トントン拍子で人気女優になるも、1994年には突然結婚してアメリカに移住し、芸能活動を休止された、宮崎萬純(みやざき ますみ)さん。しかし、2005年に女優業を再開すると、2007年には離婚されています。

「宮崎萬純の若い頃は?ビーバップほか出演映画ドラマは?ヘアヌードも!」からの続き

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元旦那は?子供は?

1985年、高校2年生の時に出演した映画、
「ビーバップハイスクール」で一躍ブレイクし、

1994年に出版した写真集「XXX」はベストセラーになるなど、
人気女優としての地位を確立された宮崎さんですが、

なぜか満たされない思いを抱えていたそうで、

1994年8月、アメリカ・ロサンゼルス在住の、
テレビカメラマン、君武(きみ たけし)さんと電撃挙式すると、
芸能活動を休止してアメリカに移住。
(1995年と1997年には、それぞれ男の子を出産)

その後は、主婦業と子育てのかたわら、
アメリカでの主婦生活や育児などをテーマにした、
エッセイを雑誌に連載されていたのですが、

お子さんが就学したことで手がかからなくなると、

自分は与えられた命を十分に活かして生きているだろうか?

と、また疑問を抱くようになったそうで、
今度は、自己と対話をするために長年の夢でもあったインドへ。

そして、そのインドでの旅行中に、
再び日本に戻って仕事を再開しようと思われたそうで、

結局、2005年、園子温監督作品「Strange Circus 奇妙なサーカス」
の主演で、女優業を再開されたのでした。


「Strange Circus 奇妙なサーカス」より。宮崎さんと桑名里瑛さん。

病気は乳がん

ところが、同年(37歳)には、乳がんが発覚。

実は、2003年頃から、
小さなしこりがあることには気づいており、

帰国する用事があった際に、
二度、エコー検査を受けられていたのですが、
いずれも、「悪性ではないでしょう」との診断。

しかし、2005年、映画「危険なサーカス」の撮影が終わった頃、
しこりが大きくなっていることに気づき、再び検査をすると、
「乳がん」と診断されたのでした。

それで、右胸腫瘍の部分切除手術を受けると、
手術は無事終了。

その後、放射線治療(2ヶ月)と、
ホルモン療法(がん細胞を増殖させる女性ホルモンを抑制)
を受けることとなったのですが、

ホルモン療法では、倦怠感や不眠、
ホットフラッシュなど、副作用に苦しめられたそうで、

気持ちもどんどんネガティブになっていき、
本来5年は続けなければならなかったホルモン療法を10ヶ月で断念。

再発の恐怖よりも、後悔しない生活をしようと、
「私らしく生きる」ことに気持ちを変えたそうで、

宮崎さんは、

(現在治療は)なにもやっていないです。
もちろん、治療をやめるときには勇気がいりましたよ。

お医者さまが5年やってくださいと言ってるところを、
自分の気持ちでやめたいっていうわけですから。
当然、死も覚悟しました。

でも自分でそういう選択をしたことで、
自分が生きるということに責任をもてるようになりました。

薬や手術は病気を治すお手伝いをしてくれるけれど、
治すのはあくまで私自身なんだと。

意識にカチッとスイッチが入って、
からだが方向転換したような感覚でしたね。

と、明かされています。

現在はヒプノセラピー?

そんな宮崎さんは、現在は、がんを自ら克服していった経験を活かして、
「ヒプノセラピスト(催眠療法士)」として活動されています。

ヒプノセラピーとは、人々の潜在意識の中に隠されている、
慢性的なストレスのような病の原因を催眠療法で働きかけ、
それをイメージや暗示を用いて解放していく方法で、

現在抱えている問題が、幼少期に起こったことが原因のこともあれば、
記憶をどんどんさかのぼって(年齢退行催眠)、生まれる前の胎児期、
さらには、前世にまでさかのぼってしまうこともあり、

その問題がどの時点で発生したのかを認識し、
その時の感情を書き換えることで、癒やされるそうで、

宮崎さんは、第三者から教えてもらうのではなく、
自分の内側から湧き出た感覚を、自分の五感で受け取ることで癒やされていく、
つまり、自分で原因を認識し、自らの意思で癒やされることが、
ヒプノセラピーの素晴らしさだと語っておられました。

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離婚

ところで、宮崎さんは、2008年5月22日発売の「婦人公論」で、
2007年11月に離婚されたことを明かされています。

実は、宮崎さんが、2005年、園子温監督作品「危険なサーカス」で、
女優復帰したことから夫婦関係が崩れ始め、
同年夏、宮崎さんから別れ話を切り出されたそうですが、

その後、2人のお子さんを連れて帰国することを決めた矢先、
乳がんが発覚。このことがきっかけで、一旦よりを戻すも、
2007年9月に、再び、宮崎さんから離婚を切り出されたそうで、

病気をした事がとても大きな転機になったのは確かです。
もう嘘がつけない、ごまかしがきかない、
心と身体になってしまっていたのです。

夫も、一度ハワイでやり合ってますから、
やっぱりダメだったなと納得したんだと思います。

(お二人は、2001年にハワイに移住。
 ハワイでも離婚の話をしていたようです。)

親権、財産・・・と、話し合いもごく円満でした。

と、乳がんを患ったことによって、よりはっきりと、
子どもたちのために離婚を思いとどまろうとしたことが、
精神的な負担になっていたことなどに気づき、

いくら周囲から反対の声が上がっても、
強い意志で離婚を決断したことを明かされています。

さて、いかがでしたでしょうか?

大病を経て、自分の魂の真の目的に気づき、
人々を癒す活動をされている・・・ともいえる宮崎さんですが、

トントン拍子で、少女時代からの女優になるという夢が叶うも、
物足りなくなって結婚&出産。

しかし、やがてその生活も物足りなくなると、
すんなり、主演で女優復帰。

そして、子供のことより、
自分の精神面を優先して離婚。これって・・・

これからも、
自由奔放に生きられればいいですね♪

「宮崎萬純の若い頃は?ビーバップほか出演映画ドラマは?ヘアヌードも!」

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