中国語圏での成功や、主演ドラマ「ひとつ屋根の下」「星の金貨」の大ヒットで再ブレイクを果たされた酒井法子さんは、1998年には、当時プロサーファーの高相祐一さんと結婚。しかし、これが酒井さんの転落の始まりだったのでした。

「酒井法子の生い立ちが壮絶!父親は?昔は?中国を経て碧いうさぎで再ブレイク!」からの続き

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元旦那との出会いが転落の始まり

見事再ブレイクを果たした酒井さんですが、
1998年、当時プロサーファーだった高相祐一さんと、
妊娠を機に結婚されると、転落が始まります。

酒井さんは、テレビ番組で高相さんに、
サーフィンを教えてもらったことがきっかけで知り合われると、

翌年の1998年7月には男の子を出産し、
しばらくは子育てに専念。

2000年には芸能活動を再開し、
芸能活動と子育てを両立と、
公私共に順調だと思われていたのですが・・・

覚せい剤取締法違反で逮捕

2009年8月3日の夜、夫の高相さんが、
東京都渋谷区の路上で職務質問を受け、
覚醒剤所持で翌日未明、現行犯逮捕。

この時、酒井さんも、
警察から任意同行を求められるのですが、

酒井さんは、

「子どもを預けているので」

と拒否して立ち去ると、

なんと、自宅マンションから大量の荷物を持ち出して、
コンビニエンスストアや量販店で、
食料品、飲料水、衣服、下着などを購入し、
行方をくらましてしまいます。

ただ、その後8月7日に高相さんが、
酒井さんも覚せい剤を使用していたことを供述したため、

警視庁が自宅を家宅捜索したところ、
微量の覚せい剤と酒井さんの唾液がついた吸引器具を発見。

警視庁が酒井さんの逮捕状を取ると、
酒井さんは、そのことをテレビのニュースで知り、
翌日8月8日に警視庁に出頭。逮捕されたのでした。

ちなみに、酒井さんは、取り調べに対し、

昨年(2008年)の夏ごろから、
夫に覚せい剤を勧められ吸引するようになった。
一緒に「あぶり」をやりました。

と、覚醒剤の使用を認める供述。

行方をくらましたことについては、
覚醒剤を抜くためだったことを明かされています。

また、後に高相さんは、週刊誌の取材に対し、

結婚5年目(2003年)ぐらいに、自分が隠れてやっている時に、
そこに彼女が現れて見つかってしまったんです。

(気化した覚醒剤が酒井や子供のほうに行かないように)
キッチンの換気扇の下でアルミホイルに入れてアブっていたから、
子供が寝ていた夜だったのかな・・・

彼女もびっくりして「何、それ?」って。
それで、とっさに「元気が出るクスリだよ」と答えたんです。

バツが悪いのもあったし、
気分が高揚していたこともあったのかもしれないけど、
つい「やってみる?」と誘ったら、彼女は「うん」と言って・・・

と、明かされています。

(そんな高相さんとは、翌年の2010年6月に離婚されています。)

解雇~追起訴~裁判~判決

こうして、酒井さんは8月28日に起訴されると、これを受け、
所属事務所「サンミュージックプロダクション」から解雇、

同時に、所属レコード会社の「ビクターエンタテインメント」
(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)からも解雇され、

その後、9月11日、事件前に家族で訪れた奄美大島のホテルで、
覚醒剤を吸引していたことが判明し、追起訴されると、

9月17日、保釈保証金500万円を納付し、
勾留されていた東京湾岸警察署から保釈。

10月26日に裁判が行われると、11月9日には、
「懲役1年6か月、執行猶予3年」の有罪判決を受けたのでした。

一旦は介護士を目指すも、芸能界復帰

そんな酒井さんは、もちろん、
芸能活動は休止し謹慎されるのですが、

執行猶予中の2010年1月には、
介護士や音楽療法士を目指し、

創造学園大学ソーシャルワーク学部の、
ソーシャルワーク学科介護福祉コースに入学するなど、
新たな道を模索。

しかし、やはり、
芸能界からは離れることはできなかったようで、

同年12月3日に、自叙伝「贖罪」を発売し、
タレント本では1位となる、初週で1.5万部の売上を記録すると、


贖罪

12月18日には、この本のPRのため、
テレビ番組「情報7days ニュースキャスター」にVTR出演。


「情報7days ニュースキャスター」より。

翌年の2011年には、中国禁毒大使のキャンペーンで、
中国に招聘され、様々なイベントに出席されると、

2012年9月27日には、ついに、
執行猶予が明ける(11月23日)タイミングの12月15日から始まる、
舞台「碧空(へきくう)の狂詩曲~お市の方外伝~」で、
主演に抜擢されることが発表され、芸能界に復帰されたのでした。


「碧空の狂詩曲~お市の方外伝~」より。
(後列左から)金山一彦さん、兼崎健太郎さん、鈴木秀人さん、
(前列左から)今井雅人さん、酒井さん、斉藤歩さん。

(ちなみに創造学園大学は2013年に閉校となり、
 結局、酒井さんは介護の仕事をすることはありませんでした)

パチンコ営業に奔走

そして、執行猶予の明けた翌日の、
11月24日に復帰会見を開かれると、
以降、本格的に芸能活動を開始され、

2013年には、
単発ドラマ「黒い報告書 女と男の事件ファイルIII『誤解』」や、
バラエティ番組「さんまのまんま」にも出演されるのですが、


「黒い報告書 女と男の事件ファイルIII『誤解』」より。
石黒賢さんと酒井さん。

地上波での復帰はなかなかうまくいかず、
舞台イベントやディナーショーほか、パチンコ営業に奔走。

実は、系列店1日3店舗、それぞれのお店の滞在時間30分で300万円、
1店舗だけだと、滞在時間20分で100万円という高額のギャラだったそうで、

すっかり覚せい剤のイメージがついて、地上波では敬遠されるも、
トークが巧みで、ファンサービスにも厚い酒井さんは、
集客力抜群で、営業やイベントでは引っ張りだことなられていたのでした。

(酒井さんは、前所属事務所へ5億円もの賠償金の返済があり、
 仕事を選んでいられなかった、というのが実情だったようです)

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現在は?

さて、いかがでしたでしょうか?

日本ではなかなか本格的な芸能活動が、
軌道に乗らない酒井さんですが、

2018年1月には、香港でのコンサートを成功させるなど、
中国では今もなお根強い人気を誇っており、

中国のある大物芸能ブローカーのバックアップのもと、
今後も中国での活躍が期待されています。

想像を絶する壮絶な幼少期を経験し、
10代でトップアイドルに登り詰めた酒井さんなので、
転んでもただでは起きないはず。

今後も酒井さんの動向には注目です!!

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