0歳で赤ちゃんモデルとしてデビューすると、その後は、CMやテレビドラマなどで子役として活動し、1994年、12歳の時、テレビドラマ「家なき子」で大ブレイクした、安達祐実(あだち ゆみ)さん。しかし、このブレイクの裏では、壮絶なイジメ、そして、ブレイク後も、子役のイメージから脱却できず、長年、もどかしい思いをされていました。
年齢は?出身は?身長は?本名は?
安達さんは、1981年9月14日生まれ、
東京都台東区のご出身、
身長153センチ、
靴のサイズは22.5センチ、
血液型はA型、
学歴は、
堀越高等学校卒業、
趣味は、
写真を撮ること、アルバムを作ること、
ちなみに、「安達祐実」は本名で、結婚後は「長谷川祐実」となっています。
ハウス食品のCMで注目
安達さんは、なんと、0歳の時に子育て雑誌でモデルデビューすると、その後も、子役としてCMなどに出演し、1990年、9歳の時には、「自由の丘に私が残った」でテレビドラマデビュー。
翌年の1991年には、小林稔侍さんと共演した、CM「ハウス食品・咖喱(カリー)工房」での愛らしい姿が、
「具が大きい」
の、フレーズとともに話題となります。
「家なき子」でブレイク
そして、その後も、
1991年 NHK朝の連続テレビ小説「君の名は」
1992年「HOTEL2」第7話
「学校があぶない」
「わがままな女たち」
1993年 NHK大河ドラマ「琉球の風」
「ひとつ屋根の下」第9話
「愛してるよ!」
「愛してるよ!」より。安達さんと田原俊彦さん。
と、立て続けに子役としてテレビドラマに出演すると、
1994年、12歳の時には、テレビドラマ「家なき子」が、最高視聴率37.2%の大ヒットとなり、逆境にめげず、たくましく生き抜いていく主人公・相沢すず役を演じた安達さんも大ブレイク。
周囲の大人たちから憐れみの目で見られると、すずが発するセリフ、
「同情するならカネをくれ」
は、新語・流行語大賞にも選ばれるなど、社会現象を巻き起こしたのでした。
「家なき子」より。安達さんと田中好子さん。
プライベートでも壮絶なイジメを受けていた
しかし、一方、プライベートでは、子役であるがゆえに、小学生の時からいじめられ続け、特に、「家なき子」が放送されるタイミングで入学した中学校時代は、
ドラマ上の役と安達さんを混同した同級生から、
上履きを花壇に埋められる、体操着を切られる、男の子から体を触られる
などといった、ひどいいじめを受け、
学校の外でも、通行人から、
生で見るとブスだな
と、罵られたこともあったそうで、
このような経験から、安達さんは人間不信に陥り、優しくしてくれる子でさえも信頼できず、敵に思え、中学の3年間は、ずっと一人で耐えたのでした。
「子役は大成しない」のプレッシャー
そんな悲惨な中学時代も、卒業して、芸能人が多く集まる堀越高等学校に入学したことで、ようやく、友達と打ち解けることができるようになったそうですが、
今度は、「家なき子」ブームが去ったことで、
子役は大成しない
と、週刊誌に書きたてられるようになり、
仕事が減っていくことへの恐怖や、周りからのプレッシャーに悩んだそうで、
後に、安達さんは、当時を振り返り、
(週刊誌を)わざわざは読まないんですけど、やっぱり目に入る機会はあって。事務所の人や親も焦り始めて、自分は「早く大人にならなきゃ」みたいな気持ちはありました。
その反面、どうして大人にならなきゃいけないんだろう・・・・というのもあったし、中学、高校は複雑な時期でしたね。
と、明かされています。
「安達祐実のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!写真集も!」に続く
https://www.youtube.com/watch?v=CnAsG9dGfRI