番組、テレビ番組)ほか経歴を時系列でご紹介します。

「【画像】由紀さおりが姉・安田祥子と童謡を始めた経緯は?アルバムは?」からの続き
由紀さおりが21歳~35歳の時には「ザ・ドリフターズ」のバラエティに常連ゲストとして出演
1969年、20歳の時には、「夜明けのスキャット」、1970年、21歳の時には、「手紙」が大ヒットし、歌手として成功を収めた由紀さおりさんは、そのかたわら、
- 1969~1985年「8時だョ!全員集合」
- 1978~1983年「ドリフ大爆笑」
など、「ザ・ドリフターズ」のバラエティに常連ゲストとして出演し、
バカ殿様での年齢詐称ネタや、
うーん、長さんのバカ!
などのセリフでお茶の間を沸かし、コメディ女優としての才能も発揮しています。

「ドリフ大爆笑」より。由紀さおりさんといかりや長介さん。

「ドリフ大爆笑」より。加藤茶さんと由紀さおりさん。
由紀さおりが47歳~58歳の時には「コメディーお江戸でござる」「コメディー道中でござる」で伊東四朗と共演するほか、多数のバラエティにも出演
また、由紀さおりさんは、「ザ・ドリフターズ」との共演のほかにも、
- 1995~2004年「コメディーお江戸でござる」
- 2004~2006年「コメディー道中でござる」
で、準レギュラーとして、伊東四朗さんと息の合った掛け合いを見せるほか、

「コメディーお江戸でござる」より。伊東四朗さんと由紀さおりさん。

「コメディーお江戸でござる」より。伊東四朗さんと由紀さおりさん。
- 1960~1965年「おかあさんといっしょ」
- 1989~1990年「クイズ!!ひらめきパスワード」※4代目女性キャプテン
- 2015~2020年「大阪ほんわかテレビ」※さおりママ・スナック「夜明け」の主人

「大阪ほんわかテレビ」より。由紀さおりさんと笑福亭笑瓶さん。 - 2018年「第4回明石家紅白!」

「第4回明石家紅白!」より。
などの、バラエティ番組にも出演しています。
由紀さおりが35歳の時には映画「家族ゲーム」で「日本アカデミー賞助演女優賞」を受賞
そして、1983年には、映画「家族ゲーム」で主人公の愛情深い母親役を演じ、「日本アカデミー賞助演女優賞」を受賞するなど、女優としても才能を発揮しているのですが、
由紀さおりさんは、
やっとつかんだ歌手としての居場所を手放したくない。
と、あくまで歌手を続けるためだったそうで、
歌は私の原点です。でも、歌い手が歌うのは当たり前。テレビでは、ほかのこともやらないと、生き残れない。だから、私は歌手以外の由紀さおりという「人間」を、見てもらえるようにも努めました。
と、語っています。

「家族ゲーム」より。由紀さおりさんと松田優作さん。
ちなみに、由紀さおりさんは、「家族ゲーム」に出演した経緯について、
まだ女優とかそんな感じではなかったけれど、森田君(森田芳光監督のこと)が事務所に来て、何もしなくてもいいと言うんです。撮影所に遊びに来る感じでいいと。
僕はドリフターズの番組でみる由紀さんが大好きだから、あの感じでやってくれればいいというから、引き受けたんです
と、語っているのですが、
撮影に入る前には、もちろん、脚本を読み、役柄についてのイメージを作っていたそうです。
(衣装合わせの際には、用意された服に違和感を覚え、失礼だとは思いつつも、自分で用意したものを監督や衣装さんに見てもらうと、それを採用してくれたそうです)

「家族ゲーム」より。戸川純さん(左)と由紀さおりさん(右)。
由紀さおりの出演作品(テレビドラマ)
それでは、最後に、由紀さおりさんの出演作品をご紹介しましょう。
テレビドラマでは、
- 1969年「結婚」
- 1971年「24才シリーズ11 廿四才の明日」
- 1971年「土蜘蛛」
- 1971年「オレンジの季節」
- 1972年「スター誕生 栄光への道」
- 1972年「はーいただいま」
- 1972年「青春をつっ走れ」

