1987年には「あぶない刑事」、1988年には「抱きしめたい!」、1991年には「101回目のプロポーズ」が大ヒットするなど、飛ぶ鳥を落とす勢いだった、浅野温子(あさの あつこ)さんですが、その後、人気が低迷。1998年には所属事務所を移籍し、2003年には、その後のライフワークとなる舞台「よみ語り」と出会われるのですが・・・この「よみ語り」を巡り、当時の所属事務所とトラブルになっていたようです。

「浅野温子と浅野ゆう子の不仲説の真相は?」からの続き

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「よみ語り」がライフワークとなるも・・・

浅野さんは、2003年から、女優業のかたわら、「古事記」ほか、日本の古典、各地の民話伝説材を、現代語に脚色した舞台「浅野温子 読み語り」を、各地の神社や名所旧跡で続けられており、

その功績から、2008年4月には、國學院大學客員教授に就任するほか、同年12月には、「天皇陛下御即位二十年奉祝中央式典」でも、「よみ語り」を披露されるなど、現在では、「よみ語り」は、浅野さんのライフワークとなっているというのですが・・・

2013年、この「よみ語り」を巡って、浅野さんが恩人である元所属事務所の社長とトラブルになっていることが、週刊誌「女性セブン」(4月25日号)によって報道されています。


「浅野温子 読み語り」より。

「よみ語り」は元所属事務所の発案だった

実は、浅野さんは、トレンディー女優として一世を風靡されたものの、その後、人気が低迷し、1998年には事務所を移籍。

ドラマ出演も激減する中、2003年に「よみ語り」に出会われると、その後、地道な活動を続け、4~5年経った頃、「よみ語り」が世間で認知されるようになります。

すると、浅野さんは、

私の女優人生で初めて自分発信で企画した舞台ですが、いざ始めてみたら、まぁタイヘン(中略)この舞台では何でも自分の手でやらなくちゃいけない

などと、まるで、自分ひとりでこの舞台を考えて、広めてきたともとれる発言をするようにされているのですが、

実際には、「よみ語り」を企画したのは、浅野さんが1998年に移籍した所属事務所の社長・A子さんをはじめとする事務所側だったそうで、

神社関係者は、

A子さんが全国の神社を回り、頼み込んで、何年もかけて地盤を整えて『よみ語り』を実現させたんです。浅野さんは舞台に立って演じているだけだったんです。

もちろん、それが認知されていったのには彼女の力も大きいと思います。でも、『よみ語り』にのめり込んでいった浅野さんが、いつしか、自分の力だけでやっていると言うようになっていって…。あれでは、彼女を支えてきたスタッフがかわいそうですよ

と、証言されているのです。

事務所を移籍しても「よみ語り」を継続

さらに、それだけではなく、A子さんは、2010年1月に、「乳ガン」を患い、手術を受けられると、その後も、半年間もの間、放射線治療を余儀なくされ、一時は生命の危機もあったそうですが、

浅野さんは、一度もお見舞いに行かず、それどころか、

あの人は重い病気だから、もう現場に戻れないのでは

などと、周囲の人に言い、A子さんと距離を置き始めたというのです。

そして、なんと、浅野さんは、2010年の春、A子さんがまだ闘病中だったにも関わらず、仕事の取引先やお世話になっている神社に、自らの独立を知らせる手紙を送ると、2010年4月の舞台を最後に、事務所を移籍。

しかし、そこでも、(詳細は不明ですが)ひと悶着を起こし、すぐに、現在の「生島企画」に移籍。

そして、そのまま、A子さんたちが企画した「よみ語り」は続けられているというのです。

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もともと「よみ語り」は「語り舞台」という名称だった

しかも、それだけではなく、今では、「よみ語り」と呼ばれている舞台ですが、実は、浅野さんが移籍される前までは、「語り舞台」というタイトルだったそうで、

2007年に、A子さんが商標登録しているため、事務所を移籍した浅野さんにはその名称が使えず、内容は同じまま、勝手に「よみ語り」と名称を変更したという経緯があったのだそうです。

それでも、「生島企画」のホームページにある、浅野さんのプロフィール欄には、移籍後の舞台も「語り舞台」という名称のままで、しばらくは紹介されていたようで、

前述の神社関係者は、そのことについて、

A子さんの事務所は、このホームページの“詐称”に、近々抗議を考えているようです。こういった浅野さんのデリカシーのなさにも、怒っている神社は多いんです。

と、明かされています。

そこで、この騒動を巡り、「女性セブン」の記者が、浅野さんの現在の事務所「生島企画」に取材をしたところ、

「生島企画」は、

縁あって、弊社に所属しました浅野温子ですが、女優業及び古事記の『よみ語り』の活動も一歩一歩着実に進んでおります。今後の浅野温子の活動を温かく見守っていただければ幸いです。

とコメントしたのみ。

また、A子さんに直撃取材すると、A子さんは、

何も話せません…

と、言うだけだったそうです。

ちなみに、現在、A子さんは、ガンを克服し、浅野さんの代わりに水野真紀さんによって、「語り舞台」を継続されており、

一方、「生島企画」の浅野さんのプロフィール欄(2019年12月現在)は、

2003年より古事記を題材とした一人語りの舞台を全国の神社などで開催

と修正され、現在は「語り舞台」の名称は使われていませんでした。

「浅野温子の夫は?息子はNHK魚住アナ!現在は病気?」に続く

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