テレビドラマ「相棒」では、歴代「相棒」たちと大なり小なり不仲説が囁(ささや)かれ、降板要請をしていたと伝えられている、水谷豊(みずたに ゆたか)さんですが、4代目「相棒」の反町隆史さんだけは違っているようです。
「水谷豊は3代目相棒の成宮寛貴を実の息子のようにかわいがっていた!」からの続き
4代目相棒・反町隆史(冠城亘)
というのも、テレビドラマ「相棒」では、成宮寛貴さんが3代目「相棒」を降板された後は、反町隆史さんが、「Season14」の第1話(2015年10月14日放送~)から、4代目「相棒」冠城亘役を演じられているのですが、3年ごとに交代する予定のはずの「相棒」役が、反町さんは、2021年現在、異例の6年目となっているのです。
実は、反町さんは、もともと、本命が就任するまでのつなぎとして、1シーズン限定の出演予定だったそうですが、
(仲間由紀恵さんが、反町さんの後を引き継ぎ、5代目相棒になるのでは、と噂されていました)
水谷さんが、反町さんと初顔合わせすると、
ソリいいよ、ソリいいね!
と、反町さんをとても気に入ったそうで、
某テレビ局関係者によると、水谷さんは、反町さんの明るくて飾らない性格や、撮影以外のところでも、自然に周囲へ気配りができるところをとても気に入っており、
その後、水谷さんの聞き役に徹している反町さんは、もう、現場からはずせない状態となっているそうで、反町さんが4代目「相棒」続投となったのは、間違いなく水谷さんの意向というのです。
水谷豊と反町隆史の仲は良好
ちなみに、2019年、「相棒」の「Season18」が放送開始するにあたり、水谷さんと反町さんが二人そろってインタビューを受けられているのですが、このやり取りでも、二人の親密度が伺えるので、ご紹介しましょう。
まず、水谷さんが、
(2019年で、反町さんとの共演が5年目を迎えた感想を聞かれて)5年目だから意識して何か変えていこうというのもお互いにないと思うんですよね。
自然に変わっていくのが一番だと思っていて、できれば良い方向に変わっていけたら…という思いだけだったんですが、いい感じになってきているな、と実感しています。
と、相棒役の反町さんに満足されていることを明かすと、
反町さんは、
(北海道ロケで)僕が無理やり水谷さんを誘って、一緒に大浴場に行きました。“裸の相棒”になったのが、5年目を迎えての最大の変化
と言い、
それに対して、水谷さんは、
そうね、1年目に誘われても行かなかったでしょうね(笑)
また、反町さんが、
僕は1クールで育ってきたので、5年目ですけど、まだ慣れないんですよね。僕はコンディションを維持するためにも、撮影期間中は生活のリズムを崩さないように気をつけています。
その点、水谷さんは昭和のスターだけあって、長期の撮影にも慣れていらっしゃる。そばで見ていて勉強になるなって思っています(笑)
と、言うと、
水谷さんも、
昭和のスターって(笑)。平成も令和もやってきてるんですがねぇ。おまけに夜遅くに食事をとっていると、「昭和の方はよく食べますね」なんて言うんですよ(笑)
と、ノリノリで返されており、
人の懐にさらっと飛び込むことができる反町さんと一緒にいると、水谷さんは心地良いのかもしれませんね♪
水谷豊の専制君主ぶりが「相棒」ロングヒットの秘訣?
このように、反町さんとは良好な関係であることが伝えられている水谷さんですが、一方、2014年には、「相棒」の生みの親である、プロデューサーの松本基弘さんまで降板させたと言われており、
このことについて、某番組関係者は、
キャスト、スタッフの新陳代謝を促し、マンネリ化を防ぐという哲学が水谷にはある。水谷の独善的な振舞いが、『相棒』の高視聴率につながっているのは否定できない
などと、水谷さんの専制君主ぶりを明かしています。
また、水谷さんは、かつて、
前に進むためには、ある種の勇気が必要
とも、言っていたそうですが、
それでも、歴代「相棒」のことは、卒業後も常に気にかけられているようで、専制君主というよりは、どちらかというと、テレビドラマ「相棒」を愛する「水谷ファミリー」のお父さんのような存在なのかもしれません。