「青春をつっ走れ」より。 - 1973年「夫婦日記 特ダネ女房」
- 1973年「一姫二太郎」
- 1974年「おんな家族」
- 1974年「ひょうたん通り」
- 1975年「マチャアキの森の石松」
- 1976年「九丁目、泣いて笑った交差点女の中の男一匹」
- 1977年「飛べ!孫悟空」
- 1977年「気になる季節」
- 1979年「そっとさよなら」
- 1979~1980年「おだいじに」
- 1981年「君はまだ歌っているか」
- 1981年「意地悪ばあさん」
- 1981年「秘密のデカちゃん」
- 1981~1982年「はまなすの花が咲いたら」
- 1982年「名物タクシー奮闘記3~逢いたくて信州~」
- 1982年「道場破り」
- 1983年「変身願望」
- 1983年「あんみつ姫」

「あんみつ姫」より。 - 1984年「中卒・東大一直線 もう高校はいらない!」
- 1984年「くれない族の反乱」
- 1984年「(秘)タクシードライバー1」
- 1984~1986年「遠山の金さん」
- 1984年「家族の晩餐」
- 1985~1986年「妻たちの課外授業」
- 1986~1987年「妻たちの課外授業II」
- 1987年 連続テレビ小説「チョッちゃん」

「チョッちゃん」より。 - 1989年「子連れ狼」
- 1990年「失われた時の流れを」
- 1992年「京都に死す」
- 1992年「ママとはじまる朝」
- 1994年「坊っちゃん-人生損ばかりのあなたに捧ぐ‐」
- 1994年「サザンスコール」
- 1994年「おやじのヒゲ」
- 1999年「ヤマダ一家の辛抱」
- 2003年「貫太ですッ!」
- 2004年「サボテン・ジャーニー」
- 2005年 連続テレビ小説「ファイト」

「ファイト」より。由紀さおりさんと児玉清さん。 - 2005年「ハルとナツ 届かなかった手紙」
- 2005年「anego[アネゴ]」
- 2006年「ユウキ」
- 2006~2007年、2019年「時効警察」※ナレーション(2007年のみスナックのママ役も)
- 2006年「法医学教室の事件ファイル」
- 2007年「松本喜三郎一家物語~おじいさんの台所~」
- 2008年「おせん」
- 2008年「後楽園の母」
- 2010年「弁護士 朝吹里矢子」
- 2012年「ぼくの夏休み」
- 2013年「特集ドラマ はじまりの歌」
- 2013年「報道ドラマ 生きろ~戦場に残した伝言~」
- 2014年「おやじの背中」

「おやじの背中」より。由紀さおりさんと西田敏行さん。 - 2016年「ラヴソング」
- 2017年「現ナマ弁護士」
- 2022年「雪国 -SNOW COUNTRY-」
- 2022年「一橋桐子の犯罪日記」
- 2022年「妻、小学生になる。」
- 2022年「無言館」
- 2024年「大岡越前7」
- 2024年「団地のふたり」
- 2025年「照子と瑠衣」
- 2025年「ぼくたちん家」
- 2025年「塀の中の美容室」

「塀の中の美容室」より。
由紀さおりの出演作品(映画)
映画では、
- 1969年「愛奴」
- 1970年「恋の大冒険」
- 1970年「クレオパトラ」(アニメ)※主題歌歌唱
- 1977年「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
- 1983年「家族ゲーム」
- 1985年「早春物語」
- 1988年「怪盗ジゴマ 音楽篇」(アニメ)※声の出演
- 1990年「のぞみ・ウィッチィズ」
- 2000年「ドラえもん のび太の太陽王伝説」※エンディングテーマを安田祥子と共に歌唱
- 2002年「模倣犯」
- 2005年「オペレッタ狸御殿」
- 2006年「青いうた~のど自慢 青春編~」※由紀さおり(本人)役
- 2007年「魂萌え!」
- 2008年「歓喜の歌」
- 2008年「まぼろしの邪馬台国」
- 2009年「プライド」
- 2009年「山形スクリーム」
- 2012年「カルテット!」
- 2012年「大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]」
- 2013年「くじけないで」※主題歌歌唱
- 2014年「くるみ割り人形」(アニメ)※声の出演
- 2016年「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」※主題歌歌唱
- 2019年「この道」
- 2021年「ブルーヘブンを君に」※主演
由紀さおりの出演作品(テレビアニメ)
テレビアニメでは、
- 2012年「ドラえもん」※ジャイアンの声
由紀さおりの出演作品(CM)
CMでは、
- 1958年 ミツワ石鹸
- 1988年 資生堂「CELIZ」※原田知世と共演
- 1989年 資生堂「コレクション’89」(「クリスマスの朝」篇) ※安達祐実と共演
- 1992年 サントリー「烏龍茶」(「夢の水辺」篇)
- 1994年 サントリー「白角」※鹿賀丈史、堤真一と共演
- 1995年 ローソン(「それいけ!ローソン通り物語’95」)
- 1997年 松下電器「パットル」
- 2001年 富士通「FUJITSU FMV」(「ミステリー映画」篇)※木村拓哉と共演
- 2003年 大塚食品「ボンカレー」※阿部寛と共演

