70歳を過ぎても、お芝居に、慈善活動にと、若い頃と引けを取らないほど、精力的に活動されている、杉良太郎(すぎ りょうたろう)さんですが、2019年、運転免許証を自主返納したことが大きな話題となりました。そこで、今回は、杉さんが運転免許証を返納した理由とその経緯について調べてみました。
「杉良太郎の人脈が凄い!田中角栄に福田赳夫に竹下登に小渕恵三に・・・」からの続き
運転免許を自主返納した理由は?
杉さんは、2019年6月、75歳の誕生日を前に、東京・大井の鮫洲運転免許試験場で運転免許を自主返納されると、近年、高齢ドライバーによる交通事故が多発し、社会問題化していることから、賞賛されているのですが、
実は、杉さんは、前回の免許更新の時(70歳)、実技もペーパーもテストは合格だったにもかかわらず、
大変な講習だった。この次(の75歳の時に)は更新できるかな。
と、自分がだいぶ鈍くなっていると感じ、
その後も、健康には自信があったものの、前年、別荘のある青森でハンドルを握っていると、
目や手の反応が以前よりも違うなと思った。71歳、72歳となった時に運転に問題はなかったけど、反応に問題があった。ちょっとでも不安があれば、返納した方がいいかなと思い、前倒して返納しようと思いました。
と、その運転を最後に運転は辞め、このタイミングで返納することになったのだとか。
ただ、このタイミングで返納するのは、世間受けを狙ったようで「やらしい」と躊躇したそうですが、それでも、このタイミングで返納されたのは、奥さんの伍代夏子さんが、長い間、車を運転せずにいたことから、免許の更新を忘れて、免許が失効してしまったそうで、
同じ免許がなくなるにしても、杉さんは、自分の意志を示したいと(更新を忘れて失効してしまうのは嫌だと)、このタイミングでの返納となったのだそうです。
慈善活動より免許返納で注目を浴びゲンナリ?
すると、普段は、慈善活動を通して、知らせたいことや大声で叫びたいことがあっても、大してメディアが集まらないのに、
杉さんが免許を返納しようと訪れた鮫洲運転免許試験場には、そのことを聞きつけたメディアが、既にたくさん集まっていたそうで、
なんでや!
と、思いながらの免許返納だったそうです。
そのため、撮影された写真は、一枚もにっこり笑ったものがなかったそうで、
杉さんは、
あれが私のバカ正直なところだと思う。
と、免許返納で注目を集めたことが、不本意だったことを語っておられました。
免許返納は自分の意志で
また、杉さんが返納したのを見習って、自分はまだまだ運転できると思っていた高齢者が、免許を自主返納するきっかけになるかもしれないことについても、
それは本当に全然考えてない。自分でよく考えて決めなさいと思ってるよ。道筋をつけてあげるとか、キッカケをつくってあげましょうとか、そういうのあんまり好きじゃない。
返納するのだって自分の意志でやらないとダメよ。免許取るのも自分の責任で取ってるんだから。
と、あくまで、もともと考えていた免許返納を実行に移したタイミングが、たまたま今だったことを強調されていました。
高齢ドライバーの交通事故多発についてのコメント
ただ、近年、増加傾向にある高齢ドライバーの交通事故については、
あんな悲劇はない…。家族が「この人、運転無理だ」と思ったら、支えてあげないと。この歳(とし)で、相手を傷付けたり、殺してしまったりしたらつらい。
(2019年4月、東京・池袋で、80代の男性が運転する車に母子2人がはねられ死亡した事故について)あの母子は死に損じゃないですかね。もっと早く決断した方が良かった。(事故が起こってからでは)後の祭りでしょ。
と、おっしゃっていました。
ちなみに、妻の伍代夏子さんに自主返納することを伝えると、
いいわね、いいんじゃない
と、あっさり言われたとのことでした。
(伍代さんも免許更新を忘れて失効したきり、新たに免許は取られていないそうです)
さて、いかがでしたでしょうか。
杉さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?本名は?
- 芸名は当初「杉良太」だった
- 生い立ち
- 中学卒業後は船乗りを目指していた
- 上京後は歌のレッスンとカレー店でタダ働き
- 「野郎笠」で歌手デビューするも・・・
- 反骨精神が強く周囲と軋轢
- 「燃えよ剣」で俳優デビュー
- 「文五捕物絵図」で一躍スターダムにのし上がる
- 民放局から次々とオファーが舞い込むも・・・
- 視聴率競争で芸能界に嫌気が差す
- はまり役となった「水戸黄門」の助さん役も渋々受けていた
- 「大江戸捜査網」で隠密同心・十文字小弥太役
- ゴールデンを2本とも降板した理由とは
- 遠山の金さん~「すきま風」がミリオンセラー
- 当初「すきま風」は売れていなかった
- 「すきま風」ヒットの意外な理由とは
- 出演作品(テレビドラマ、配信ドラマ)
- 出演作品(映画)
- 「医師 問題無ノ介」で14年ぶりの時代劇
- 「下町ロケット」で社長役
- ボランティア
- 「売名」とバッシングされることも
- 慈善活動に駆り立てられる理由は?<
- 前妻は?
- 伍代夏子との馴れ初めは?
- プロポーズの言葉は?
- 息子は山田純大
- 山城新伍と不仲だった?
- リアルを追求し過ぎ?
- 鶴田浩二も激怒させていた?
- 「流し目の杉さま」は嫌だった?
- 切腹シーンで本当に切腹?
- 腹から腸が垂れ大パニック
- 人を斬った時に出る音は「ズバッ」ではない?
- 「遠山の金さん」ではリアリティを求め勝手にセリフを変えていた
- 感情までリアルに
- 田中角栄元首相
- 福田赳夫元首相
- 竹下登元首相
- 小渕恵三元首相
- 安倍晋三首相
- 運転免許を自主返納した理由は?
- 慈善活動より免許返納で注目を浴びゲンナリ?
- 免許返納は自分の意志で
- 高齢ドライバーの交通事故多発についてのコメント
について、まとめてみました。
自分でこれが正しいと思ったらとことん真っ直ぐ貫く性格や、ちょっと間が悪いことから、多くの人たちに嫌われてしまう杉さんですが、数多くの歴代総理大臣から信任が厚かったり、ボランティアの実績を見れば、やはり、杉さんは、昭和・平成・令和のスーパーヒーローですね♪