長らく、奥さんについて、詳しいことを明かされていなかった、萩本欽一(はぎもと きんいち)さんですが、近年、馴れ初めほか、奥さんのことを詳しく語っておられます。萩本さんの奥さんとは、一体どんな方なのでしょうか。
「萩本欽一が香取慎吾を後継者に指名?その関係とは?」からの続き
嫁は元ストリッパー
萩本さんは、1975年、「高峰みゆき」の芸名でストリッパーをされていた、2歳年上の澄子さんと結婚されています。
萩本さんは、まだ駆け出しだった頃、「浅草フランス座」で、ストリップショーの合間にコントをされていたことから、ストリッパーの澄子さんと知り合われているのですが、
澄子さんは家庭の事情で18歳からストリッパーをしていたにもかかわらず、明るく、
自身のショーが終わると、いつも、舞台袖から萩本さんのコントを楽しそうに見て、
あんた、素質あるんだから、がんばってね。
と、萩本をさんを励ましてくれていたそうで、
萩本さんは、いつしか、澄子さんが特別な存在となったのだそうです。
再三プロポーズするも断られ続けていた
そんなお二人は、やがて、同棲を始めると、まだ売れない萩本さんに代わり、澄子さんが中心となって生活を支えられたそうですが、
次第に、萩本さんが売れ始めると、ずっと澄子さんと結婚したいと思っていた萩本さんは、澄子さんにプロポーズ。
ところが、断られてしまったそうで、その後、再三、プロポーズするも、澄子さんは、そのたびに拒み続けたそうです。
そして、萩本さんが「コント55号」で大ブレイクすると、売れっ子になった萩本さんに迷惑をかけたくないと、澄子さんは忽然と姿を消してしまったのでした。
再会後、結婚
そこで、萩本さんは、手を尽くして澄子さんを探し回ったそうで、ようやく、澄子さんを見つけ出し、あらためてプロポーズされるのですが・・・
澄子さんは、
有名人の妻にはなりたくないのよ
と、またしても断ります。
ただ、萩本さんは、
僕はもう絶対に離さないと決めていた。
売れっ子になると女性にもてる。週刊誌に女性スキャンダルを書き立てられたこともある。ウソばっかりじゃなかった。
だけど嫁さんは澄子さん。その思いはずっと変わらなかった。恩ある人だからだけじゃない。澄子さんを思うと心が温かくなるんだ。
と、結婚するなら絶対に澄子さんと決めていたことから、諦めなかったそうで、最終的には、そんな萩本さんの熱意が澄子さんに伝わり、ついに、お二人は結婚されたのでした。
嫁との馴れ初めを公表
そして、萩本さんは、テレビ番組「欽ドン!」の大ヒットで人気絶頂のさなかに結婚を発表。
ただ、その際には、澄子さんが元ストリッパーであり、現在は一般人であることから、名前など詳しい情報は伏せるようにと、マスコミに要望を出されており、萩本さん自身も、澄子さんについては、長らく詳細は明かされていなかったのですが、
2007年に発表した自伝で、澄子さんの実名を明かされると、さらに2014年には、日経新聞の「私の履歴書」で、結婚に至る経緯や澄子さんについて、詳しく明かされたのでした。
「萩本欽一の妻との関係が特殊?子供に伝えた遺産配分の条件とは?」に続く
若かりし頃の萩本さんと妻の澄子さんと二人の息子さん。