CM大塚食品「ボンカレー」より。 - 2012年 ありあけ「横濱ハーバー」

CMありあけ「横濱ハーバー」より。 - 2016年 ライオン「バファリンEX」
由紀さおりの出演作品(舞台)
舞台では、
- 1973年、1976年「王様と私」
- 1980年「由紀さおり 唄・譜・歌通り」
- 1981年「花吹雪二人櫻」
- 1981年「由紀さおり歌通り をんな・女・おんな」
- 1982年「サイドバイサイドコンサート」
- 1983年「由紀さおり・安田祥子リサイタル」
- 2004年「のど自慢~泣き笑い音楽人情劇~」※あべ静江とダブルキャスト
- 2008年「新宿・歌声喫茶の青春」
- 2015年「五木ひろし特別公演」
- 2017年「由紀さおり特別公演」
- 2018年、2019年、2021年「由紀さおり 特別公演 夢の花-蔦代という女」
- 2019年「由紀さおり 50周年記念公演」
- 2024年「由紀さおり 55周年記念コンサート」

「由紀さおり 55周年記念コンサート」
などに出演しています。
由紀さおりの出演作品(テレビ番組の司会者)
また、由紀さおりさんは、
- 1971~1972年「歌のグランドステージ」
- 1972~1973年「ゴールデン歌謡速報」
- 1975年「歌だ!飛び出せ2万キロ」
- 1975年「バラエティー・ゆかいな仲間」
- 1985~1986年「今日もワクワク」
- 1982~1992年「おもしろサンデー」
- 1996~1997年「あの曲この人」
- 2016~2018年「由紀さおりの素敵な音楽館」
- 2018~2019年「LIVE ON!うた好き☆ショータイム」
- 2023~2025年「名曲をあなたに うた恋!音楽会」

「名曲をあなたに うた恋!音楽会」より。由紀さおりさんと三山ひろしさん。
など、テレビ番組の司会者としても活動しています。
由紀さおりの出演作品(ラジオ番組の司会者)
そして、ラジオ番組でも、
- 1971年「あなたとご一緒 由紀さおりです」
- 1972年「土曜の夜は井上順」
- 1974年「あの曲・この人・半世紀」
- 1984年「由紀さおり 男のポケット」
- 2012~2014年「由紀さおり 笑顔のなかで」
- 2015年~「由紀さおり 音楽の宝石箱」
- 2016年 アートドラマ 美女と巨匠 「ヘンリー・マンシーニ」
- 「由紀さおりのクリア・サウンド」
- (継続中)「由紀さおり・ハートフルソングブック」
- (継続中)「由紀さおりのハッピーモーニング」
ほか、
などの、司会を務めています。
由紀さおりの受賞・受章暦
そんな由紀さおりさんは、
1970年には、「手紙」で「第12回日本レコード大賞歌唱賞」
1973年には、「恋文」で「第15回日本レコード大賞最優秀歌唱賞」
1984年には、「家族ゲーム」で、「第7回日本アカデミー賞優秀助演女優賞」
1986年には、「第28回日本レコード大賞企画賞」
2012年には、紫綬褒章
2019年には、旭日小綬章
2024年には、「第45回松尾芸能賞特別賞」
など、数々の賞や褒章も、受賞、受章しています。
「由紀さおりは病気(子宮筋腫)を5年間我慢していた!近年は骨折も!現在は?」に続く
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再デビュー曲「夜明けのスキャット」の大ヒット以来、歌手として、その透明感あふれる歌声で人々を魅了するほか、タレント、女優、司会ほか多方面でも才能を発揮してきた、由紀さおり(ゆき さおり)さんですが、 実は、37歳の時に、 …



































