YOSHIKIがヤバ過ぎる！HIDEに続きTAIJIも自殺！

Toshlさんが「X JAPAN」から脱退してしまい、世界進出が頓挫してしまった、YOSHIKIさん。それでも、HIDEさんと、Toshilさんに代わるヴォーカルを見つけて全米デビューを果たそうと決意を新たにされていたのですが・・・

「YOSHIKIがTAIJIを解雇！Toshl脱退の真相は喉への注射？」からの続き

HIDEが急死（自殺）

Toshilさん脱退後も、YOSHIKIさんは、HIDEさんと、

新しいボーカルを見つけたらまたX JAPANを再結成をし、全米デビューを果たそう

と、約束を交わし、再び世界進出のチャンスをうかがいつつ、日本及びアメリカで音楽プロデューサーとして活動。

また、HIDEさんや他のメンバーも各々ソロ活動を展開していたのですが・・・

その矢先、YOSHIKIさんの耳に信じられないニュースが飛び込んできます。

なんと、１９９８年５月２日、HIDEさんが突然、他界したのです。

それも、部屋のドアノブにタオルを巻きつけ、首を吊って床に座った状態で発見されたのです。

さすがに、この出来事には、良き理解者で公私ともに親しくしていたYOSHIKIさんは、

自殺ではないと今でも思っている。やっぱり、そういう（自殺をする）タイプの人じゃない。凄く冷静に考える人。

奇抜に見えますが、アタマも良くて。ただ、死んだことには変わりない。それはつらかったですね。

頭にクエスチョンマーク、（死への）疑問を背負って生きていかなければならない。

自分をとにかく責めました。自分がＸに誘わなければ死んでいなかったのではないかと。

と、精神的に深く落ち込み、

当時僕も弱ってたというか、X JAPANがなくなってしまったことでミュージシャンをやめようかくらいまで思っていた。特にToshlが離れ、HIDEが死んだときは自分をどこかで責めていた。

ミュージシャンとしてやっていけないんじゃないかと思っている時期だった。

と、やる気を失ってしまったのでした。

HIDEさんの告別式

「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」が転機に

しかし、そんな時、YOSHIKIさんに、「天皇陛下御即位十年をお祝いする国民祭典」の奉祝曲の制作のオファーが舞い込んだそうで、

どん底の中での制作依頼に、YOSHIKIさんは、まず、お母さんに相談されると、

お母さんから、

光栄な事なのでやってみたらどうですか？

と、背中を押され、オファーを了承。

そして、１９９９年１１月１２日、天皇皇后両陛下が見守る中、皇居前広場で行われた式典で、自身作曲の奉祝曲「Anniversary」を演奏されると、

あの時のことは本当に鮮明に覚えています。ものすごく緊張していたんですが、ちょうど、僕らのバンドが解散して、僕の最愛の友人が旅立った後だったので、本当に自分が音楽家としてこの後、前に進んで行けるんかなって思っているときに、そういう話をいただいて、全力で曲を書いてみたんです。

雨が降っていたんですが、演奏前に急に雨が止みまして、あの時のとても神聖なる瞬間っていうのが、自分が生かされているんだな、みたいな本当に、感謝の気持ちっていうんですか、陛下に見守られて、演奏できたというのは本当に自分のある種、転機にもなった。

自分がまたこれからも音楽家として頑張っていこう、頑張んなきゃいけないんだなと思えた瞬間でした。